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憂い顔の『星の王子さま』―続出誤訳のケーススタディと翻訳者のメチエ
https://booklog.jp/users/kei1122/archives/1/4902854309
で、
「声に出して読んだときに稲垣訳はよどみなくすなおな、また歯切れのよいメロディーに乗って聞こえてくる」(P88)と、抜きんでていると推されていたので手に取りました。
確かにすごく読みやすい。分かりにくい、と思うところが少ない。読み比べで読んだのが少しもったいなかったです。
「読みやすい」というそのことに感動してしまった。次に読むときはもっと時間をかけて読みたいな。この訳はあまり有名ではなさそう(ブクログの登録数は現在160人)なのが残念。
「大切なものは目には見えない」(P127)