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折原さんらしい、いくつもいくつも謎が含まれる本。ただこういう所々にエロさがあるの、この作者欲求不満かと疑うほどに強姦がテーマだった。
いいけどみる人にとっては不快にさせそう。
よく分厚くここまで書けるなと思った
レビューであったけど、ミステリー小説でもなんでもオチは書いちゃいけないと思う。いくら自分のレビューでもそれがマナーじゃないだろうか。
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一人の冤罪者を追う物語です。新聞記事、雑誌記事、裁判傍聴とノンフィクションのような状景が繰りひろげられ、混迷の様相を呈していきます。捻りに捻ったプロットを破綻なく一気に収束させる展開は圧巻です。著者の代表作の一つだと思います。
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大長編だが、第二部に入ってからは展開が目まぐるしく動き一気に読めた。登場人物が多くそれぞれの視点から群像劇のように進んでいく今作。怪しい人は山のようにいて、最後まで真犯人が分からなかった。まあ、冤罪者とはよく言ったものですな。
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長かったけど、ほぼ一気読みできる充実度。連続女性暴行殺人事件の犯人として逮捕された男と、その男を取り巻く人物達の物語。
しかし、何というか・・・登場人物たちがみな癖があって、飽きさせない。
語り手の判らないモノローグなんかは、ラストへの期待感を増幅させる。読み始めから中盤までは、事件のあらましとそれに関わる事になったフリーライター、控訴審で無罪となり釈放されるまでを抑えた筆致で描いている。
中盤からラストまでは、もう怒濤の展開で頭がついて行けないぐらいの疾走感・・・。
読了後、知った事だけど、モデルとなった事件があるそうで、明らかに小野悦男をモデルとしているそうだ。wiki等でいろいろ調べたところ、確かに小野悦男をモデルとしてる。この事件で小野悦男を弁護した左巻きの弁護士やら文化人は、どう考えるのかね?などと本書と関係のない事まで思案してみた・・・。
この長さでほぼ一気読みさせる内容は申し分ないと思うけど、ラストが好みじゃないので、☆4個。
完璧な勧善懲悪で終わってたらなぁ・・・。
自分にとっては中途半端な結末。
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ノンフィクション作家・五十嵐友也のもとに届けられた一通の手紙。それは連続婦女暴行魔として拘置中の河原輝男が冤罪を主張し、助力を求めるものだった。しかし自らの婚約者を犯人に殺された五十嵐にとって、それはとても素直に受け取れるものではない。河原の他に真犯人がいるのだろうか。謎のまた謎の千枚。
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コレはすごかった。冤罪者ってタイトルだけに どこかで騙されてる、と自覚しながらよんでいたのに 騙され方が衝撃すぎ。
後半は伏線をつなごうと必死に読んだけど どう読んでも糸が切れてしまう感じ。じれったく,ハラハラし、そうして折原ワールドに引きずられていきました。タイトルに騙されて社会派を期待しないで下さい。冤罪でもいいからコイツ犯人にしようやって気持ちになるひどい奴ばかり。
冤罪,と思いきや おとしめられたのは冤罪者ではなく読者のあなた って帯にのせたい。
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折原一による「○○者」シリーズの第一弾。「○○者」シリーズは,ノンフィクション作家の五十嵐友也が共通の登場人物として出てくるが,冤罪者では,五十嵐友也が主人公として,深く関わってくる。
五十嵐友也の婚約者である水沢舞を殺害した容疑で裁判がされ,冤罪を主張する「河原輝男」。物語の前半部分は,五十嵐友也が新たな証人を見つけるなどし,新たな証拠が見つかったなどの理由から,「河原輝男」が控訴審で無罪を勝ち取るまでの話である。警察による厳しい取り調べと冤罪ができる仕組みが、バックグランドとして描かれている。
しかし,後半部分は,物語が一変する。通常であれば,冤罪で逮捕,勾留されていた河原輝男はいい人物として描かれそうなものだが,河原は単なる「善人」ではなく,一癖も二癖もある人物である。
五十嵐友也は,婚約者であった水沢舞が殺害されてから,久美子という女性と結婚し,小谷ミカとも交流が続いている。水沢舞の妹が上京し,河原輝男の被害者側の視点と,冤罪を支援する側の視点から話が進む。
最後の意外性は,折原一作品でもトップクラス。五十嵐友也の妻であった久美子が,かつての同居者であった小谷ミカの名前を騙っており,水沢舞殺しの真犯人であった。本物の小谷ミカの記述を入れたり,目撃者として出てきた村越という人物を最後に絡めてきたり,物語としての作りも秀逸。折原一らしく,読んでいるときの,これはどうなるんだというワクワク感はあり,折原一らしくなく…というと失礼だが,結末の意外性も一級品。傑作と言っていいデキ。★4で。
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自分の婚約者が殺害された連続婦女暴行事件の容疑者として逮捕された河原輝男から、自分は冤罪であるため助けて欲しいと手紙が届く。
葛藤を感じながらも過去の事件を調べていくうちに、河原は無罪放免となる。だが、河原の釈放後も事件は発生する。果たして河原は本当に無罪なのか……。
やや長編気味の作品ですが、読みやすく中だるみもなく、一気に読めた作品でした。
作品名から、河原は冤罪で真犯人がいるんだろうなと思いながら読んでいたのですが、河原が一癖も二癖もある人物で、本当に冤罪なんだろうかと途中で思ったりもしました。
終盤は、さすがと思わせる展開で、十分楽しめたのですが、ある登場人物の性格設定には、少し無理があるかなと思いました。
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2016年40冊目。
なんていうか、読むのが大変だった(;´・ω・)河原が冤罪ならいったい誰が犯人なのか、いや本当はやってんじゃないのかとか悶々としながら読んでた。後半からは冤罪ネタよりも真犯人に迫っていくのだけれども、これまたぜんっぜん分からなくてめっちゃ混乱した。
ラストの怒涛の展開に圧倒され、何とか読み終えたところ。
この作品はどんでん返しものだと知らずに読んだので、犯人が分かった時にはえええええええーーーーっ!?って必要以上におどろかされた。
ちょっと待って。
ネタバレした今だからこそもう一度最初から読んで整理したいんですけど(;^ω^)
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良い点
長いけど、一気に読めて飽きさせない
最後まで、犯人を分からせない
展開が早く、推理させない
登場人物が個性的
悪い点
事件後の警察のせいで次の事件が起きる
隼の男の存在が薄い
五十嵐がモテる理由が不明
河原郁江の必要性が不明
犯人のそこまでやる意味か理解できない
以上
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長い。上に重い……さらにあんまり救いがない
主人公が軽薄だなー。クズはどうなってもクズだなー。って思いながら読んでた。
犯人は真ん中くらいでなんとなく想像していた通りだったし、もう一人の犯人もその通りだった。
娘を殺された親が、犯人(だと思っている)男に、一回も娘を殺したのはお前なんだな。と聞かなかったことにビックリ。
ただ、後半はやっと話が展開していくので、ドキドキしながら読める。
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評価は3.
内容(BOOKデーターベース)
ノンフィクション作家・五十嵐友也のもとに届けられた一通の手紙。それは連続婦女暴行魔として拘置中の河原輝男が冤罪を主張し、助力を求めるものだった。しかし自らの婚約者を犯人に殺された五十嵐にとって、それはとても素直に受け取れるものではない。河原の他に真犯人がいるのだろうか。謎のまた謎の千枚。
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ストーリーやトリックはとても面白かったのですが、とにかく性描写や登場人物がことごとく気持ち悪いです。
主人公も全然善い人じゃないし、「冤罪者」に至っては、結局極悪犯罪者でしたしね…
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暴行殺人犯が冤罪を訴え出所したものの、そこか始まる惨劇の第2幕。
意外といえば意外だが、納得といえば納得の真犯人。ちゃんとまとまり、落ち着くところに落ち着いた話だが、女性の扱いがちょっと不快。時代なのかな。
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期待しすぎた!
犯人は最後までわからなかったけども
それにたどり着くまでが長く、わからないからといって面白いとも限らないんだなと