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恐怖症説作家としての第一人者であるポーの代表作。短編集なので読みやすく、訳も分かりやすいものでした。
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推理小説の元祖。
モルグ街、当時は画期的だったのかなあ。今やったらバカミスとか言われそう、などという感想を持ってしまった。
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「モルグ街の殺人」に出てくるデュパンは、その性分で探偵としての役割を果たすけれど、ルブランのルパン(リュパン)と一字違いというのは奇異な偶然なのだろうか。
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推理小説にはじめて触れたのは、小学校の頃、ホームズものを小学生用に編集してあったもの。その後、中学で世界の推理小説や作家のことを紹介している本を読んで、はじめてポーを知りました。推理小説の原点、江戸川乱歩が尊敬した作家。その後もいろんな推理小説を読んできましたが、なんと、ポーは読んだことがなかったのです。
で、今回、光文社古典新訳文庫で、はじめて読みました。
推理小説というか、ミステリーとしては、難解です。で、元祖推理小説のモルグ街の殺人は、密室殺人で、超意外な犯人!という点では、この時代ではすごいことだったんだろうな!と。ま、今の時代では、かなり設定に無理があるなぁ~とか、描写にちょっと物足りなさがあるなぁ~というのもあるのですが、なにせ日本はまだ江戸時代ですからねぇ~。黒猫をはじめとする他の作品は、人間の心理と恐怖を描いている作品が多く、このあたりの作品も後年のミステリーに大きな影響を与えてるんだろうなぁ~と思いました。
光文社のこのシリーズだからなんでしょうが、巻末で訳者である小川高義氏が各作品ごとに解説をしてくれています。これが結構面白い!!この文庫に限っては、この解説は必読です!!
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推理小説の草分け的存在と言われているのに今まで読んだことなかった。短編だったんですね。青空文庫で読みました。
犯人が意外すぎ。
黎明期だからしょうがないんだろうけど、やっぱりホームズくらい凝ってる方が好きだなー
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言わずとしれた世界で初めての探偵小説を含む短編集。どの話もとにかく描写がグロテスクで、視覚的怖さのある作品だなと思った。映像化したら確実にR18。
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5月の8冊目。今年の62冊目。
ミステリ好きながら、ポーを一度も読んだことはなかった。歩の方は読んだんだけどね。ただ、この短編集でいわやゆるミステリはモルグ街の殺人のみ。後はホラーというか、そんな類の話
モルグ街の殺人は、いまでならそんなことがもし本当に起こったらすぐに解決できるような事件だと思います。なので、現代ミステリと比べるとミステリって言う感じがしないんですが、意外性は抜群。あとこの時代の警察の捜査のやり方、科学捜査の有無などを考えれば、当時はインパクトが強かったという風に考えられますね。
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ポーの短編8作品を集めた1冊。
小川高義さんの訳が良くて、なかなか楽しめました。
ポーは短いから、難しいことがぐだぐだ書かれてても大丈夫なの(笑)
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個人的にアモンティリャードの樽が面白かった。最後の一文で背筋がゾクッとするような怖さを感じます。
冷静に語られるほど怖い。
表題のモルグ街の殺人は、今になって読むと無理があるような気がしますが、推理小説として初めての作品だと考えるとすごいとしか言えないです。
訳者によって解釈が違うと思うので、他の訳者の同じ作品を読んでみたいと思います。
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一つ一つの話の中に人間の葛藤や醜い性、狂気みたいなものを孕んでいて、一貫したテーマが感じられるちょっとダークな短編集でした。
そうやって読むとモルグ街だけちょっと唐突な気もするけど。
そもそもはそれを読む為に手に取った本書なので問題ないです。
表題作よりも、邪鬼とウィリアム・ウィルソンが好き。
無駄のない訳と短いストーリーで、とても読みやすかったです。
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青空文庫。結末まで一直線。世界最古の推理小説と聞いたけど、なるほどと言う感じ。でもしっかり背筋はぞくっとしました。
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新訳、すごく読みやすくなっています!
これだけ読みやすくなっているのだから、もっと読まれて欲しい!
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江戸川乱歩への興味から読んでみた。当たり前のことだが似ていた。表題作より、「告げ口心臓」や「早すぎた埋葬」などの方が、作者の病的なこだわりが感じられておもしろかった。
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1830~40年代のアメリカ文学の草分けとしてはもちろん比類なき大家なのだが、そのことを強く念じて読まなければ、さすがに今の小説と比べてしまうとしんどい。
随筆風の枕もちょっと面白がり方が分からない。
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ポーの作品が名作であるのはどれもそうですが、
光文社古典新訳文庫版は訳、文字の大きさ、作品の選出、表紙のどれをとっても妥当で、ポーを読んだことがない方にもおすすめできる一冊ではないかと感じました。
(個人的には古典的な訳が好きですが、なかなか他人におすすめし辛いので)
ここに載っていない話もどれも名作ですが、眼鏡と暗号論をどこかの文庫に収めて欲しいです…。
全集を人に勧めるわけにいかないので…。