50を過ぎて人生を見直す
2022/03/06 18:08
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投稿者:めぐみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
親が80を過ぎて介護が必要な状態になった。でもそれも、親のコントロールなのではないかと思えるほど、親との関係は良くなかった。この本で本当の自分の人生を歩むために自分を振り返ってみたい。
親子関係を考えさせられます
2022/01/23 12:12
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投稿者:クニくんクニちゃんクニさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
親子の関係は難しいなと改めて考えさせられます。愛情があるがゆえに、「毒」になってしまうのだろうと思いました。
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他のセラピー本のように、親に対して、今、感情をぶつけてみたところで、反省してくれるわけもなく、自分が再び傷つき、エネルギーを使うだけだから、あきらめて、許しなさいとか、未来だけを見つめなさいみたいな事は、この本では、言っていなかった。そこに救われた。親と対決し、感情をぶつけるべきだと。それは、けっして、望みを持てない、親を変えることの為ではなく、自分の為だけに。親が、許されるべきアクションをとらない限り、許す必要などないのだ。自分が、永い事、怒り、悲しみ、さまざまな問題に苦しめられてきたのだから。こういう事は、世代で繰り返されていく例が多いということだが、毒になった親たちの、子供の頃も、同じような状況に傷つけられてきたのだろうか。そう考えると、自分自身、子供たちに対する言動を見つめなおしてみる必要がある。
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衝撃的なタイトルですが、生きることへの戸惑いや苦しみを感じている方、そして親との関係を見つめ直してみようと「何か」をお探しの方、読んでみる価値はあります。
翻訳本ですが、個人的に翻訳者が著者スーザン フォワードに理解ある方であると感じています。
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言葉足らずなのは承知。かつ乱暴に言ってしまえば、自分を苦しめる親を許す必要は全くないと著者は断言する。
アダルトチルドレンが癒えるための試みはずっと続けられてきた。けれど、ここまではっきりと傷を負った者を力づけるコトバを投げかける著作も見たことがない。
自分の心に自分で軛をかけるひと、かけられるひと。その縛めを解き放つための望みになればと願っている。
あなたの心はあなただけのものなんだよ。私はそう告げてあげたい。
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フラバ(フラッシュバック)注意ではありますが
親からのモラハラに苦しんでいる人には、読んでもらいたい一冊。
毒親との対決の仕方も詳しくレクチャーされているので
それらの言葉をじっくりしっかり読みとめながら
いつか飛び立つ日のために、エネルギーを蓄え、活用してほしい一冊です。
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『毒になる』とはどういうことか、子供に対してどういう親かを理解させてくれます。
その『親との対決』はどうすれば良いのかを紹介してくれています。
頑張り過ぎなくてもいいし、許さなくてもいい。
感情は素直に出していい物だし、親に対して一石を投じられればいい…等。
バックグラウンドとしての違いはあれど、一読して損はないと思われます。
毒になる親=モンペア(モンスターペアレンツ)だと思うのは私だけでしょうか?
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26 Oct 2008 図書館
確かに事実はよく認識できたんだが,方法があまりにさらっと書きすぎててとてもじゃないけど実行できなそう。その行動をとった方がいい必然性も説明不足で(結局カウンセリングに行けってことなのか?)で,どうしたらいいんだ〜という気になった。
も少し具体的に実行方法書いてくれないと悩みだけ深まるなあ...
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怒りは向けるべき相手にむけなくてはならない。より安易なターゲットにむけてはならない。 コントロールしないと気が済まない母親。自分が必要とされなくなるのを恐れる 肉体的な暴力でなければ暴力でないと考える人は多いが、それは正しくない。 言葉で傷つけられた場合には傷がそとからみえない 自分を防衛するために相手を攻撃しない 相手が変わるか変わらないかは重要なことではない。大切なのはあなたが変わることであり、あなたは相手の反応がどうあるかは無関係に、自分の力だけで過去のパターンから変わっていくのである。
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ああやっぱりという内容。
これがすべてじゃないけどとりあえずハッピーエンドは存在しないということが確認できた。
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読んだ限りでは自分の親は毒ではないようだ
でも自分が親になったら毒になりそうな気がするのはなぜだろう…
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アダルトチルドレン本はこれまでに数多くあったけれど、どうやってそれらから立ち直っていったらよいのかという本はあまりなかったように思う。
親として不完全な親に育てられた場合に起きる弊害と、大人になってどうなってしまうか、そしてどうやったらそれを克服していけるのかわかりやすく書いてあって大変良かった。
具体的な症例の記述は少なめだし簡潔にしか記していないが、逆に現在何らかの病状がある人にも読みやすいということなので、それはそれでいいのかもしれない!
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親になって、自分が、大嫌いな親と全く同じ怒り方・価値観を持っている事に恐怖した。そしてありとあらゆる有名本を貪り読んだ。
この本だけが唯一私に救いをもたらしたと思う。
親を「許す」必要はないんだと。「許す」事なんて出来ないと。
親を毒親と認めて初めて、母としてどうすべきかを考える事が出来た。
たぶん一生「おまえはダメな人間」と刷り込まれた感覚は消せないけれど、知る事で取り敢えず、一歩前へ。
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2012.5.2 市立図書館
時々、自分が毒になる親になっている・・・。
頭ではわかっていても余裕のない時はキレてしまう。傷つけてしまう。無意識にコントロールしようとしている。
この本は、自分への戒めになる。
p217 自分を防衛するために相手を攻撃しない対応の仕方。
(論争したり、言い訳したり、説明しようとすることは、自分のエネルギーを相手に渡してしまうことになる)
自己防衛的にならない=相手に何も求めていない。
「ああ、そうなの」
「なるほど」
「それはおもしろい考えだね」
「あなたがどういう意見を持とうと、もちろんあなたの自由ですよ」
「あなたが賛成してくれないのは残念ですが」
「それについてはもう少し考えさせてください」
「これについてはあなたがもう少し冷静な時に話しましょう」
「がっかりさせて申し訳ないけれど」
「あなたが傷ついたのは気の毒だけど」
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人に紹介されて読んだ。要するに、私が親のことで悩んでいたのだ。
この本を読んで非常にほっとした。自分が「間違っている」わけではない、と言われたような気持ちになり、「許された」ような気持ちになったのだ。
とてもわかりやすい、しかも実践的な本である。
親のために生活が、あるいは現実がゆがめられ、その感覚・支配から逃れられない人にとって、「大丈夫、それはあなたのせいではない。そしてあなたさえその気になりさえすれば、その支配からあなたは逃れられる」と言ってくれる本書はまさに「目から鱗」であろう。大げさでなく、この本が「救い」となる人も少なくないと思う。
子供は親の保護と愛情を求める。たとえ親が現実にそぐわないことで理屈を通そうとしても、親の保護と愛情が子供にとってはほとんど唯一と呼べるほどの死活問題なので、子供はそれを受け入れるしかない。
その通りだと思う。私もそう思った。どれだけおかしいと思っても、親がそう言うのなら子供は受け入れるしかないのだ。たとえそのために現実がゆがめられたとしても、それが親にとっての「現実」なのだから、それを子供も現実だと容認しまうのだ。
しかしそれは嘘である。だから本物の現実とのギャップにいつまでも苦しむ。どこかおかしい、なのに抗えない、否定ができない。目の前の「矛盾」が受け入れられないがために、いつの間にか自分もおかしな理屈で現実を見ないふりをしてしまう。
この本は、それらの「異常な心理」を易しく丁寧に、しかも真摯で偏りのない視線で諭してくれる。あなたの思考は決して独りよがりなものではない、そこには必ずそれなりの原因があり、また解決法があるのだ、と。
それだけに私は、この本を実に危険だなとも思ったのだった。効果がありすぎて、免罪符のように使われないか心配になったのだ。
人間は弱い生き物だ。この本自体に悪いところは全くない。しかし、この本の「言葉」を利用したり、利用するなんてつもりは毛頭なくとも、いつの間にかべったり寄りかかってしまう人もいるのではないかと思ったのである。
それほどこの本の「あなたはあなたの親を許す必要はない」という言葉は巨大な意味を持っている。そのことを、私自身も忘れてはいけないと思う。