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軽く哲学書。
和む絵があったり、全然堅苦しくない文章ですごく読みやすい。
考えることを考えよう!
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考える、って楽しそう。やさしい言葉で具体的に「考える手段」が書いてあります。ほら、やり方が分かるとやってみたくなりませんか?で、やってみて「あー、こういうことかー。」って、なるといいんだけどな。
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子供から大人まで読める哲学絵本。「考える」ってどんなことだろう?その第一歩を野矢さんのやさしいな文章と植田さんのやわらかな絵で綴る。好きな人にプレゼントしたくなる本
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作者と、お話をしている気分になります。
簡単なことを言っているんだけど、それが、かんたんではないんですなぁ。
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哲学ていうのは小難しい。でも少し考え方を変えるだけで、今まで見えなかったものがみえてきたりする。そういったものごとの「枠」のとらえかたを少し考えてみる。普段の生活にもっとよく目を凝らしてみるのも哲学といえると思う。
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<現実べったりでもなく、論理の神様のようでもない、そんな人間のハンパさ、融通無碍に足場を変えていく身軽さ。考えるってことは、そんなふうに軽やかに踊ってみせることだ。>
本文中のイラストがとても優しい。
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考えることは、新たな関係、新たな意味を求めること
考えるということ。問題を考えるということ。それは問題そのものを問うことだ。問いへの問いが、答えを求める手探りといっしょになって、らせんを描く。答えの方向が少し見えて、それに応じて問いのかたちが少し見えてくる。そうすると答えの方向も少し見やすくなってくる。そうして進んでいく
秩序を破るものとして「問題」は現れ、ひとは破られた秩序を取り戻そうとして問題に向かっていく
型破りがあるためには、まず型ができていなければならない
学べば学ぶほど、問題は増える
論理は、考えないためにある
ことばの意味をきちんととらえるのが、論理
否定の不思議
否定において、ぼくたちは、そこにないものを見てとることができる
ことばがなければ、否定はない
「もしかして」の世界
現実ベッタリなら「考える」ということは出てこない。考えるということは、現実から身を引き離すことを必要とする。現実からいったん離陸して、可能性へと舞い上がり、そして再び現実へと着地する
論理的な可能性
論理的な不可能性 ex. このティーカップはいまこのテーブルの上にあり、かつ、このテーブルの上にない
見たこともない状況を思うことができるというもの、こうして、見たことのある状況をパーツに切り分けて、それをさまざまに切り分けるから
ブタが/森の上で/踊っている
ことばで箱庭をつくる
ことばがなければ可能性はない
否定は、可能性と現実のギャップに生じる
フレームの問題
常識を踏まえつつ、自分の立っているそこを絶対視しないこと
自分の頭で考えるというのは間違いで、頭の外で考えたり、ひとといっしょに考えたりする
問題を抱えて頭の中に引きこもるんじゃなくて、問題のまなざしで自分を外に開いてくこと。観察や手作業やいろいろ試してみること
考える技術
①問題そのものを問う
何が問われているのか。そして、また、なぜそれが問題になるのか。問題はそれが問題になる背景を持っている。そして、背景が異なれば、問題の意味も変わるし、問題が問題じゃなくなることもある。そして、多くの場合、問題の意味がはっきりしたとき、答えも見えている
②論理を有効に使う
論理はことばの意味するところを引き出してくるところ
③ことばを鍛える
ひとまとまりの状況をさまざまなパーツに切り分けて、そのパーツを関係づける。そして新たな組み合わせを模索する
いろんなことばを持っている人はいろんな可能性を試せる
④頭の外へ
問題のまなざしをもってよく観察すること。そして、実際に作業すること
思いついたことを何でも書き出す。自分が持っているものを吐き出す。吐き出したらなるべくそれを「読む」んじゃなくて、「見る」
⑤話し合う
つめこんで、ゆさぶって、空っぽにする
観察する。推論する。そうし���手にしたものを書き出してみる。いくつかの仕方で整理する。組み替えてみる。聞いてもらう。言いたいことを無責任に言ってみる
つめこんだものをいったん空っぽにすること。空っぽにしないと新しいものは入ってこない
リラックスしているけど、集中している
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プーはイーヨーに聞いた。
考えるって、どうやるんですか?
「それはね、考えたいことをつめこんで、ゆさぶって、空っぽにするんだ。
つまり観察する。推論する。そうして手にしたものを書き出してみる。それをいくつかの仕方で整理する。組み替えてみる。聞いてもらう。そして、言いたいことを無責任に言い合ってみる。」
「そのとき、自分の頭の中で考えるのではない。頭の外で考えるようにするんだ。」
さっそく、アイディア帳をつくってみた。今考えていることを、絵にしてみよう。
そうすれば、きっと何が問題なのか、枠組みがはっきりと見えてきて、
そして何が問題がはっきりしたとき、そこにははっきりとした答えも見えている。
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とても好きな本。優しいことばと絵がつくるおだやかな世界。「考えることをやめよう」とすること自体考えていることになるんだ。ヘウレーカ!
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「考える」ってどうすることかについて
分かりやすく考える本。やさしい言葉で、優しいイラストで包み込んでくれる。
ただ、やっぱり難しいです。。。
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子供生まれたらぜったい読ませる!
人生20年久々の良本に巡りあう。
野矢茂樹の授業がうけられる東大生がつくづくうらやましくなる。
「考える」ってなんだろう?をはじめて気付かせてくれました。
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はじめて考えるときのように
僕はこの本を読んで
はじめて知ることを見つけた。
はじめてみる君にいい本だよと伝えたい。
そんな本です。
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考えることについて書かれています。考えることは日常的にあるはずなのに、その方法について書かれている本は新鮮でした。哲学の本ですが、専門的になりすぎず分かりやすい言葉で説明されています。途中に入っているイラストが気分転換になって良いです。(2008.2.11)
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とても平易なことばで書かれた「考える」ことについて書かれた本。
「考える」ということは自分の試行錯誤の末にあり、「論理」は当たり前のことを重ね合わせることである。
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「どれほど計算ができなくとも、どれほど推論が苦手でも、どれほど観察力に難があろうとも、問題に向けての緊張が失われないかぎり、ぼくは考えている。なんか、とても、健気だ。」っていう言葉の深さに感動を覚えました。
この本はたくさんのヒントをくれました。