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文章を書く時に、適切な接続詞を使うと、文章や言葉をうまく強調できたり、文脈を変えることが出来ることが分かりました。 でも、一番面白いと思ったのは口語で使う接続詞で性格の一端が分かってしまうことです。「でも」「だから」の使い過ぎに注意しなければ。。。
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論理の接続詞=順接、逆説、だから、それなら、しかし、ところが
整理の接続詞=並列、対比、列挙、そして、それに、かつ、一方、または、第一に、最初に、まず
理解の接続詞=還元、例示、補足、つまり、むしろ、たとえば、とくに、なぜなら、ただし
展開の接続詞=転換、結論、さて、では、このように、とにかく
しかし、が続くと読みにくい。意見と事実を分ける。だが、で置き換える。
まず、つぎに、さらに。
つまり、で切れ味を出す。
学者が素人向けの解説文をかくと、つまり、のオンパレードになる。
なぜなら、使わないほうが洗練した文章になる。~からです。が末尾の接続詞。
接続詞はないのが普通、あるのが特別。
2重の接続詞。しかしだからといって、そしてまた、しかし一方、
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あまり話題にはならない、「接続詞」に焦点を当てた新書。
1.2章では品詞としての接続詞、接続詞の機能の5つを紹介してから、3章から4種10分類をして解説している。
3章では「論理の接続詞」として、順接・逆説の接続詞の解説をしている。
4章では「整理の接続詞」として、並列・対比・列挙の接続詞の解説をしている。
5章では「理解の接続詞」として、換言・例示・補足の接続詞の解説をしている。
6章では「展開の接続詞」として、転換・結論の接続詞の解説をしている。
7章では「文末の接続詞」、8章では「話し言葉の接続詞」、9章ではさじ加減、10章では戦略的効果、11章では表現効果として接続詞活用のポイントを解説している。
接続詞をなんとなく使うのではなくて、どのように使うのか、逆に言えば読むときや添削の際には重要なポイントになると思う。
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文末の接続詞というの少しやり過ぎな気がする。接続詞の抑が他の品詞からの転用だとは言え、あれでは接続詞の定義が分からなくなる。
本全体も、専門書ではないから仕方がないと言えばそれまでだが、全体に薄く、随筆に近い印象を受けた。日経ビジネスで紹介されていて気になって購入したが、正直期待外れに終わった。
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文章術の本を読もう企画(?)第2弾。
普段あまり意識しないままに接続詞を使っていたけれども,読めば読むほど接続詞を使うのは難しいなと思わされた。
各所で引用されている文章に新聞記事が多かったのはたぶん,短いけど内容がまとまっていること,論理的な文章であること,あたりが理由なんだろうなぁ。
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接続詞の用法に迷うことが多いので、ヒントになるかと思って読んでみたが、結局、あまり考えず、自分なりに感覚的に書いていくのが性に合っているみたい。というか、接続詞以前に根本的に文章力ないからな、ワシ。
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接続詞を解説した本は初めて。
そして、接続詞の種類の多さ、使い方のポイント、読み手聞き手に対する印象などわかりやすくまとまっている。文章を書く時に、話す時に参考にしたい内容が盛りだくさんの一冊。
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生徒の文章を添削していると、しばしば座りの悪い接続詞の使い方に出会う。しかし、なぜその接続詞の使い方はおかしいのか、説明の仕方に苦心してしまうことがある。
本書はそんな「わかっている」けど、説明しようとするとまごついてしまう接続詞の効用について、例をふんだんにわかりやすく解説してくれている。
ただし、あくまで個人的なことだが、私は学生の頃から「わかっているつもり」の文法の話を読むのが、まどろっこしくて苦手だ……。
あくまで「わかっているつもり」だということも、わかっているだけれども。
そのため、なかなかはじめは興がのらず……。
とはいえ、上述のように本書は添削の時など接続詞の使い方を改めと噛み砕いて説明しなくていけない時に非常に有用だと思う。
一度読んで目から鱗というような読書体験を味わうというよりも、帯にもあるように小事典のように手元に置き、必要に応じてページを繰る方が本書の良さが表れるように感じた。
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接続詞との観点から文章術を見直す内容を伝授。
本文にもあるが、接続詞から文章構造を考えるというのは目からうろこであった。
接続詞の多様もダメだが、ないのも困る。
就活のワナ に紹介してあったので読んだが、とても役に立った。
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タイトルの通り日本語における接続詞の役割を解説する本である。
書き言葉だけでなく口語体にも触れており、接続詞について多角的な視野からアプローチをかけている。
本書において特に眉唾物なのが、接続詞の使い方に人の性格が浮き出るということだ。「てか」を多様してしまう私は、飽きっぽいが機転を効かせられる人間らしい。
このように、接続詞に対して特殊なアプローチをかける本書は座学としては大変面白い。しかし、本書はあくまで接続詞の役割や特徴を述べるに留めており、実際に整然とした文章を書けるようエスコートしてくれる性質ではないことに注意していただきたい。
言語学という側面から評価すれば星4をつけていたが、実践向きな内容を期待していたので厳しい評価に致しました。
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文章をより正確に読み・書きするための基礎技術について学びたくて購入した。
文脈同士を繋ぐ接続詞全般について、書き言葉だけでなく、話し言葉の中での用法を紹介しており、興味深い内容だった。一方で、読み・書きの力を向上させるための、具体的な方法や注意点について、もう少し記載があるとありがたいと感じた。