投稿元:
レビューを見る
エッセイを(たぶん)初めて読んだ。
その人の中身が少し覗けるようで楽しかった。素敵な方ですね、ユーモラスで真面目で。テレビだけでは知り得なかった堺雅人さんを堪能させてもらいました。
投稿元:
レビューを見る
型破りな人間が苦手である。クズな奴を、人間味があるだのなんだの容認するのも何か違う気がする。ともすれば、それをステータスにしがち(だと勝手に思っている)な業界で、何ともフンワリと見える堺雅人に前々から興味を持っていた。本書も私がみたその人物像と、決して遠くない。
投稿元:
レビューを見る
堺さんの役者というお仕事を語るコラムといった感じ。かといって「役者とはなにか」を堅く語るわけではなく、演じている人物の職業や、時代背景、生活環境などについてのお話が主。
日常のエッセイかと思って手に取ったので、思った内容と少し違って意外でした。文面から、仕事の方に常に視点を向けているように感じ、真面目な方なんだな、という印象でした。
ひらがなが多かった。
投稿元:
レビューを見る
最近人気な俳優さんのエッセイ集。
たくさん本を読む人だけあって、文章も読みやすく、面白く読めた。
一つ一つが短いので、細切れの時間でも読めちゃうのがとても良い。
投稿元:
レビューを見る
堺雅人ワールドだ。語り口がやわらかで読みやすい。なんといっても、文章が堺雅人の声で聞こえてくるのだからたまらない(^^)
投稿元:
レビューを見る
正直この本から学ぶことはあまりない。でもそこがいい。堺さんが日々考えていることに対して、明確な答えをこの本では出していない。こうではないかなぁに終始している。ただ、このように自分の仕事について色々考えるのは俳優でも俳優でなくても一緒。堺さんは、最後は自分で感じ、考えた感性を大事にしましょうって言ってるのかな?
投稿元:
レビューを見る
「壁男」は監督から撮影時のエピソードをあれこれ聞いていたので、文章も特に親近感がわいた。役者の軌跡。
投稿元:
レビューを見る
俳優さんとしても、好きだけれども、この人の書く文章はなんか、たゆたゆとしていて、なんか私はとっても好きです。
自分が、がしがしがんばってしまうたちなので、
こんな感じで力をぬいた感じでやれるのなら
本当にいいだろうなと思ってしまう。
投稿元:
レビューを見る
p.292
演じることそのもののヨロコビ、が役者の下地には必要なのだ。誰かの役にたつ、とかよろこんでもらう、といったヨロコビは本来あとまわしでいいのかもしれない。
▶誰かのためとかより、もっとわがままに自分の喜びを追い求めていいのかも。自分が楽しくないと、楽しませることはできない。
投稿元:
レビューを見る
言葉に対する理解の深さがハンパない。脚本から人物像を構成していくような洞察の深さがこのエッセイに垣間見える。
ボキャブラリーが豊富で、比喩がウィットに富んでいて、嫉妬!
投稿元:
レビューを見る
この本を読んで、より一層堺雅人が好きになった。
頭がいい人なんだなあ、と思う。
言葉のひとつひとつの選び方がとても好き。
なんだか雲の上にでもいるような気分になる。
落ち着くし、読んでいてほっとする本。
投稿元:
レビューを見る
堺雅人、
この人の頭の中に興味があって読んでみた。
自分ではない何者かを演じること。
そこに真面目に向き合って、
様々なことを考えていた。
大河ドラマ『篤姫』の撮影時期には、
“品”ということについて、3作にまたいで思考をめぐらす。
読んでて思ったのは、ふわふわとした雰囲気をまといながらも、
根っこはなかなかに面倒くさい人だな、ということ。
各回の最後の一文で客観的に反省したり、結論が出せず嘆くようなところとか、
おこがましいけれど、自分と文章感覚が近いような気もして、
その、“なりきれてない自分”を見る視点に、結構共感した。
投稿元:
レビューを見る
単行本も持っているけど、文庫版に収録されている対談が読みたくて購入。
宮尾登美子さんとの対談が面白かった!
投稿元:
レビューを見る
クスッと笑ってしまう。
日常で、誰もが無意識になんとなくあぁいいなと思ってすぐ忘れてしまうような内容を、彼は、突いて言葉にしている。
本編「里」で、おばあちゃんとおじいちゃんの話の軸まで突いてくるように、
感性ポイントが良くて、正直で、分析明解!
役者の中では、謙虚な方だ、といわれているようだが、この本を読むとイメージしにくい。プライベートはマイペースなんだなぁ(笑)、と。
「正直にいえば『おもしろい』かどうか全然わからないのだ」(p320 l.3-4)
そんなこと考えなくても、堺氏が話していることは十分に興味深く、面白い。
ここもクスッとしてしまった一文。
次巻も早く文庫化を!笑
投稿元:
レビューを見る
hontoで500円クーポンもらったので、利用。
「半沢直樹」番宣観てから、
又吉以来の芸能人読書家を見つけた。
どんな文章を書かれるのかとても興味があって
読んでみたかったのでグッドタイミング。
とっても読みやすい。
文章に品があるというか、お人柄を感じます。
ちょっと遅ればせながらやってきた堺雅人フェア継続中。
これを読むと過去に出演していた映画やドラマ、舞台がますます観たくなる。わたしが知らない堺さんがたくさん出てくるものですから。
追記:
洋ちゃんのエッセイより早く読み始めたのに、結局こっちのほうが後に読了。洋ちゃんのは例えて言うならラノベ的な読みやすさと、とにかく身近な話題に洋ちゃんのストレートな気持ちがすかっと読ませるのに比べ、堺さんのそれは、とても文学的で、お人柄もさることながら、こちらも堺さんから湧き出る情熱的なものを文章から感じることができた。
おもえば堺さんに注目するきっかけになったのは「アフタースクール」洋ちゃんと共演した作品からである。あの作品で注目しなければ、もっと違った視点からでしか、興味を持たなかったかもしれない。だからなのか、作品と言う作品、ほとんど観ていないのはとてもざんねん。
これを読んであれもこれも、できれば観たくなった。
(さすがに「篤姫」だけは追えないがなぁ・・・)
余談だが、堺雅人と同様、わたしの中で同じ位置にいるのが長谷川博己。
この2人は突然現れた、得体の知れない、それでいてなんとも興味を惹かれる役者さんである。