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高校の同級生の死をきっかけに、その子の元彼探しが始まり、そこから様々な真実が明らかになっていく少女漫画だけどミステリー漫画。
水帆の恋愛感情と、ただ形容してしまっていいのかわからないけど(笑)成海に対しての気持ち立ち振る舞い(同様に成海も水帆に対して)その二人のやりとりは考えさせられるものもあったかな。恋愛って目的だけで見てしまうと、この作品は人によっては物足りないかもしれないけど…二人の人間的な変化を見ているのは面白かった。二人がハッピーエンドじゃない意味も、ラストの意味もこの作品の良さなんだと思う。
"知ってる?人間には4種類いるんだよ。間違ったバスに絶対乗らない人間と、間違ったバスにしか乗れない人間と、間違ったバスに乗ったと思ったらすぐに引き返せる人間と、間違ったバスと知りながら乗り続ける人間と”
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もぎゃ〜!嫌いじゃない、むしろ好きなタイプの真っ黒作品だけど、今はこういうのが読みたかったんじゃないんだよ〜‼︎むが〜!
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成海皓が好き。水帆が好き。成海がとにかく好き。
だから、ラストは納得いかないって言うか、もやもやするけれど。でもこの2人のラストは、確かにこうかな、とも思う。
成海が愛おしくて、水帆が好きで、2人の関係が好きだった私が持つのは、彼女らへの羨望か、或いは自己愛か。
伏線もしっかり、いろんなメッセージもある話だから、また読み返したい。
成海と水帆は、再会すると信じてる。
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最終巻。これ砂時計の焼き直しだったんだ。この作者さん人の死を絡めたり、キャラを精神的に追い詰められたりするのが好きなんだなーと思ってたらそーゆうことだったのか。でも個人的には違う作者さんだけど、僕等がいたを思い出して、成海と矢野を重ねてしまうところあった。終わり方は賛否両論そう。生まれてからハタチになるまで観察対象として生きてきた人間がそう簡単に沢山のものを吹っ切れて水帆の元に戻ってくる事なんてなさそう。でもいずれ、何年も経って戻ってくる事はあるんじゃないかなって思いたい。最後の水帆のお母さんが成海母のクリニックに通ってるのは驚いたし怖かった。これでなんで成海母が水帆を知っているかのように話してたのかも分かったし、成海母にとって、皓も水帆も観察対象だったんだとわかった。納得。でもなんだか悲しい終わり方。
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【やや辛口注意】この作品は前半から細かい心理描写にたくさん感動させられました。主人公の成長がとてもキレイに感じました。
そのぶん、自分の中では自然と、最後はキレイにまとめてくれると期待してたとこがあったと思います。
終わり方はそんな王道なんてものではなかった。
すっきりしない完結だったので意外でした。
作家様がどう表現しようが自由だともちろん思います。アリな終わり方でもあると思います。
ただ、いち読み手としては、この作品に出会った意味や読み続けた時間を考えると、あまり満足感の得られない読後感となりました。
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「間違ったバスに乗らない人」
「間違ったバスに乗ってもすぐに引き返せる人」
「間違ったバスと知っても乗り続ける人」
成海のような人に惹かれる自分はおそらく3つ目の種類の人間なのだろう。