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紙の本
虫が意味するものとは?
2023/08/27 01:36
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある朝目覚めると虫になっていた青年グレーゴルとその家族の物語。
献身的に家族の為に尽くしていたグレーゴルが、虫になってしまったが為に家族に酷い扱いをされていて不憫だった。
悪いことはしていないはずなのに衰弱して死んだグレーゴルと希望の持てる新たな門出を迎える家族の対比がなんとも言えず、モヤモヤ。
また、最後に家族への愛情を思いながら静かに息を引き取るグレーゴルを思うと悲しい。
ただ、虫になった理由も分からないまま悲観することなく、その事実を受け止めていく様は少し不気味だった。
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いい価格
2021/07/17 18:21
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投稿者:ミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある朝グレゴール・ザムザは・・・で始まる物語り。価格もお手頃、ページも薄く、読みやすい。カフカを読んでいるとくせになる。
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初めてのカフカ
2020/07/11 12:05
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投稿者:かなた - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めてのカフカだったが、冒頭一行目から奇妙な世界へ引き込まれ、続きが気になり、どんどん読み進めてしまった。
訳文も読みやすい、かつ頁数も少ないので、カフカ初心者にもオススメ。
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まさに斬新
2020/06/16 17:21
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投稿者:kitten - この投稿者のレビュー一覧を見る
カフカといったらこの作品。まず虫に変身したことに対して、誰も疑問を持たず、説明なく物語が進んでいく。虫に変身した理由よりも本質に重点を置く、まさに斬新な作品です。
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「自分」はどこにあるのか
2020/02/17 00:53
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投稿者:ワズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度読んでも恐ろしくなる。もし明日起きて自分が虫になっていたら…とつい考えてしまう。書き出しは有名だが、その最後を知らない人も少なくはないのではないだろうか。是非この不安定な世界を体験してみてほしい。
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衝撃の変身がもたらす事は。
2019/11/14 11:07
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投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
目が覚めると、自分が巨大な虫に変わっていた。突然の事態に困惑しながらもいつもの日常が過ぎていく・・・。主人公グレーゴルと仕事、家族、社会の繋がりが虫に変化してからどのようになっていくのか。また、虫にに変化した原因は何なのかもわからないまま物語は淡々と進んでいく。虫に変化することで家族との繋がりが微妙に変化していき、最後はあっけない結末に・・・。読み手にとって様々な解釈が生まれる名作です。
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不条理の甘受と受忍
2015/09/14 23:06
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公グレゴリー・ザムザにとって徹頭徹尾、不条理な物語です。
作中に一切の救済はありません。
しかし、読者である私はいつの間にかザムザと共にその不条理に
否応なく飲み込まれました。
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個人的には理不尽な話だと思った
2015/09/12 14:49
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投稿者:けy - この投稿者のレビュー一覧を見る
頑張っていた息子でも、虫になり迷惑をかけるだけになってしまえばすっぱりと切り捨てられる。いきなり虫になったのは確かに不条理だと思うが、その後のザムザは理不尽な仕打ちを受けた。なんにしても、酷い話だ。
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不条理をテーマにした王道作品です
2015/03/22 23:53
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日目覚めると、主人公のザムザが巨大な毒虫に変貌していたというブっ飛んだ設定の本作は海外文学の名作と評されており、他の方の解説の通り、歴史背景も感じつつ読むとより一層の深みを感じつつ読むことが出来ると思います。
しかし、文学そのものに興味がなくても、歴史背景を気にせずとも、一つの読み物として充分面白いです。笑えるほどにリアルな毒虫の苦悩、あまりにも不条理な展開は不条理をテーマにした王道作品と言えるクオリティです。
「堅い古典作品はちょっと…」と思っている人でもそこまで苦労せずに読めると思います。