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仕事に対するやる気の出し方について非常に論理的な視点から説いている
モチベーションという表現というよりは、「動機」と表現するほうがあっている感じ。
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仕事にエンゲージメントをし、内的報酬を感じている人(すなわち、のめり込んで仕事をしている人)の方が、仕事幸福度が高いし、パフォーマンス成果も高い!「活力」「献身」「熱中」がエンゲージメントの3要素!
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楽しみながら仕事の成果をあげる7つのルール、と称して、ハイパフォーマーの仕事への取り組み方を説いた本。
7つのルールは下記のとおりである。
1.仕事のやりがいは自分で見つけよう
2.「正当パワー」で仕事をしよう
3.ストレスは元から解消しよう
4.仕事のプロセスに面白さを見出そう
5.シナジーを生み出そう
6.コミュニケーション力を鍛えよう
7.仕事と生活のバランスを快適に保とう
本書の特徴は、著者が心理学のバックボーンを持っていることから、それぞれの項目が有効であることの根拠づけに心理学を中心とした理論を用いているところにある。
原理原則を理解した上での「ルール化」なので、腹落ちする(議論が少々冗長に感じる部分もあるけど)。
原理原則が分かれば、場面に応じての応用が利きやすい。
好みは分かれるかもしれないが、著者の経験則だけに拠った威勢のいいフレーズばかりが踊る系統の本より、そういう意味で使い勝手がいいと感じた。
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考え方に筋が通っていて、同意し易い。だからか、理解したつもりになるのだが、そもそも難しい学びがあるわけでは無い、正論の凝縮本だ。
モチベーションには正当性が必要。納得できない仕事を渋々するのは誰しも嫌だから、これはその通り。同じように思わず共感して、そうそう!と口に出してしまいそうになったのが、優秀な社員とは?という項。仕事とはプライベートを犠牲にしてでも成し遂げるべき。自分の価値観は口に出さない。辛いのが当たり前。こうした3つのパラダイムに応える、所謂ガリ勉社員が評価されるが、それは、与えられた価値観や基準に従っているだけだし、これを評価すると会社は同質化し、新たな価値を生まない。更には忍耐のパラダイムは連鎖する。これが変わりつつある、と。しかし、いやまだまだ!なんて感じながら、本と対話。
このパラダイムでなければ、今なにが求められるか、というと、内的報酬。ここでもキーワードは正当性。そりゃ、そうだ。
そうこう読み進める内に、コミニュケーションを鍛えよう!のコーナー。コンテクスト型ではなく、コンテンツ型で、具体的に相手の言葉で、ここでも正当に!いや、正当というのは、その通りで万能なフレーズなので、そのキーワードの多用はちょっと。という点はあるが、まま為になる本。