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科学とは、科学的思考とはどういうものか、そしてその結果得られている最新の知識はどのようなものなのか、がこの本のテーマだ。
第一部・第二部では、科学者の考える「科学とは」「科学的思考法とは」が語られている。「スケール」が重要。『宇宙が始まる前には何があったのか』でもそうだったが、宗教との対比が多い。アメリカの現在の状況がわかるようで興味深い。
第三部はちょっと詳しすぎるくらいの LHC の解説。続く第四部で素粒子物理学の現況についての解説。第五部で宇宙についての解説。現在進行形の理論も含めて最新の物理学の姿を紹介してくれている。
最後の第六部で、もう一度「科学とは」というテーマに戻ってくる。
科学的に考える、ということがどういうことか、がやはりこの本のメッセージだろう。そしてそれでどんなことがわかるのかの例として物理学の成果が挙げられているわけだ。
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厚くて重いので,持ち運びには不向きだが,内容はしっかりしている。スケールの話は目からウロコ的。
LHCについてもよく分かる。
2014/03/15図書館から借用;直ちに読み始め
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i believe that it has other world and another dimention. from zero to infinity. from proton on the Earth to cosmic end. Knocking on Heavens Door. she like a obsessional to study. seeing cosmo become dark energy 73%, dark matter 23% and material 4%. this ratio is the ocean : the land : the biomass resemble to it. anyway, endless amaze!
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素粒子理論、LHCの説明に多くを割いているが、この部分は村山斉氏の著書の方がコンパクトで数段わかりやすい。
前著で語られたブレーンワールドなどの魅力的な仮説についてはあまり進展が見られない。
ちょっとネームバリュー先行の感。著者の表現や喩えが好きなファンなら楽しめるか。
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全く知らなかった世界。
156ページまで読んだ。
読み込むのに時間がかかる。
理系の専門知識を分かりやすく書ける人が増えてる。
買っても良い。
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難しかった。
容易な言葉で書かれているが、途中おいてかれるところがあり、読み直さないと理解できなかった。
正直SF映画のような仮説だと思いながら読む部分もあった。
私たちが生きてるうちに宇宙の扉はあと何枚開くのか?
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長いし思考が行ったり来たりでむすがしかったけど
なんとか読んだ、ちょっと速読もした。
最後の天才とはみたいなところで、集中力と続ける力
みたいなところ、しっかりやっていこうと思った。
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ジーンクエストの高橋祥子さんがオススメしてたから読んだ。
専門的な話は読み飛ばしだが、科学に向かう姿勢としての「スケール感を捉える」下りが面白かった。
同じものでも、どのスケールのもとで捉えるかで見え方は変わるから、思考を停止させないようにしたい。
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一番の主題は素粒子物理学で、著者がいかに先端的な理論物理学を研究していてLHCがその観測を行っているかを手前みそに紹介している。でも興味深いのは第二の主題である科学的思考だろう。基礎の積み重ねと創造性や継続性の大切さが説かれる。
残念なのは、興味深い内容であるのに、宇宙論の本としては分かりやすくはないところ(素粒子物理学の本としては分かりやすいかな)。また、はじめの方で『科学は「どのように」に答える』ものであると記しているのに、後半で『宇宙が「なぜ」こうあるのか』を問うのも残念。あと、本文中にタイトルは「天の扉をノックする」であると書いているのに、書名が「宇宙の扉をノックする」になっていてそれも残念。