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うーん、気持ち悪い話だけど、そこまで面白さが感じられなかったかな・・・もうちょっと期待したんだけど。
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第13回日本ホラー説大賞長編賞受賞作です。
文庫版の表紙の絵は、「僕の小規模な生活」「うちの妻ってどうでしょう?」の福満しげゆき氏で、もうこれだけである程度作品の中身がわかってしまうってほどのわかり易いイラストです。
夏休みにいとこの家に遊びにいったら、ばあちゃんとひょっとしたらいとこの女の子が殺されていたようで、主人公の少年「僕」が、その家の中を探索する、という話です。
のほほんとのんきな世界観の中に、ざらざらする違和感を感じさせる血や肉や骨が見え隠れする、そのギャップが当時としては新鮮だったのでしょうが、いまとなっては大して真新しさもないうえに、文章上のつまづきが目立つように感じ、いまひとつと思いました。
不条理な世界、というにはなんとも中途半端に感じました。
でも、それを具体化しちゃうと、『悪魔のいけにえ』になってしまうので、興ざめ。
人間の慣れが一番怖いんじゃないかと思う。
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個人的なツボ!こういうのが読みたかった。
時々読み返してニヨニヨ浸りたい。
でも、時々読み返したいと思える程度のクセなんだよなぁ。
二度と読みたくないと思わせるレベルの不快感を期待したい。
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■0891.
<読破期間>
H20/10/8~H20/10/10
<本の内容>
叔母からの突然の電話で、祖母が風邪をこじらせて死んだと聞かされた。
小学5年生の僕と父親を家に招き入れた叔母の腕は真っ赤に染まり、
祖母のことも、急にいなくなったという従姉の紗央里ちゃんのことも、
叔母夫婦には何を聞いてもはぐらかされるばかり。
洗面所の床からひからびた指の欠片を見つけた僕はこっそり捜索を始めたが…。
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もう既に不気味だとかいうレベルではないような気がする。なんだこれ。ひたすらグロい。食事中、思わずこの話の内容を思い出して、気持ち悪くて戻しそうになったほどグロテスクな内容。
ホラー小説は全くと言っていいほど読まないのですが、読み終わった後、軽い気持ちで手に取った自分を叱咤しました。カルチャーショック。こういう書き方もあるんだなあ、といくつか感心するところがあって新鮮でした。
幽霊だけがホラーじゃないとは分かってはいたけれど、これがホラーというジャンルだということに驚いています。
なんていうか、所々出てくる小学生らしからぬ主人公の行動が不気味。主人公がゲーム感覚で部屋中を探していくようにしか見えない。私がもしこの家にやって来たら、同じように狂ってしまうかもしれないと思った。ただ気持ち悪いだけな読後感。
私みたいにホラー小説をあまり読んだことがない人、または気持ち悪いのが苦手な人にはお勧めできないかも。
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き、気持ち悪っ…そんな物口に入れるんじゃありません!!雰囲気は世にも奇妙な物語みたいな感じ。終盤のお父さんの行は必要だったのか解らないけど、全部どうでもいいと言って吐くお父さんは実は一番まともなんじゃないかとも思える…気がする。
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森見登美彦氏、唸る!
「おもしろい。でもグロい。
しかし、これはおもしろい。恐い。
グロテスクでない箇所が、特に恐い」
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父と共にいとこの紗央里ちゃんの家を訪れた小学生である僕は血塗れの叔母に出迎えられる。
ホラーではあるんだろうけど、それほど危機感もない主人公のせいか恐怖を感じるわけでもなく、、、読み終わった今でもよくわからない。
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第13回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。この頃角川ホラー文庫にハマッていた。僕にはわけわかんない。読み終わってカップやきそばの印象が強く残った。
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ホラーというよりスプラッタ。何か伏線でも隠れれているのかとまじめに読んでみたが結局ラストもいたって平凡。多分この作家の本はもう読まないと思う。
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福満さんの表紙でジャケ(?)買い。
いかにもな表紙だなぁ、と思ったら実は内容にものすごく忠実な表紙でちょっと笑った。
文体とか、グロ描写とか、狙いすぎている上にあまりうまくない感じ。内容はまぁそこそこ面白かった。ラストでちょっと哲学的な感じになって、少しびっくり。
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後味の悪さ的な意味で★4つです。
内容自体は正直★1つとか1・5個くらいじゃないだろうか。
ふとホラー読みたくなって本屋をうろつき手頃な値段とページ数だったので購入。
すぐ読み終わりましたがページを捲る度にドキドキとかワクワクなんてもんはなくてただ、だんだんとダメな方向にしか向かっていかない感じ。
見てるこっちがちょっと溜息出るくらいに。
結局誰も救われてなくてどっちの家族もどうかしてるよ、といった感想であります。
でもこんな猟奇的な事にならないにしても多かれ少なかれこうゆう事を考えてる?人はいるのかもしれない。
所詮外側の人間は内側の人間の中にも入れないし解れないって事。
もう少し文が解りやすいというか上手ければなあ…
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第13回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作品。
僕は純粋にこわいと思った。
よくホラーは自分たちと違うものが
襲ってくるようなものや
殺人鬼ができてきたりするのけれど
この作品にはそのような
異形は出てこない。でも、でも、でも、
でも、でも、でも、でも、でも、でも、
ホラーとしてはかなりおかしいけれど、
確かに怖い。受賞ものですね。
表紙が福満しげゆきさんでかなり、
狂気の空気が漂わせている。
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こういう不条理ホラー好きだ。
キュートな乙一って感じ。
従姉妹の家に父親と遊びに行った少年が次々と紗央里ちゃんか祖母かわからない「かけら」を探して集める。
2泊3日、出てくる御飯はすべてカップやきそば。
登場人物全員いい感じに外れてました。
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怖い(けど出来の悪い)絵本を読んでいるような感じだった。最初の方でおばさんと会うシーンが一番怖かったが、その後も方々で見つかるおばあさんの体の一部、特に○と○が見つかるところが物凄く気持ち悪く出色だった。後は、終盤での○○の存在とかが良かった。が、面白いのは全体の中でその4箇所だけ。あとは圧倒的につまらない。会話が破綻していたり、酷い擬音が使われている部分は逆効果。古い。ただ乱暴でいい加減な小説とも取れてしまう。登場人物の狂気性についても、ただ変なだけで浅い。この人は真に異常な人の心理をおそらく知らない。
個人的にはアマゾンで出てる¥1の中古を買えば良かったと後悔。読まないよりは読んでいたほうがいいと思うのは、友人と悪口言って笑い合うにはある意味最高の一冊だからだ。
現時点では著者の名前も覚えていない。次回作を探す気が無いからだ。奇をてらって成功(?)するのも一回限りだろう。二回目があったら素直に見直して買っちゃいますが。