投稿元:
レビューを見る
著者は、日産のカルロス・ゴーンの財務部門で働いていた経験を持つ。現在は、コンサルヒング会社ブーズ・アレン・ハミルトン社勤務。
正直言って、類書と比べて目新しい事項はあまりなかった。とくに、保田隆明氏の著書とかぶる部分が多いように感じた。
しかし、難しいことをわかりやすく説明する才能は非常にあふれている人だと思った。しかもこういった入門レベルの本だと、数式は使われないのが普通だが、この本は簡単な式だけれど使っていて、非常に好感をもった。
また印象に残った言葉として以下のようなものがあった。
「リスクの本質を東洋の危機という言葉がもっともよくあらわしている。つまり、危険のデンジャーと機会のオポチュニティがリスクの本質なんだ」
この言葉は、著者がビジネススクール時代の教授に教えてもらったらしいが、まさに目からうろこが落ちた気がした。
とにかく非常にクオリティの高い本であることは、間違いない。彼が出している本がもう一冊あるのだが、そちらも読んでみたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
意思決定の道具としてのファイナンス。リスクとは危険と機会である。なるほど。投資なくして、将来のリターンなし。なるほど。配当より、キャピタルゲインでがっつり儲けたい株主。たしかに。まったく財務のことを知らないあたしにとっては、未知の部分もあったが、WACCやIRR法など、いろんな手法が紹介されていて新鮮でした。キャッシュに注目することがいかに大切かわかったかんじかな。黒字倒産はなるほどーと思いました。理解できなかったとこは結構あるけど、終始目からうろこですww
投稿元:
レビューを見る
来年のための予習。著者は、米MBA、ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン(現ブーズ・アンド・カンパニー)のコンサルタント。
かなり分かりやすく書かれていたと思う。ファイナンスを全く知らなかったので、新鮮だった。こういうことのためにファイナンスがあるのか、こういう考え方をするのか、と楽しく読めた。ただ、高度ではないにせよ数式も多少出てくるし、素人の僕にしては、難解だった。正直前半部分くらいしか理解できていない。この夏中にもう一度読んで、感想を書き直したい。
投稿元:
レビューを見る
これは!って本。
よくわかるし、基本となる考えがぎっしり。
財務的に無知の俺は見てて納得、感動、まるわかり〜♪w
ファイナンスってなんぞやっ!
財務的なことはさぱーりって人はまず、こっから!
投稿元:
レビューを見る
経営における会計と財務の相違点と重要性を説き、財務(ファイナンス)について初心者向けに分かり易く説明してある本。
投稿元:
レビューを見る
ファイナンスの基礎が新書で学べます。
WACC・CAPMなどの基本的概念を学ぶのに便利だと思います。
あくまでどんなものという概念がわかるだけですが
そんな程度でも結構勉強になると思います。
投稿元:
レビューを見る
Kodama's review
題名の通り、ざっくりと分かり易い内容でした(笑)。財務も経営には、必要不可欠の項目の一つです。しっかりと勉強していかなければ…。
(07.12.10)
お勧め度
★★★☆☆
投稿元:
レビューを見る
わかりやすい。
本当にざっくり分かります。
ファイナンスの基礎を理解するためにちょうど良い本。
投稿元:
レビューを見る
「ファイナンス」の考え方は、ビジネスマンには必須になると思います。グローバル化が進み、M&Aがあちこちで起こっています。「会社の価値」について考えなければならない機会が増えるからです。この本は、とかく数式が沢山でてきて、英語の単語が多用される「ファイナンス」について、平易な説明でありながらも、著者が感じた本質的なところをついています。また、分量も多くなく、電車の行き帰りで十分に読めます。初めてファイナンスを学ぶとき、実務的な本を読む前にこの本を読んでおくと、深く理解できますし、理解するスピードもアップします。お勧めです。
投稿元:
レビューを見る
ファイナンス、会社の資金調達について勉強するために購入。
前半部分で、
会計(アカウンティング)と財務(ファイナンス)の違いについて言及。
てか、利益の種類、資産の種類など会計のざっくりした説明がわかりやすい。
会計:過去のデータ。会社の設ける実力などの目安になる。
国によって表示のしかたが異なるのが不便。
実際のお金の動きを表しているわけではない。
ex.減価償却、黒字倒産
財務:字際のお金の動きを表している。
資金調達、キャッシュの動きがイメージしやすい。
3つのキャッシュフローの動きで会社の成熟度がわかる。
株式時価総額、ハイリスクハイリターンの原理などわかりやす。
将来のことは未知なので、利回りは完全には予測できず、株式時価総額などは、適切な値段設定は難しい。利回りの決め方についてもっと詳しくしりたい。実際の株価は最終的には集団の意見によってきまる。(暴落、急騰以外)。集団の意見について勉強しなくては。
投稿元:
レビューを見る
題名通り、ざっくりファイナンスが分かる本。「会計とファイナンスの違い」、「リスク認識と割引率(期待収益率)の関係」、「WACC(加重平均資本コスト)」、「ROIC(投下資本利益率)」などファイナンスの基本が分かりやすく書かれている。激しくおすすめ。
投稿元:
レビューを見る
本当のざっくりとした説明で初心者の方におすすめです。中小企業診断士講座の財務・会計講義の前に読んでおきたかったです。
投稿元:
レビューを見る
ファイナンスをタイトル通り分かり易く説明した良書だ。これなら理解できるだろうとばかりに、平易な例を用いて重要なポイント、特に素人が疑問に思う所を敢えて解説している所もすばらしい。WACCの概念はなかなか難しいはずなのに、カクテルの例は秀逸だろうな。
また、IRRの限界や投資判断の為の指標も、現実と理論に分けているので仕事でも活かせる。ROICとWACCの差(EVAスプレッド)を最大化するのが経営者の使命という理解も非常に分かりやすい。ファイナンスは調達と運用の両方を見ること。ビジネススクールでやった事が、この一冊にギュッと恐縮している。ケーススタディは全く入っていないので、これをもとに勉強すると良いかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
分かりやすい!
会計と財務の違いについても説明されてる。
資本と資本金の違いが初めて明確に理解できた気がする。
WACCの説明もよかった。
財務の仕事は3つある。
1資金運用(投資先)の意思決定
2資金調達
3資金(余剰利益)の分配
投稿元:
レビューを見る
なんかファイナンスに関する基本書が読んでみたいな~と思って買ってみた。確かにわかりやすかったけれども、予想以上にぼりゅーみー。でもわかりやすかったから、読み込み対象の基本書にしたい(要は気に入ったということ)。ファイナンスに関する言葉や少しぐらいのイメージがつくようになったのは明らかに診断士試験のおかげ。