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「もろこし」シリーズの作者が書く中国歴史ミステリー。
中国のカストリ新聞紙「黄石斎真報」。社会問題や事件のみならず、怪しげな話題も取り扱っているがその裏では・・・
新たなシリーズなのかどうかはわかりませんが。時代が20世紀の初頭ということで大体の「もろこし」シリーズよりも時代が下ってる舞台です。
読んでいてその中国っぽさという不思議な異世界観は伝わってはきましたが・・・結局オカルトめいた出来事も真相は人の手で・・・というのがその不思議めいた雰囲気を払しょくしてしまってるようでいまいち。もろこしシリーズのような「仙術」とかそういうのは基本的にでてきません。だったら別に中国じゃなくても・・という印象。
最終的にドンパチで殺されてしまうってのは昔のB級映画っぽくてちょっとおかしかったですけど。
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清が滅んで中華民国ができた数年後。地方では中央の詳しいことはよくわからず、政府から派遣されて来た知事より地元の大物が仕切っている状態であった。そんな時代設定で、タブロイド紙のような地方都市の新聞「黄石斎真報」に持ち込まれるさまざまな事件を描いている。
位牌で発電、内蔵を抜いた死体、壁から出てくる妖怪の手など怪奇色の強い事件を、記者たちは取材しつつ解明していくのだが、記者というのは世を忍ぶ仮の姿で実は副収入を得る方が大事な怪しい面々である。
ミステリー風味の活劇小説という感じだが、ラストの話ではサプライズもあって、なるほどそう来たかと思った。
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顔も性格も良い男達が、個性的な銃を使って、オカルト的な事件を解決していく、武侠物語。
だんだんと物語に引き込まれ、そして衝撃のラスト!(´⊙ω⊙`)
この作者で、この世界観のものは間違いない‼️
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図書館
黒蝙蝠
途中サービスと称してやたら(日本でも‥)、
というフレーズが出てくる。
別に気が利いてるわけでもないし、メタ要素は不要じゃないかと思っていたが、、、