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吃音で言いたいことがいえない少年の成長記。少年の悩みや葛藤は誰もが経験した子ども時代を思い出させてくれる、やさしい本。
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どもった、という経験はないけど、いいたいことをいえない悔しさに共感してはじめの話で泣いてしまった。がんばるっていう言葉をとても力強く感じた。
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ハンデがあることが、いいわけにはならない。
やっぱり人はひとりで生きてる。
自分ひとりの力で立とうと思った時に、大人になるんだよぉ。っていうお話。
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いわゆるどもりを持った「少年」が
いろんな人との出会いや別れを繰り返しながら
「少年」と呼ばれる時期を終えるまでを
7編の物語から描き出した本です。
僕たちは障害がある人のことを特別視しがちですが
当たり前に生きているだけなんだなぁと思ったりしました。
まぁそんな浅はかな感想を書いても仕方ないんですが。
どこにでもいて、それでいて特別な
あまりにもリアルな一人の少年の物語。
最後のシーンなんて電車の中で泣いてしまいました。
重松清の作品はなぜいつもこんなにリアルなんだろう。
特別なことを書いていないからこそ
特別な作品を作り上げることが出来る素晴らしい作家です。
他の本も読んでいこう。
しかし重松清の本を読んだ後は
いつも陳腐な感想しか書けてないなぁ。
ほんとはこんなこと書こうと思ってたんじゃないのに・・・
っていう感想しか書けてないです。
人からの解釈とか書評とか
そういうのを受け付けない不思議な作家です。
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先輩にこの著者をすすめられて、電車で遠出する機会があったので、購入。
すごくよかったです。涙、涙!!ってわけではないけど、胸にじんとくるものがあります。
気持ちを伝えることとか、気持ちをうけとることとか今はツールがいっぱいあるから疎かにしがちだけど、もっと、気持ちをつたえるってもっと大変で、もっと熱いもんで・・・って気づかせてくれるし、思い出させてくれます。
個人的には、幼少時代・小学校時代がよかったです。
不覚にも、電車内で涙しそうになりました。(涙もろい人間ではありますが)
さらりと読める本なので、普段本を読まない人、時間がない人にもお勧めで
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吃音(要するにどもり)を抱える少年のお話。
著者の自叙伝的話って知って、だからいじめの描写が上手いんだ、と。
小学生〜高校生までの短篇集みたいな感じで、少年の成長を追えます。
結構目頭が熱くなる。
話したい時に自分の言いたい言葉が出ないのは凄く辛いんだろうな。
でもその分、人の心の動きだとか、言葉がなくってもわかったりするのかな。
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最近はまって読みあさっている重松清の中でもかなり好きな本。吃音に悩むきよし。きよしこを探しつづけていることや、きよしこの言葉や、成長していっても吃音を気にする思いが変わらないこととか、きよしの弱さのひとつひとつに共感できて、いとおしく思います。
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久々に読んだ文庫本。初めての重松清。「本て・・やっぱりいいな」と思える作品。
ドモリで悩む少年が自らの内面や社会と向き合い、成長していく姿を描いている。章立てになっており非常に読みやすい。淡々と語られる中にも人の強さや寂しさを感じることが出来る、非常に素晴らしい作品。
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きよしこ の よる 私も全く同じように意味を間違えて捉えていたことを思い出させてくれた。転校生の辛さとか、ふと蘇ってきてなんだか切なかった。言いたいことを言えないもどかしさ、子供心に大人の事情をなんとなく察してしまうアタリで、小さいときの自分をきよし少年のなかに見てしまう。読み終わった後はほっとあたたかい気持ちに包まれる作品。
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転校続きでなかなか親しい友人が作れない引っ込み思案の少年。そんな彼の勇気を出した出会いと悲しい別れの物語。読み進めていくと、いつしか少年を応援していることに気づきます。転校生になったことのない私にはとても新鮮な話でした。
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著者本人の自伝的小説。・・・っていってもどこまで本当なのかは分からないですが。
吃音っていう個性をもった少年が何度も何度も父親の仕事の為引越し&転校に、もまれてもまれて成長していきます。
本人も友達も、ほんの小学生なので、時にやさしくときに残酷なんですが、でもそれは社会に出て行くためには必要なことだったのかも?主人公は引越し&転校を繰り返したおかげでいろんな友達にめぐり合います。それがあるから、著者もすばらしい作家さんになれたんだと思う。
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これはいいです、本当に。
伝えたいことを伝える。伝えることができるのなら伝えなくては。そう思います。
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06.1.20.重松作品2作目!児童のうちに読みたかったような本。どうしても、大人?になった今だと感情移入しにくい・・・とか。子供の頃のが、意地張ってて無理かな??
吃音で、悩む主人公だけど、いつも良い出会いがあったんだな。と思う。
「本当に伝えたいことなら、伝わるよ」
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誰もが、不安や劣等感を克服して大人になる。その頃を、一生懸命生きる少年を通してまた思い出すことが出来る。感動
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重松さんの話はあまり好んで読まないのですが、この話は好き 切ないです、泣きそうになる話ですよ きよし少年がかわいくってもう!(ショタめ