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1813年刊行。古きイギリスの片田舎を舞台とする地主階級の恋愛小説。200年愛され映像作品や翻訳も多数。
オースティンが20歳そこそこで草稿を書いた(実際の出版は37歳時)という本作、なんというか、上質な少女マンガの雰囲気を感じさせる。ダーシーの「高慢」とエリザベスの「偏見」が最初は衝突するが後に……なんて典型的すぎるように思えるのだが、これは現代のラブコメに到る原型のひとつなのかと。しかし文章や構成が見事な上、要所要所で劇的なシーンが入るのも巧みで、読み始めたら止まらない勢いがあるのはすごい。源流などと言っていられない完成度であることが、今もって愛される理由なのだろう。
片田舎が舞台で、18世紀末~19世紀初頭の小説にありがちな社会や政治に関する描写がほとんどなく、ひたすら狭い世間の人間関係の話に尽きているため読みやすい。本作の主要人物は働かないで生きていける上層中産階級の人たちで、それだけ恋愛の駆け引きに集中できることも大きい。
翻訳が多数あるがどれがいいかはわからない。光文社古典新訳文庫の小尾芙佐はSFの翻訳でよく名前を見かける。繰り返し読むに耐える小説なので、比較読みも楽しいかも。
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いいところで下巻に続く!!!
早く続きがよみたい!!
ダーシーがエリザベスへの想いを抑えられなくなっていきなりベラベラ告白しだすシーンがめちゃくちゃ面白かった
ダーシー、なかなか性格終わってるけど人を見る目はあるよね
ダーシー視点でも読んでみたい
女性が家柄のいい人のところに嫁いで将来の安泰を得ていた時代に、自分の気持ちに正直に生きるエリザベスはかっこいいな
エリザベスとリディアの家族愛も強くて泣ける
それぞれ自分の生き方があってそれを理解しあってる感じ
前の作品だけど、現代の女性と価値観の近い女性が主人公だからすごいな
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タイトルだけはずっと知ってていつか読み終わりたいと思ってた作品。なかなか頭に入らず、かくなる上はとBBCのドラマを先に観ました。風景も衣装も、本当に素晴らしいドラマだった。
ドラマのキャストを思い浮かべながら読んだからすごくしっくりきた(逆だったら文句たらたらだったのかも? 原作にしかないシーンもあるし)。
好きなシーンは〝ダーシーと偶然外で出会わないようにするため、わざわざリジーが自分のお気に入りの場所を伝えたのに、なぜかダーシーはその場所へやってくる〟ところと、ダーシーが振られて「もうけっこうです、あなたの気持ちはよくわかりました」のところ。
恋愛してるなあと思った。
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偏見にとらわれていると、いろいろなものが見えなくなってしまうのがリアル。
ダーシーを嫌なやつだと決めつけて読んでいるとそうとしか思えないのに、実は誠実なやつだということを知ったうえで読むと、そういうふうに思えるのがすごい。
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ジェイン・オースティン。2つの家の2人の男女が知り合い、反発し、最後は結婚する話。女主人公エリザベスの内面やそれを取り巻く家族の欲望むき出しの内面をユーモアを含めて表現しており、最後まで愉しむことができた。
物語はエリザベスの視点て進むが、お相手のダーシーの視点でも読んてみたいと思った。
当時の英国の慣習などし理解しにくいところがあるが、下巻のあとがきに解説があるので先にそちらを読んでもいいとと思う。
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読むきっかけは、映画「ブリジットジョーンズ」が大好きで、そこに出てくるマーク・ダーシーが
高慢と偏見のダーシー氏をモデルにしていると知ったから。
終始、コリンファースのイメージで読み進めました。
読み終わって思ったのは、いつの世も男はお金、女は美貌あってのことなのかなぁと。
ダーシーはエリザベスの溌剌としたところなど内面に惹かれたことが強調されていたが、ジェインもエリザベスも美貌の持ち主。
そしてコリンズと結婚したシャーロットは?
それにしてもミセス・ベネットが恥ずかしく腹立たしい。
あの母が育てたはずなのに上の娘2人はまともな羞恥心や優しさをもっているのが不思議。
これも現代でもあることですね。
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古きイギリスの世相がこの小説の幹となっている。現代との乖離がありすぎて,あまりピンと来ていない。下巻も読むつもりですが、のめり込んではいません。