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彼女と、拾われた猫の短編集
彼女の目線、猫の目線で書かれている
どの話の彼女も、落ち込む事があるけれど、
それぞれの猫たちに癒され、励まされ
立ち直っていく。
とても優しい話
猫がそばにいてくれる生活っていいな〜
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言葉が通じ合うことがなくても、同じ時間を一緒に生きている。生きるための勇気をくれる。寂しさ、悲しさをやんわりと包んでくれる、優しい物語だなぁと感じました。
色んなものが目まぐるしく変化していき、その忙しなさに押しつぶされそうになる。そんな闇を抱える現代人にオススメの一冊です。
特に猫たちの縄張りを管理する仙人的存在、ジョン(犬)の言葉が心に沁みます。
『愛する力、他者を必要とする力と言っていいだろう。寂しさと引き替えに得たこの力が、種を強くするんだ』という言葉。とても好きです。
多様性があるからこそ、競争は避けられないし辛い思いをすることもあるけれど、1人の何かで完結しない世界だからこそ、一人一人の寂しさや喜びに意味があり、生きる事に価値があるものになるんだと、少し肩の荷が取れたような気持ちになりました。
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素晴らしく美しい作品でした!
読み出したら止まりません
登場する猫たちも、性格も立場も全く違った者同士。
猫たちの思いにも胸がいっぱいになります。
繊細で美しい作品です。
読んで損は絶対ありません(*^^*)
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新海さんの映画は2本ほど見ているが原作本を読むのは初めてで、なんだか携帯小説を読んでいるような感覚だった。新海さんの「言の葉の庭」でもそうだったが、心情を表現するシーンが印象的で、作者の永川さんもうまく小説として完成させてる。一人の”彼女”に対して一匹の猫が付き、それぞれ人間同士が会話しているかのように心が伝わりあう。まこと、ファンタジー小説なんだけど、節、節ごとが詩のように謡うように流れ、読み始めはとっつきにくかったが、後半に入ってのめり込んだ。小説だけでシーンを想像することができ、それは映画で見たような幻想的に美しい風景が広がっていく。小説としての評価は何ともだけど、心に残る作品ではあった。
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猫と飼い主の友情の物語。
話が全部で4つに分かれていて、その都度主人公が変わるが、話自体はつながっているので飽きずに読めておもしろい。主人公も人それぞれ抱えているものが違くてとても良い。
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純粋に読んで良かった。。と思える作品でした。
猫目線の話とその飼い主目線の話で物語は進んでいき、人と人、猫と猫の出会いや別れを描いた作品です。
純粋に小説っていいな。と思える作品でした。