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芸能界は余分
2008/10/24 20:22
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投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
UMAオタクと超絶美少女(人魚ハーフ)の物語も第4巻まできた。メインの登場人物【第1巻】他の登場人物【第2巻】もう1人のヒロイン【第3巻】と、渚と大地を主軸にしながら他のメンツのストーリーを描いてきたが、ここで渚の芸能界デビューという、もしかしたら今後の展開に影響を与えるタームを選んだのは、この物語そのものが今後新たな展開を迎えることを示唆しているような気がする。というのも、若干尻切れトンボではあったが芸能活動の部分に結構ページを割いていたからである。これで渚の存在が全国的に知れ渡ればラーメンもおちおち食べに行けなくなって大地との関係にも当然影響を与えるだろう。そして藍原了なるアイドルスターと関わりもまだ終わらないかもしれない。あの形で終わっては彼のプライドが許さないと思うし。大地の従兄が次巻でどように登場してくるかにもよるが、もしかしたら今後は渚と大地の遠距離恋愛みたいな展開があるのかもしれない。そんなことを思わせる第4巻だった。肝心の2人だが、周りから見ればほとんどバカップルのような関係は相変わらずながら進展はあまり無し。1人にならないよう、事あるごとに大地を連れて行く渚に対して芸能界側スタッフは(1人を除いて)なぜか好意的で、大地もまた小さな活躍もしている。そうした2人のやりとりは好ましいのだが、そろそろもう一歩踏み出した展開も期待してしまう。つまり、言葉に出さなくてもいいから、いい加減自分の本当の気持ちを自覚したら?というもどかしさである。この辺りの進展がないとマンネリ化しそう。それにしても渚だけでなく朱里も執筆活動で有名になっていきそうで、大地との距離が離れてしまうのではと心配してしまう。なんか・・・B級あるいはブレイク間近のグラビアアイドルを愛でる方々の心境に近いな。バトルシーンは前巻より多く魔物もよく出ていたが、このシリーズの場合バトルはまぁ正直どーでもいいので・・・。ちなみに絵師さんが変わっているが、本作だけのピンチヒッターなのかずっとなのかは不明。全体的に明るく活動的な印象を与えるが以前のしっとり感は薄れている。
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