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こちらに書きました。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2010-02-13
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シュールでグロテスク、だけどどこかしらコミカルなホラー連作。血と汚物にまみれたシーンの描写は、とにかく気持ち悪くて。なのに案外と、読後感はさっぱりしてます。あまりにぶっ飛んでるからかもしれない。
お気に入りは「クラス旅行」。この展開は読めませんでした。そして真相が分かった後、逆転するキャラクターの怖さがなんとも。
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2010-9-11購入
2010-9-12開始
2010-9-20 読了
ホラー小説。短編集。
怖ろしいことが起きてても淡々としている。どの話も爽やかに終わる。
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「クラス旅行」は単純におもしろかったが、如何せん他のが微妙。
ただただグロいって感じ。
グロは別に嫌いじゃないし、どちらかといえば好物のひとつなのだけど、ストーリーをもうひとつ…
「狂った小説」を売りとしたいのだろうけど、これは人を選ぶだろうな…
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転入生の彼女は、非常な疎外感を味わっていた。
級友は間近に迫った旅行の話でもちきりなのだ。
だが、待ちに待った出発の日、転入生が見た恐るべき光景とは?
普通の学校生活が恐るべき異世界へと変わる瞬間を描く。
今まで3年200冊くらい読んできた自分。
面白い作品は?と聞かれればおそらく悩んでしまうけど
その逆なら迷わずこれを挙げられるくらい酷い作品だった。
☆をつけるにも値しない。
内容の前にいくつか・・・。
言い方の上手い文章(キレイではないという意味)を
むりやり繋げていたり、各章の〆方も弱い。
書いた方も書いた方だがこれを出した出版社もおかしい。
グロイ描写=ホラーではない。
句読点の使い方に統一性がないのも気になった。
森博嗣みたいに徹底的にやってほしい。
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「クラス旅行」がなんでかちょっと切なかったんですけど……
他の短編はぶっとんですぷらったでグロテスクで笑っちゃいましたけど。
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登場人物はだいぶ変だし読みにくいしなんだけど、そこが好き。
血みどろ場面でも爽やかで甘酸ぱっささえ感じる。
これがツボというものかと実感。
何より作者のあとがきが一番不思議だった。
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これをモノレール文庫に出した人よ。お前だ。
君は通勤通学する多くの人に不快感を与えるという大きな罪を犯した。恐らく君も、手元において置くことすら嫌だったのだろうが、焚書にするか、出版社に送り返すべきだった。
別のレビューにあったとおり、星1をつける価値すらない。
本じゃないどころか文章ですらない。プロにも一般人にも狂人にもなれていない。怖くも気持ち悪くもない。誰の反論も恐れず、ただの屑だとはっきり言える。そしてそれ以上何も言えない。
永遠の0は、ここが変でしょ?こうなるのおかしいでしょ?と意見を求めて敢えて人に貸した。
これに関しては、誰一人この物に興味を抱かないことを祈るしかない。そんなくそみそに言われるなんてどんなもんなんだ?とすら思わないでほしい。一刻も早く全ての人の記憶から消えるべき。それだけ。
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読んでて辛いけど語り口がなんか好きだから読んじゃう
でも辛い
執拗なグロにムズムズしてくる
ホラー以外の普通の話書いてくれたらいいのに
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「クラス旅行」★★
「血まみれ運動会」★★
「期末試験」★★
「平日」★★★
「殺人合唱コン(練習)」★★
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気持ちいいくらいにいっぱい人が死にます!
超不気味、超不愉快、超グロテスク、超きもちわるい、でもこれが私の大好きなホラー小説のひとつの特徴でもあるのです。矢部さん作品はじめてのかたは、精神状態が良好のときに読んでください。でも簡単に人には勧められないし、友人にこれ読んだ!ともあまり言えない…。楽しく読んだことを胸の内に秘めたくなるような作品でした。
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転校してきた専子は明らかに歓迎されていないと感じていた。初日に椅子に危険物を仕込まれ、教室にはいれてもらえず、クラスの勝ち気な女子には凄まれた。クラス全体から拒絶され、途方にくれる専子は鬱々とした日々を送る……。
***
読みながら再三再四頭がおかしくなりそうといい続けた本がこちら。私は、読み終えたあと、思い返してみても頭痛とともに頭がおかしくなりそうな本だったと言うことが一番最初に思い出される。
他の作者にはない、かなり独特な世界観と、まともでない倫理観で展開される、グロとぶっ飛んでいる日常。青春期独特のナイーブな問題も描かれていたが、そんなのもはやどうでもいいと蹴散らさんばかりの展開に驚きを隠しきれない。
読みながら始終、うう、うう。と唸りながら読んだ。登場人物の多くが本当に頭がどうかしていてまともじゃない。特に先生達がおかしい。
一番最初に読んだ「クラス旅行」も最初からぶっ飛ばす話だなと思ったが、そんなの序の口だった。続く血まみれ運動会も凄まじかったし、期末試験もだいぶだった。
個人的には期末試験が一番どうかしてたと思う。倫理観なんて最初からなかったん……。
いつもなら読みながら色々考えつつ、進めていくのだが、これは深く考えて読んではいけない1冊であると思う。とにかく現代の常識なんか全部かなぐり捨てるし、役に立たない。考えるな感じろ。とはこの事か?
どうかしているとか、頭おかしくなるとかさんざんいっているが、結構、お気に入りの1冊となっている。ただ、夜寝る前に読むと夢見が悪くなりそう。
1話読みきるのに結構体力を使うので、読まれる際はお覚悟を。
(読点が文章無いにほとんど無いので、その辺が読みにくくて体力を消耗している可能性も大)
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『紗央里ちゃんの家』よりの基本路線は同じで、趣味の悪いグロテスクな出来事をまるで日常茶飯事かのように淡々とこなす登場人物たち、明らかに筆が乗りすぎているグロテスク描写、ドロドロ崩壊してムンクの叫びみたいになる会話文など絶好調で、ただ本作に至ってその露悪趣味が突き抜けてメータ振り切り1周回ってむしろリアルじゃね?と思えてきてなんか良い感じだった。
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起こってる出来事は荒唐無稽なスプラッタなんだけど、そこに至るまでの学生たちの考え方や動きは妙にリアルというか。
普通の中学生が普通に思う「行事で仕切りたがるやつうぜー」とか「運動神経鈍いやつ体育祭で邪魔」みたいな等身大の感情のままネジが外れて人がバタバタ死んでいくのが、謎のリアリティがあって奇妙な読み味でした。
文体はクセつよというかブロークンというか、まぁ言ってしまえば「悪文」の類ではあるんだけど、そこが却って中学生のリアルな脳内垂れ流しみたいな感じで嫌なリアリティをかき立ててる。わざとなのか天然なのか……