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映画のノベライズ、ということで分かりやすかった。
江戸時代の包丁侍にまつわるお話。
伝内が出てくると場がすごく和む。演じている西田敏行が目に浮かんだ。
料理と恋愛と時代背景。
現代にはない、モヤモヤした気持ちに触れる一冊。
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ご飯もの、好きです。
ちょっと旦那(お城の調理人侍)の変節と、
嫁が舅につくす(時代ものではよくあるけど)のが、しっくりこなかった。
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原作と思ったら、ノベライズだった。
映画は完全オリジナルなのね。
流行りの料理中心江戸もの。
筋を追うために文章はあっさりめなのはともかく、クライマックスの料理のシーンの献立表状態は如何なものかという気もするが、ノベライズならしようがない。詳しくは映画を見てねということだろう。
話は面白い。
上戸彩を古狸呼ばわりっておまえ贅沢すぎんだろ!とかは思うし、かなりムカつく男ではあります。好意を持った相手、女主人、嫁姑、もちろん旦那に対する主人公の全力で人を愛する気質が見ていてかわいい分余計ね。
映画すごくみたい。
ネタバレされても、見たい映画になりました。
ごちそうさんやみをつくし料理帖好きな人にはオススメ映画です。
二人の食材の旅、ノベライズではあっさりだったけど、映画では某海女の浜がなんか海女カフェぽくなりそうな、予感…
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長男が死んでしまったためイヤイヤ「包丁侍」と揶揄される、藩お抱えの料理人になった主人公と、夫を一人前の料理人にすべく尽力する妻の話。
軽すぎると思うくらいサクサク読めるなと思ったら、映画をおこした本でした。最近はこの手の物が多いよな。簡単に楽しくは読めるが、軽すぎて、何でそうなるの?と話の流れについていけない。
妻の甲斐甲斐しいまでの自己犠牲精神には読んでいて心揺れる。面白い視点からの時代小説と思うこともできる。
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映画の原作ではなかったので、すぐ読める感じでした。加賀藩の包丁侍のお話。春のことをどこら辺から好きになったのか、描写がちょっといまいちだったかな。
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「俺は子どもの頃、刀の代わりに包丁を差せ、とからかわれた。それが悔しくて、必死に剣の稽古をした。それがようやく役に立つ」
本書でもっとも心に突き刺さったシーンから。包丁侍にならざるをえなかった安信の苦渋と覚悟が全て詰まっている言葉だと思う。
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すぐ読み終わります。
料理の話でもあり、夫婦の話でもあり。
地元が舞台になっているので映画館に行こうと思っていたのですが、
なかなか行けず、結局テレビ放映を待つことになりそうです。
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跡取りの兄が亡くなって仕方なく継がねばならなくなった次男坊に、再婚のお嫁さん、と、この時代によくあるどうしようもない事情があるなか、お役目に誇りを持っていく過程、夫婦らしくなっていく過程が良かったです。終盤はもう、涙、涙、でした。
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とても面白いけど短いので展開が早足で進んでしまう印象。
ラストもちょっとやっつけ感が漂う。
他の方のレビューをみたら、これノベライズだったのですね。それなら納得。さらりと読めます。
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加賀藩の料理方に生まれた安信のもとに嫁いできた春。気は強いが優れた料理の腕前を持った春によって,料理に無関心であった安信にも変化があらわれます。相反する性格の二人はどのように夫婦の絆を深めていくのでしょうか。
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江戸時代、将軍家・大名家に仕える台所御用という役職があった。
武家でありながら、刀を包丁に持ちかえ主君の日々の食事を賄う侍たちは、揶揄や親しみを込めて「包丁侍」と呼ばれた。
加賀藩の江戸屋敷に女中として奉公していた春は、優れた味覚と確かな料理の腕を見込まれ、加賀藩の台所御用役を勤める武家・舟木家の次男・安信の元へ嫁ぐことに。
長男の流行病による急死により、舟木家を継ぎ、役に就くことになった安信はしかし、役目を侮り、剣の道を諦めることができない。
そんな安信を一人前の包丁侍に仕立てようと奮闘する春だが、折しも藩中で加賀騒動が勃発。安信は騒動に自ら身を投じようとするが――。
武士の誇りとは、家業の誇りとは何か。加賀の国の芳醇な食材。彩り豊かな料理の数々。藩の未来をかけて対立する人々――。
歳月をかけてゆっくりと包丁侍として成長し、善き夫婦となってゆく安信と春の物語。
映画のノベライズ版。