紙の本
恋歌多し
2016/08/20 20:26
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
改めて読むと、恋歌の多いこと。この時代は他に愉しみが無かったのか?それとも、恋に正直だったのか?
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光琳かるたが好きで、でも本物のかるたは目玉が飛び出すほど高くて手が出ない。
一応全かるた揃ってみられるので小さいけどまあ、買ってよかったとする。
それにしても何が書いてあるのか全く読めないというのは日本人として由々しき事態なのではないかとも思う。
本音を言うと原寸大あるいは拡大版でじっくりと見てみたい。
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いつも同時に複数の書籍を読み進めているので、小説を読む間の休憩本として手にしました。
自宅に父から貰った小倉百人一首があるので、それと共に保存しておきたいと思っています。
百首全てに現代語の読み仮名と意味が付いているので、ポケット入門といった感じでしょうか。
尾形光琳の絵柄も楽しめます。
ただ、全ての歌に詳しい背景解説をつけているわけではなく、厳選した25歌のみです。
本格的に学びたい方には不十分かもしれません。
昔から好きな歌が幾つかあって、中でも一番好きな歌は平兼盛の歌。
「忍ぶれど色に出でにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで」
"秘めた恋を耐え忍んできたけれど、表情に出てしまった私の恋。何か物思いをしているのですか?と人に問われる程に"
歌に詠むと、秘めた恋が一層切なく感じられませんか?
それに「わが恋は」が、この言葉の上の句にも下の句にも掛かってるんです。
人に問われて戸惑う気持ちが、流れるように美しく表現されているなと思うのです。
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一ページ毎に尾形光琳のカルタ絵、意味とポイントが掲載されていて、文庫本でもとても見やすいです。美しいです。