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自分という存在の危うさに恐怖してしまう。自分は本物?自分というのは相対的に存在するもので、絶対ではない。面白かった。
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恩田陸作品で一番「怖い」と思ったのがこれ。一人で読んでたら後ろを振り返れなくなる。背筋が凍った! ラストは恩田節全開な曖昧展開でしたがこれはこれで。いやもう本当怖い。
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「黄泉かえり」と同じ作品をオマージュしています。でも大分感じは違います。こちらの方がミステリー色が強いかな。
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ぶっちゃけ本気で怖かったです。夜中に読んだのも災いしたかも。いや、これは怖いって!自分も盗まれてたらどうすれば…!!?怖いよーーー。うぇー…。
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ホラー苦手なんですがこれは最後まで読まずにいられなかったです。
読後1週間くらい、マンホールが怖くて仕方なかった。
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「結構有名な話みたいよ」と母が古本屋で買ってきてくれた。
有名?なだけあってなかなかおもしろかった。
ある日突然町に人がいなくなってしまうという話。
誰もいない町で主人公達がその原因を探る。
こういう話が大好きなのでかなりよかったと思う。
それにしてもこの本の題名ってシェイクスピアの本の題名にもこんなのあったような…
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人に薦めたくなる面白さではなくて、自分の中でずっと保護をかけておきたくなるような面白さ。人の流れ方が秀逸だと思った。
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夏休みに読むのに向いているような幻想小説。SFやファンタジーを狙っているわけではないだろうし、ミステリーとも違う。そういうのを超えた心理ものとして読むにはちょっと中途半端かもしれない。
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おもしろい書き方の作品であった。
表現の仕方が古い感じや新しい感じの表し方を使っている。
個人的には古い表現の方法のほうが好きである。
最後のところはなんか物足りなかった。
もう一声欲しい作品であった。
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閉鎖された世界で起こる謎。
と、言ってしまえばそれまでなのだが、思いのほか面白いのはSF要素まで盛り込まれているからか。
消えて戻ってくる住民は、同じようで同じじゃない。
変わりないはずなのに、違和感がぬぐえない。
それは、その本人自身でさえ確信が持てないが確かにある違和感。
何かが逆転し続けて、いつしか自分とジブン、世界とセカイの境界線さえ分からなくなってしまった。
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怖い。
怖いよ……。
話自体は非常に在り来たりなんですが(ストーリー自体は「屍鬼」を、ネタ自体はタイトルは忘れましたが花村萬月の無人島の小説を思い出しました)雰囲気作りが上手いので怖い。一応SFなのでネタバレはしませんが、怖いです。
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特定の土地にまつわる記憶、その断片、その断片がやどった事象の一つ一つの描き方がとても印象深い作家だと思う。水郷が舞台。
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久しぶりに会う知人は、はたして本当に私の知っているその人なのか。けっこう恐怖でした。淡々としたラストも。
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ある日突然いなくなった人が、1週間くらい経つと戻ってくる。どうも向こう側の人間になって帰ってくるらしい。そんなことが続くある町でその謎に挑む4人。しかし、その4人も向こう側に人間になることを自ら希望してしまう。目覚めたとき同じ場所にいたらすでに向こう側の人間だったことがわかる。目覚めたとき、日にちがたっていれば向こう側の人間になったことがわかる。さて、多聞はどちら側にいるのだろう。
この4人、常識では考えられない事態が起きても、さほど驚いていない。ゼリー状のものが人を襲っても、それは夢の続きか見間違いとして自分を納得させているんだろうか。この感覚がちょっと解せない。それと、携帯から市内にかけるとつながらないが市外にかけると圏外の表示が出るとあるが、圏外の表示はかける先には関係ないと思うのだが、この本を書いた頃は携帯に対する知識がそんなになかったんだろうか。しかし、どちら側の人間で居たいかなんてはっきりしていると思ったが、あちら側のほうがいいと思うのは全員があちら側に行ってしまったから?マジョリティを望む日本人の性質を言いたかったのだろうか。2006.4.24読了
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今まで読んだ恩田さんの作品の中で、一番怖いと思う。
ところどころグロい。
表現力は、ぴか一ですね。