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価格を下げるな、価値を上げろ。
新人商品プランナー・宮前久美が挑んだのは、
「Appleにできて日本企業にできない壁」だった。
彼女は日本が抱える課題——
「高品質・多機能。でも低収益」から脱却できるのか。
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『100円のコーラを1000円で売る方法』目次
Prologue 宮前久美、登場
Round 1 アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか?
——事業の定義
Round 2 「お客さんの言いなりの商品」は売れない?
——顧客絶対主義の落とし穴
Round 3 顧客の要望に100%応えても0点
——顧客満足のメカニズム
Round 4 値引きの作法
——マーケットチャレンジャーとマーケットリーダーの戦略
Round 5 キシリトールガムがヒットした理由
——バリュープロポジションとブルーオーシャン戦略
Round 6 スキンケア商品を売り込まないエステサロン
——競争優位に立つためのポジショニング
Round 7 商品を自社で売る必要はない
——チャネル戦略とWin-Winの実現
Round 8 100円のコーラを1000円で売る方法
——値引きの怖さとバリューセリング
Round 9 なぜ省エネルックは失敗してクールビズは成功したのか
——コミュニケーションの戦略的一貫性
Round 10 新商品は必ず売れない?
——イノベーター理論とキャズム理論
Epilogue 終わりなきマーケティング戦争
あとがき カスタマーマイオピアからの脱却
〈巻末付録〉本書で取り上げたマーケティング理論
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営業から商品企画に移った主人公がマーケティングのイロハを学ぶ物語形式で、わかりやすい。
特にカスタマーマイオピアからの脱却について学べた。
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製品のプランから販売戦略まで小説仕立てになっていて、とても面白くて分かりやすい。設定が会計パッケージの会社なのでIT屋には今後の展開を考えるのに好適な一冊です。
アメリカの鉄道会社は何故衰退したのか?、「お客さんの言いなり商品は」売れない?等は「お客様の仕様に従って良いシステムを作る」のが最善の策と考えがちなSI屋にはとても耳の痛いところです。iPod、iPhone等はマーケットの要求だけでは生まれてこなかった、とはよく言われていることですが、それはスティーブ・ジョブズのような天才だけに許されたことではないのだ。
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ストーリー仕立てになっていたので分かり易かったです。
マーケティング初心者の私にも難なく理解できました。
私が普段何気なく手に取る商品にも
他社にはない差別化されたポイントがあったように思います。
本文の中のある参考事例に関する細かい解説はありません。
自分で参考事例をググル必要がありますが、とても良い勉強になりました。
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マーケティングの本。顧客中心主義は相手にとって価値のあるものを産み出すこと。モノを売るということが目的ではなくてそれによって得られる顧客への価値が売りもの。そこをずらしてしまうと、値下げで売るとか、短期的に利益が出る方法でしかものが売れなくなる。
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2012/01/22から読み始める。
2012/01/26読了。
マーケティングのエッセンスをかじれる。製品思考と顧客思考。キャズム理論。ブルーオーシャン。マーケットチャレンジャー。バリュープロポジションなど。顧客のいうことをそのまま聞く(カスタマーマイオピア)のではなく、顧客に価値を提供する。
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なかなか面白い。
すらすらよんじゃえるストーリー性があっていっきに読みたくなります。
タイトルに惹かれて買いました、
タイトルにひかれた方はぜひ!!!
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■マーケティング
1.顧客満足の式:顧客が感じた価値ー事前期待値=顧客満足
2.キシリトールを歯科に認めさせたのは、虫歯にならないために歯医者に行くというビジネスモデル。虫歯になる人は日本全体の1割にすぎない。
3.ビジネスの結果は、顧客に価値を届けられたという証拠です。
4.カスタマー・マイオピアからの脱却が必要。
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盛り込まれているナレッジは少ないですが、ストーリーになっていて読み易かったです。
製品志向と市場志向
バリュープロポーション
プロダクトセリングとバリューセリング
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色々なマーケティング理論のエッセンスを詰め込んだ物語です。さらっと小気味よく読めました。やはりカスタマーマイオピアからの脱却ということが一番印象に残りました。
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お客様の要望に応えりゃ、いいもんじゃねえ。それを超える提案をこれからも続けていく、確信に揺らぎはないぜ~!
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考え方の基礎を物語調で解り安く書いてあります。マーケティングのみならず他職種、実生活においても使える内容だと思います。
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基本的なことがストーリー仕立てで書いてあるので、スラスラ読めた。
顧客主義の捉え方を間違えると売れるものなんて作れる訳がないし、売れるものも売れなくなるということがよくわかった。
実際はこんなにうまくいかないだろうが、こういう仕事も面白そうやなーと思った。
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マーケティングの理論についてざっくり学べる。
ストーリー仕立てなので読みやすい。
ただ、それぞれの理論に関する解説は、
浅いので、詳しくは巻末の参考文献やその他の物を読む必要あり。
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新幹線の中ですらすらと読んだ。当たり前のことばかりだが、それを理論的に整理して実行できるといいなと思う。まあ、バリューセリングなんて頭でわかってもなかなかできないのだが。