紙の本
全てはラスト
2015/08/25 23:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わーち - この投稿者のレビュー一覧を見る
アルク先生の評判を聞いて購入。
絵は苦手な方で、話もなんだかお芝居がかってわざとらしいなぁと読み進めたら…ラストにやられました。
苦手だなと思われた方は騙されたと思って最後まで読んでみてください。
全てはラストに集約されている、そんな作品。
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題名を見た時「BL…なのか…?」と(笑)。遥々さんの作品は読む度に「この二人はこの先どうなるんだろう」とモヤモヤしてしまうのですが、今回も色んな意味でモヤモヤしました。
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本誌で連載時、毎号買っているわけではないので飛び飛びながらも、最終回だけは逃さず読んだ。
うわー相変わらず容赦ねえな……。とコミックス化を楽しみにしていたのが、ついに来た。
ぬるま湯を愛しつつも物足りない気もするBLボケしている頭にはとかく印象的に焼きついた。
前作に登場するキャラとのつながりをうかがわせる人物やその造形、散りばめられた伏線、エピソード等、ひとつ気づけばまた読み返してしまう。
余談かつ蛇足だが、絵柄といい筋立てといい、たしかにこの毛色はビーボーイ向きではないとは思うのだけど、それでも載せようとする編集さんがいることが嬉しい。
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す…すごい…。さすが遙々アルク!勝手に昭和中期あたりに時代を設定して楽しんでいました。
「愛のあるセックスってのはどういうものか教えてやる」「嫌だ、そんなの知りたくない」のやりとりがもう!何度泣いたかわかりません。
やっぱ孤独ってテーマを追求している人の漫画って読んでて泣けてくる。
絵柄で敬遠している人もいるだろうけど本当にいろんな人に読んで欲しい。それと遙々さんの今まで描いたもの全部読みたいです(笑)
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絵柄で戸惑いがあったのですが、面白い~などの感想を見たので手をつけてみました。
最初、話のテンポが合わないかな~と思ったのですが、最後まで読んですごいじんわりと感動がありました。
思わずもう一回読み直してしまいました。
買って良かったです。
セリフの言い回しとかも改めて読み返すと素敵だな~と。すごい丁寧に作品を作っているんだな~というのが伝わってくる感じでした。
ラストのシーンは何回も読み返してしまいます。
アルク先生の他の作品も読んでみようと思いました!
あ~~今年も新年から素敵な作家さんに出会えて幸せです!
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表情と動きが固くてマリオネットの人形劇のような印象を受けました…。話はBLにしては作りこんであります。邦画みたいな話。
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友達が大絶賛していた漫画。
オチが素晴らしかった。セカハンではなかなか見つけられない名作。
買って損なし。
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色々絶賛評が出ていたので気になって読んでみました。物語はかなり良かったのですが、絵柄がちょっと…。表情があまり動かない絵柄なので、気持ちを沿わせにくく感情移入しきれなかったです。もうちょっとグッと入り込んで読みたい作品でした。
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全てを持っているようで、実は人に決められた人生に縛られているだけ、おカネはあっても愛は持たない、ってステレオタイプ的にお金持ちを表現するものは多々あれど、お金持ちを羨まないと言ったらそれは嘘になるだろう。愛が無くてもおカネがあればなんとかなるかも、と、持たない庶民は夢想しがちだ。おカネ有るんだから孤独くらい我慢しなさいよ、とも思う。そうやって、その通りに生きる人もいるだろう。
以前ツイッターのフォロワーさんと、この作品をハッピーエンドと思うか、思わないかでBLに何を求めているかが分かれる、と言う話をした事がある。切ないけども、あれがハッピーエンドと言わずなんと言ったらいいだろう、と私は思っている。どうしようもないやるせなさはBLだからこそ表現出来るものだと思っているので、少女漫画の亜流的に描かれる作品を私が避けるのは正にそこなんだ…。お勧めした人が「読んで良かった」と思ったくれた事がARUKU作品に触れる最たるものだとも思っている。読んでくれたありがとう。
もう、しつこいよお前は…ってくらい『猿喰山疑獄事件』読んでるんだけど、ARUKUさん作品はいつもよくやるようにCV誰それで、ってあんまり思わなくて、なかなか当てるの難しいな、って思ってたんだけど、詐欺師の鷺坂:たっつん、星義彦:みきしんで聴いてみたい…叶わぬ夢か。
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うー(; ̄ェ ̄)
結構いろんなとこのレビューでも賛否両論だけど、絶賛寄りだったのでゲットしましたが、
私は精神性の高いお話は苦手みたい。
幸せになって欲しかったなぁ。
とか思ったら、
作者さんにこれが二人の幸せの形です!
って言われそう。
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イラストに味があるところは好きだけどデッサン狂ってるのはもう少し頑張ってなんとかして欲しい…。お話が絵をカバーするくらい素敵です。イラストの分を差し引いて★4かなあ。
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グループ総帥の孤高の王様×詐欺師の庭師。
金銭目的で金持ちに近付いて、ミイラ取りがミイラになった詐欺師の話…と書くとありがちな恋愛モノっぽいけど、ARUKU(遥々アルク)さんの手に掛かるとなんて深い物語になるのか。
人の幸せの定義は、その人にしか決められない。多くの人間は、自分の定義を知らないまま生きているのかもしれない。
衝撃のラストが2人の幸せの形なら良いなぁ…
ちなみに今作で、ARUKUさんの描くエロを初めて堪能。
絵柄は癖があるけど、濡れ場になるとそれが妙になまめかしく感じる。
庭師のビッチ加減が堪らなく可愛かった(*´Д`)
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表紙の絵やら、読み始めた時の絵を見て、期待値が低かったのですが…。
このたった1冊にドラマ性が凝縮されている感じ!心に響く言葉もチラホラ。良い作品だったー!楽しいと読むペースが遅くなってしまうのですが、この作品は2時間くらいかけてじっくり読みました♪
読み終わってから、ブクログで「評価の平均点」の高さやら、「このBLが~2010年の7位の作品」というのを認識しましたが、納得です!!!
最初はイラストに違和感があるかもしれませんが、ストーリー重視の方にはオススメ作品です。
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やっぱり童話的な構造が根底にあるのだろうと確信した一冊。
主人公二人が惹かれ合っていく様が丁寧に描かれていて、
そうだよねえ、こんな人達が出会えば、そりゃそうなるよねぇ…
という説得力がある。
それにしても構成がうまい。
最初の取り調べから過去に回想していく所など、
読者をうまいく誘導しているな!と感心しきりでした。
最後は、ハッピーなのかアンハッピーなのか、
驚きの展開だったけど、童話的にはそうなるよね、と思いました。
切ない。
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オススメ
絵が好みでないが、ストーリーがあまりにも面白い。
ARUKU先生は心にぐっとくるお話を作るのが上手だと思います。