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先が読めない、アカマ自動車買収劇。それに絡む人々の様々な背景。相変わらずのスケールの大きさに、もちろん鷲津のカッコよさ♪ただ、慶齢のの役割が、たいしたことなかったのが残念といえば残念。魅力的な登場人物だっただけに。アラン関連の事情は必要だったのかな…?終わり方のセンスはさすが!
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この本はファンドの買収劇をテーマにした小説だ。主人公は、鷲津政彦という日本人。1986年にアメリカ最強のファンドKKLの日本法人ホライズン・キャピタルのトップとして日本に帰国。日本で買収合戦を繰り広げ、大旋風を巻き起こした人物・・・。ちなみにこの時の話は、シリーズ初回作「ハゲタカ」、二番目の作品「ハゲタカⅡ」で描かれている。
正直、前作「ハゲタカ」や「ハゲタカⅡ」はあまりにも面白くて何度も読み返してしまったものだが、今回の作品も負けず劣らず面白い。この本・・・いや、シリーズ通じて読者を惹きつける特徴が色褪せていないからだろう。
(書評全文はこちら↓)
http://ryosuke-katsumata.blogspot.com/2011/10/mba1mboebombo-201161-2-1986kkl-1-1-11.html
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自身を金融業界への道に進ませるきっかけとなった本、ハゲタカ。
本書は、そのハゲタカシリーズ3作目である。
相変わらず面白く、
金融の奥深さ、グローバルで働くことの面白さ、
情報収集の大切さ、仲間の大切さ、いろんなことを教えてくれる。
3作ともに、
人生について思い悩んでいるときに、
目の前にポーンと現れてきては、元気を与えてくれている。
今後とも事あるごとに読み続けていきたい本である。
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企業買収という難しいテーマだが、興味深く読み切れる本。
ハゲタカシリーズは、NHKのドラマから入り、ハゲタカⅠ・Ⅱをたどっている。
久しぶりに読んだものだから、鷲津を大森南朋として読み始めて、「あれ?違うわ・・・」となる。
NHKの大森南朋版の鷲津も好きだが、原作の鷲津も好きだな。原作の方が人間身ある感じ。
内容について、始めは読むのに苦労したが、段々引き込まれるように読めていった。後編に向けての盛り上がりがいい。
「さぁ、後編読むぞ!」といいテンションを保ったまま本を閉じれる。
東野圭吾以外でここまで入り込んで読んだのは久しぶりな感じがする。
後半も楽しみ。
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鷲津政彦がアランの死をひもとくべく 中華人民共和国と接触。
法律のルールがあってないような国との企業買収合戦
好きなだけなんです
鷲津政彦が
あの人間観に憧れるだけ
ただただそれだけ
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何か詰め込みすぎの印象。登場人物全員お金持ちすぎて、「これはビジネスマン向けのハーレクインなのか?」と思いました。映画とは違って楽しめる感じです。
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ハゲタカシリーズの3作め。中国が立ち上げた国際ファンドが、日本最大の自動車メーカーを標的に買収を謀る。白羽の矢が経ったのが、日本で最強の買収者と呼ばれる「サムライ・キャピタル」社長の鷲津政彦。自動車メーカーの内紛、中国政府の関与など、さまざまな勢力がうごめく姿が興味をそそる。舞台になるのは上海、マカオ、香港。中国の素顔が活き活きと描かれており、スケールの大きさも圧巻。鷲津と中国国家ファンドとの戦いがどう決着するのか、最後まで目が離せない。
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ハゲタカシリーズ第3弾。
劇場版「ハゲタカ」の原作となった本書。
日本に失望した鷲津が乗り出すアカマ自動車買収。
中国の若き買収王との争いに鷲津は果たして勝てるのか?
登場人物達はそのままに、新たなストーリーとなった。
当然、これまでのシリーズの内容が随所に出てくるので、
従来のファン向けであるのは間違いないが、
もちろん単体でも十分に楽しめる。
主に3つの視点で描かれているストーリーが、
下巻ではどう交差してくるのか?実に楽しみ。
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「ハゲタカ」シリーズの第3弾。今度の相手は中国。下巻でどうなっていくかわからないのは、3作目でも健在。
読み終わるのが惜しい作品。
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ハゲタカⅠ・Ⅱに続くシリーズ3作目。舞台が中国へと、話がどんどん大きくなってしまってますが、相変わらずキレのよい文章で、物語にグイグイ引き込んでくれます。
このまま下巻に突入します。
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新しいこともあり、サブプライム問題とか、中国の台頭、日本企業の危機感の希薄さ等、現実の社会でも起きそうなものが対象で、非常に面白く、あっという間に読んでしまった。
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「ハゲタカ」シリーズの続編です。前作で活躍していた芝野さんの影が薄かったのが寂しいですが、作中の自動車会社をめぐった買収劇はなかなかリアルでした。
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ああ、惜しい、最後の四分の一、一気にダレて消化不良。。。
途中まですんごいスピード感でビュンビュン読んだだけに残念。
柴野とマジテックのその後、とか。慶齢って結局なんだったの、とか。将家何もそこまで、とか。綿密に練られたプロットの一部が繋がらないままで放置された感がありあり。惜しすぎる。
※以下備忘録:悩みがあるときは3日ごし、1日目は肯定的に、2日目は否定的に、3日目は肯定と否定を戦わせる。 SWFは豊富な外貨準備高を減らすためで、儲けるためではない。
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ハゲタカシリーズ第三弾。やはり主人公の鷲津政彦がかっこいい。いい奴なのか悪い奴なのか、微妙な設定がいい。
中国が絡んでよりダイナミックかつスリリングな展開に。 面白くて一気に読める。
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今年の記念すべき第1冊目。
最近浮世離れした内容の本ばっかり読んでたので、ちょっと現実に戻ってみようと。
キーワードが「中国」「自動車」って…どんだけ現実ど真ん中なんだ。
冒頭あまりの現実ぎらぎら感に若干うんざりして立ち止りましたが、ストーリィが動き出したらあっという間でした。
ああ疲れた。
それにしても小説の中で「コモンレール」(ディーゼルエンジンの一部)やら「ECU」(制御装置)やらの名前を聞くことになるとは思いませんでしたよ。
新入社員研修かッ!みたいな。
あと、巻末の対談で、私が去年あたりからずっと不安に&不思議に思ってたコトと同じコトを話していて、「仲間がいた!」ってちょっと嬉しかった。
まあ対談は09年のものなので、どんだけ遅れてんねん私!って感じですが。
しかしこれ、シリーズモノの第3作だったとは…。
先に読んでしまったのは手痛い失敗であったよ。