投稿元:
レビューを見る
一言、怖い・・ですね。
異常者の心理の描写が真に迫ってます。
初めての作家さんですが一気に引き込まれました。
投稿元:
レビューを見る
『冤罪者』→『失踪者』→『沈黙者』とお読みください!
どんなに見破ろうとしても折原氏の叙述トリックは見破れない!
投稿元:
レビューを見る
不快指数高いわ〜
婦女暴行って犯罪が不愉快この上ないのは当たり前だけど、出てくる人が(主人公さえも)みんな不快で、読んでるうちに誰も信じられなくなってくる。
だけど読み終わったときの納得度も高い。
曖昧に終わってしまう部分もあるけど、これぐらいならおもしろいし。
ま、知らない方が幸せなこともあるから・・・
投稿元:
レビューを見る
【2005.04.04.Mon】
12年前に起こった中央線沿線連続女性暴行殺人事件。其の最後の被害者となった水沢舞の件で起訴され、第一審で無期懲役判決を受けた河原輝男から冤罪訴える手紙。それを受け取ったかつての舞の婚約者であったノンフィクション作家五十嵐智也は12年前の事件の真相に迫ってゆく。事件に関わっていた全ての人が様々な形で自分の信念を貫こうと動き出す。どれが正しいのかはわからない。五十嵐のおかげで無罪放免となった河原もやはり怪しい。そんな疑惑や謎を抱えながらラストへと進んでゆく。事件の全貌は意外なところに隠されていた。ラストまで読み終えると文章の途中途中にヒントが隠されていたことに気づく。感嘆。叙述トリックの罠にはまるのはなんとも楽しい。やみつきになりそうだ。
投稿元:
レビューを見る
最後まで飽きさせないスピード感溢れる一冊。
その斬新な描き口に魅了されました。
登場人物を都度疑ってみるけど最後までわかりませんでした。
でもネタが分かると「ああ、なるほどね」って思わせるところが、さすが折原さんです。
投稿元:
レビューを見る
ノンフィクション作家・五十嵐友也のもとへ連続婦女暴行魔として拘置中の河原輝男から手紙が届いた。冤罪を主張し、助力を求める一方的な内容に眩暈を覚える。かつての恋人だった水沢舞を河原に殺された五十嵐にとってそれはただ不愉快な内容でしかなかった。
河原の言うとおりこれが冤罪ならば舞を殺した真犯人が居るのだろうか?
あ〜。粗筋すげー端折った(笑)めんどくさいのと覚えてないのがその理由。
相変わらず、折原マジックが入ってます。なかなか面白いどんでん返しがあるので結構楽しめたし、最後のちょっとした河原の独白がスパイス効いてます。
投稿元:
レビューを見る
最後の最後までドキドキもんです!!ただ、ラストが・・・竜頭蛇尾の感が否めない(;^ω^A それでもおもしろいのがさすが折原一さんというところか?(*^m^*)
投稿元:
レビューを見る
ノンフィクション・ライターとして働いている五十嵐友也は、自分の婚約者を昔、亡くした過去があった。不幸にも、当時騒がれていた連続婦女暴行殺人事件の被害者となってしまったのだ。しかしながら犯人は捕まり、10年たった今はもう、自分も新たな相手を見つけて結婚し、落ち着いた生活を送っている。五十嵐にとってはもう思い出したくも無い事件、それなのに・・・。仕事仲間に呼び出された五十嵐は、犯人・河原輝男が今になって無罪を訴え控訴、そしてなんと助けてほしいと書いた手紙を送ってきたことを知らされる。
おもしろかった!冤罪というタイトルから、社会派的な物語かと思いきや、それだけというわけでもなく。もちろん、河原が本当に犯人なのかは最後までつきまとってくる問題であるが、あちこちに仕掛けてある叙述トリックや細かな設定が、最後に見事にはまっていく感じが快感。どうしてこうなっていたのか、どうしてそんな行動になったのか。全てに説明がちゃんとついている。分厚い本だったのに、ものすごく短く思えた。
投稿元:
レビューを見る
ラストのラストまで、誰が犯人なのかがさっぱりでした笑
小谷ミカがまさか・・・
びっくりしましたね。本当に
折原さんにはお手上げです。
投稿元:
レビューを見る
折原作品の感想は大抵「騙されたっ!」。でも読みなれてきた最近になると、「このへんはきっとこうだな。でもってこっちの視点はまた別なんだよ絶対」と疑って深読みする傾向に。真相を読んで「やっぱりなあ」とほくそえむのだけれど、新鮮な驚きは得られない、そんな感じの今日この頃。
ところが。久々に折原作品で「騙されたっ!」と叫びましたよこれは。なんとなくは見当のつく部分がないではなかったけれど、絡み合う要素が多すぎて。それをきちんきちんと整理しているつもりで、実はどんどん深みにはまっていたんだなあ。完敗。
そういった部分を差し引いたサスペンスとしても逸品。本当に「冤罪」なのか、それとも真犯人なのか。それだけでも充分どきどき。これは見事っ!
投稿元:
レビューを見る
事件の冤罪かどうかを見極めるルポライターが主人公。
様々な人物や、時折挟み込まれるメールの文章、幕間など
徹底的に読者を翻弄する、氏らしい「叙述もの」
読むにつれて引き込まれ、サイアクであり驚きのエンドまで一気に読める良作。
決して社会派ではないような中身でありながら、結局は考えさせられるのも
なんか氏にだまされたような感じ。
このだまされた感が溜まらなくすばらしい。
氏の作品の中で、珍しく(失礼)傑作の部類。
かなりお勧めです。
投稿元:
レビューを見る
折原一「冤罪者」
文庫としてはかなり厚く、読み応えがありました。
一人のルポライターを軸に、いくつもの事件と犯人が重なり、途中から誰が犯人で被害者なのか訳が解らなくなるほど込み入ってきて、頭を整理するのに必死でした。
「思いも寄らない人が犯人」というミステリーとしたら、ぴか一の出来栄えで、とても面白かった。
あのひとはどうなったのかな?と思う人もいて、それは今後の〇〇者シリーズにつながるのかなと思うとちょっと楽しみになります。
しかし「冤罪」というものを深く考えさせられる作品。読んでいる時に、テレビのニュースで「菅谷さん冤罪裁判」を丁度やっていた日で、あまりにも内容がリンクしていたために、驚いてしまいました。まるで小説の内容を朗読してもらってるみたいでした。
投稿元:
レビューを見る
連続レイプ殺人事件と放火事件。フリーライターが遭遇した事件だが、自分がその事件に大きくかかわっている。
面白い。
投稿元:
レビューを見る
折原一ワールドらしい叙述トリックが
魅力的。
やっぱり最後のどんでん返しが気持ちいい。
初めて読んだ際は、「えっ、どういうこと?」
と混乱することもしばしばありますが、
良い意味での裏切り、意外な結末は
折原一ならでは。
~者シリーズはどれもおもしろいですが、特に
この作品と、「失踪者」「誘拐者」がおすすめです。
投稿元:
レビューを見る
う~ん
期待が大きすぎたかな
読み始めはすごい面白くて一気に半分まで読みましたが
ちょっと犯人設定に無理があるといいましょうか
正直ころころ変わるのに、疲れました