投稿元:
レビューを見る
相変わらすハラハラさせる展開はうまく書くなぁと思います。
ただ何が起きてるかわからない感、ドキドキ感は前作の交渉人の方が強かったです。
実在の事件なんかを取り上げてて十分おもしろかったですけどね。
投稿元:
レビューを見る
交渉人の続編です。
地下鉄サリン事件や9.11テロなど、事実をうまく盛り込みながらすすめる展開にリアリティを感じて面白く読めました。
五十嵐さんは色々なジャンルの小説を書くけど、私はこの人は警察小説が一番上手な気がするなぁ。。
投稿元:
レビューを見る
交渉人として、データを詳細に分析して絞り込む、と言われればそれまでだけど、ちょっと、何でもかんでもはまりすぎるのはどうだかなー。
でも、スピード感があって、面白いけどね。
投稿元:
レビューを見る
帰ってきた交渉人・遠野麻衣子。犯人との駆け引きや絞り込む発想も見どころだが、爆弾が都内の某所に仕掛けられたという情報でパニックになる人々の危うさに恐怖を感じた。
執筆当時にはまだツィッターなどのSNSがない時代だが、果たして情報通信の発達に人間の進化が追いついているのか疑問に思う。
投稿元:
レビューを見る
なるほど、今度の犯人はそう来ますか!
結末までまだまだ残っているのに犯人を明かす大胆さw
著者がリードして見え見えでしたがwww
ラストはこじ付け?根拠が乏しいがストーリーは楽しめました。
投稿元:
レビューを見る
遠野警部の事件簿その2。
石田警視正の逮捕後を描く。
交渉係を取り巻く環境は変化していた。そこに起こる爆弾予告と混乱。
彼女はどうこの危機を乗り越える?
情報が氾濫する世界というのは、まさにこういうことだと妙に納得してしまった。
外出先でも情報に逐一アクセスできるのは便利だけど、
情報の出し方によっては社会をパニックに陥れ、震災以上の打撃を与えかねないことをリアルに感じた。
そして、上下関係の社会と利益、建前、プライド。
本当になんて厄介な人間社会。
この本はただの警察ミステリーだけでなく、情報のあり方や社会の体制について改めて考えさせられる作品だった。
作者はこういう作品の方が向いているんじゃないか…?
投稿元:
レビューを見る
第四章が若干冗長に感じましたが、内容はそれなりに面白かったです。しかし、麻衣子はいつまで石田を引っ張っていくのか?
投稿元:
レビューを見る
交渉人シリーズ第2弾
『交渉人 遠野麻衣子・最後の事件』の文庫化にあたってタイトルが変わっているのを知らず、両方借りてきてしまった。図書館で良かった。
(シリーズものは表紙にもわかりやすく番号を振ってほしいといつも思う)
石田警視正の逮捕後の話。
麻衣子さん、まだまだ未練があるのね…。フクザツ。
都内各所に爆弾が仕掛けられて、パニックになる話。
犯人が予想外だったので最後まで勢いよく読めた。
警察小説は多数あれど、かっこいい、強い、過去ワケあり女性刑事が多いので女性キャリアが活躍する話はもうちょっと見たい。
投稿元:
レビューを見る
終盤の追い詰め方に無理やり感があったものの勢いで押し切られてしまった。これも読ませる力の内か。犯人が仕掛けた情報戦にパニックになる都心の緊迫感の演出はお見事。
投稿元:
レビューを見る
1作目は個人的にかなり良い出来と思ってまして、けれど間違って先に読んじゃった3作目はそれを比較するとずいぶん出来が落ちてしまったように感じちゃいました。
で、ようやく2作目の本作を手に取ったわけですが、1作目の出来が良すぎたので、読む前はあまり期待していませんでした。
本作は某宗教法人によるテロを模した内容。都内のどこかに爆弾を仕掛けた犯人の要求は「宇宙心理の会」の教祖、死刑囚御厨徹の解放。
設定自体はさほど目新しくは感じず。けれど展開は序盤からスリリングで終止テンションが落ちず、500ページオーバーのボリュームなのに、それを感じさせないストーリーの「惹き」がありました。
今回の事件で「怖い」と感じたのは、情報の錯綜による一般市民のパニック。誰もが携帯端末を通してインターネットに情報をアップロードできるようになった現在、タクシー内の何気ない会話ですら、爆発的に、あっという間に世界に広がってしまうこともあるんですよねぇ。(40ほど前にすら、豊川信用金庫事件なんてのもあったくらいですから、たとえデマだったとしても、その影響度は計り知れないほど大きくなってるんじゃないですかね。)
ところどころ、小さな点で気になるところ(犯人とのやり取りで使用するパスワード強度の点とか)はありましたが、それを補ってあまりある面白さがあったと思います。
投稿元:
レビューを見る
交渉人の続編。もちろん単品でも読めますが、主人公の他に前作の登場人物も出てくるので、前作を読んだ方が楽しめるかも。
前作もそうでしたが、犯人の動機という箇所が非常に重要視されている作品でした。(まぁ、動機が強くなければそれに伴うストーリーの肉付けにはならないのですが・・・)
その動機がスパイスが聞いて良作になるのでしょうね。
それにしても主人公 遠野麻衣子さんの影・・・少し薄いかも(涙)
投稿元:
レビューを見る
交渉人シリーズ第2作。前作から続いている話になっているから、3作目を先に読んでしまったのは失敗だった。
話は爆弾を仕掛けたテロリストと交渉人のやりとりがメインになるが、サイトやメールが中心。交渉自体の面白みには欠ける。
ただ、都内がパニックになっていく様子はとてもリアルで興味深い。
投稿元:
レビューを見る
元上司・石田警視正の裁判で判決がくだった。
直後、麻衣子のもとに1本の電話がはいる。
「カルネアデスの板」を例にとり、判決に不満があるのだろうと麻衣子に告げる。
電話中に交番が爆破され、麻衣子は御厨の釈放を交渉するよう求められる。
シヴァと麻衣子の攻防は見応えがある。
麻衣子を信頼しようとしない上層部、わずかな手掛かりから犯人に迫っていく麻衣子。
何度もくり返される犯人側との交渉。
直接犯人と対決する場面は圧巻。
すべてを計算しつくして犯人と対峙する麻衣子は、犯人を挑発し、策を弄し、ついに犯人であることを認めさせる。
「彼女は自分の心を信じきることができないまま、自分に敗れたのです」という麻衣子のセリフは、印象的だった。
過去がどんなに悲惨なものであっても、だからといって他者を悲惨なめにあわせるのは絶対に許されない。
前作と同じように、本作の犯人にも犯人なりの事情があった。
だが、それだけだ。力で解決しようとする者は、力によって潰される。
※「カルネアデスの板」とは
自己に危険が及ぶと判断された場合、他者に危害を加えてもそれは緊急避難と解釈され、処罰対象にはならない。
投稿元:
レビューを見る
都内各所で爆弾事件が発生。要求は二千人の死者を出した“宇宙真理の会地下鉄爆破テロ事件”首謀者・御厨の釈放だった。交渉人に指名された広報課の警部・遠野麻衣子はメールのみの交渉で真犯人を突き止め、東京どこかに仕掛けられた爆弾を発見しなければならない。さもないと東京は未曾有の大惨事に見舞われるー。
投稿元:
レビューを見る
何か実際の事件をパクッてつなげただけで、人物の深堀もなく、その割に説明がクドい。ダラダラした小説で面白くはなかった。