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いまTVなどでおなじみの金子 哲雄さんの著書。
非常に読みやすい文体かつ例示などで誰でもとっつきやすいと思う。
内容は、流通に関することについて。
私たちの生活に身近な例をたくさんとりあげており、非常にわかりやすい。
後半のダイエーとイトーヨーカドーの分析には多少の疑問も残った(消費者嗜好の変化の重要性が低く取り上げられていると思う。)。
本としては内容は薄めだが、
とても読みやすくオススメである。
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少しだけ世界の仕組みが分かったよ
安ければいいっていうのは消費者には嬉しい事だけど
目先の事ばかり追われていたら世界はどうなる??
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仕入れ値が安ければ納得できるけど、農作物は安過ぎ。食べ物に関しては安ければいいとは思えない。そもそも生産者が生活できないような値付けはまずい。。
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あまり難しい事は書いてなく読みやすいです。激安を喜んでいるとそのうちしっぺ返しがくる。安さの裏の悲劇を考えなければならない。著者の言う「激安栄えて、国滅ぶ」は断じて避けなければならない。
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PBとか、ダブルチョップとかは初めて知ったので、役に立ちました。ただ、全体的に内容に厚みが感じられないような気がします。
以上
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[ 内容 ]
経済をわかりやすい語り口で語る著者が、「激安」商品を俎上にのせ、安さのからくりをズバリ指摘。
コストを徹底的に減らせたワケは。
コラムも充実した、賢い消費者になるための必読書。
[ 目次 ]
第1章 「激安」の現場(激安ジーンズのからくり;百円バーガーのからくり;低価格スーツのからくり ほか)
第2章 「激安」の人物史(フロントランナー 中内功;欧米型リーダー 鈴木敏文;地方からの発信 柳井正 ほか)
第3章 「激安」のこれから(ナショナルブランドからプライベートブランドへ;「ブランド」という付加価値;激安の裏側にあるもの ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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激安パソコン、ジーンズなど・・。
モノが安くなる仕組みが書かれています。
後半は、中内功(ダイエー)、鈴木敏文(イトーヨーカドー)、
柳井正(ユニクロ)、安田隆夫(ドンキホーテ)の4人について書かれています。
キーワード
宇宙モニター方式
ダブルチョップ
ヨーロッパでは店・日本ではメーカー
再販価格維持商品 ワイシャツやキャラメル
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経営者側の革新的な様々なビジネススタイル。それが誕生し、世の中に認められ、評価され、定着していくまでの過程において、彼らは何を考え、何を発見したのか。
“賢い消費者”になるために、激安市場の構造をきちんと理解した上で、臨機応変に選択していくこと。
つまりは、自らの目で見て、考えることが第一である、と。
身近でありながら縁遠いテーマ。だけども、大事なテーマ。
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工場を人件費が安い場所に作る。製造から流通のあらゆる段階での効率化が値下がりを支えているがわかります。
後半は安売りの人物、中内功、鈴木敏文、柳井正氏の簡単な活動の歴史について書かれています。
金子氏の面白さが伝わる一冊です。
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「激安」のからくり 第1章は書名通りの内容。それよりも、第2章の人物史、第3章の未来予想が他にはない内容で面白かった。とにかく安いのがいい、と思ってそうな著者だけれども、そういうわけではなかったんだなということが分かった http://amzn.to/d0TIfw
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みなさんは考えて商品を買っていると思いますが、価格について考えたことはありませんか。「なぜパソコンがこんなに安いのだろう。」そう思ったあなた!この本を読み、より楽しく買い物をしてみてはいかが。
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印象に残った部分
●p58 炊飯器や電子レンジなどの生活家電、テレビなどのデジタル家電は引っ越しなどにより住宅需要が伸びると、需要が高まる傾向にあるといわれています。つまり世界的な住宅需要が下がると、家電が売れなくなり、家電が売れなくなると、部品であるメモリーがなどの在庫が増え、在庫が増えると値崩れを起こし、パソコンの相場も下がる、といった仕組みになっています。「風が吹けば桶屋が儲かる」ではありませんが、直接関係がないように思える商品どうしが、どこかで繋がっています。この関係性から、サブプライム・ローン問題以降は、パソコンのみならず家電製品全体の相場も下がっていたのです
●p119 価格を維持するために、町の各電器屋さんを組織化したのです。いわゆるパナソニックのお店、ナショナルストアといわれるものを作りました。メーカーが希望した価格で販売することで、エリアごとの競争が起きないような仕組みづくりをしました。つまりは価格統制です-途中略-中内功は松下電器と徹底的に戦いました。昭和40年代後半にクラウンという会社に、プライベートブランドのブブというテレビを作ってもらったのです-途中略-プライベートブランドがNB(ナショナルブランド)に対する価格圧力要因であったことは、この当時から垣間見ることができます
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ついつい、安い品物に手を伸ばしてしまう。
その後で、こんなに安くて生産者は大丈夫かな?なんて思ってきた。
本書は激安がどのように実現されるのか、具体的な事例に即して説明される。
基本的にはメーカーから流通に主導権が移ったことである、と。
冒頭の、自分が感じてきた後ろめたさは、筆者の問題意識に通じるものがあった。
その上で、勉強になったのは、異なる業態の間で無理やり価格の比較をしてはいけない、ということだった。
筆者の言う、賢い消費者になりたい。
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先見の明があった。確かに流通大手が日に日に巨大化して、生活の中に入り込んできている。まさにコンビニ社会になっている。
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新しい知見もないし、ビジネスモデルの掘り下げた研究も見当たらない。みな、どこかで聞いている知識のみ並べたように思える新書だった。
本書は、残念な本であると思う。