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映画を1本観たあとのような読後感
2022/09/25 16:13
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生向けの雑誌「りぼん」で連載されていた作品でありながら、大人が今読んでも引き込まれる、大人向けな作品だったと思います。
月の周期を軸にした物語の展開と話数を合わせたりする構成力が流石でした。
でもラストに紐解かれた少し蛇足ともとられかねない会話の羅列が、やはり小学生向けだったんだなという事実を感じさせてくれますね。
最後のアダム視点の話は本誌では掲載されておらず、単行本化された時の描き下ろし部分だと見聞きしたので、そういう演出もすごいなと思いますね。
数ある矢沢作品の中で個人的には1,2を争うくらい好きな作品でした。
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切ない!
2021/06/17 08:39
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投稿者:さな - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代、友達に借りて読みました。漫画はあまり好んで読む習慣はありませんでしたが、この漫画には、とても惹かれたのを覚えています。
オバサンになって電子化されたのを知って、即買いでした。
この本を読んだ当時は、恋愛に憧れて、大人になったら当然大恋愛をした人と結ばれると信じてやみませんでしたが、現実こんな恋焦がれる恋愛は経験できませんでした。
生まれ変わったら、もう少し、純粋に恋愛できる人と巡り会いたいです!笑
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歌詞みたい
2018/12/26 19:42
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投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
セリフ一つ一つが歌詞のように紡がれていく感じ。4人の探偵団も美月の意識が戻り、解散となりますが友情はたまた愛情は永遠につながっていくのでしょうね。
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友達に借りて一気に読んだ。
話が難しいと聞いていたけれど、物語に入り込んでしまえば全然気にならなかった。
謎の歌手アダムを軸として、高校生の美月と10年前に死んだ清香、小学5年生の蛍のストーリーが複雑にからみあっていく。
美月を思う蛍ちゃんの健気さがかわいいー。
私としては決して救われるラストではなかったけれど、随所にぐっとくるシーンがあった。(2004/11/15読了)
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唯一持ってる矢沢作品。連載中、妹がりぼんを買っていたのでリアルタイムで読んでいたが、主な読者層には難しくて不評だったらしく、よくWJだったら打ち切りの位置に掲載されていた。NANAを読んでからこれを読むと蛍ちゃんに癒される。
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アダムの死という事実をイヴに言い出せない蛍達。ようやくその事を伝えた時、イヴは全てを思い出して消えてしまう――。いつかアダムが無事に愛する人と出会えますように。映画も合わせて見るといいです(虹好き)。
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矢沢あいはすごい。この綿密に設計されたストーリーも、そこで展開される人々の心の動きもすごくリアルでとにかくのめり込んだ。誰でも心の中に抱えた思い。それを矢沢あいは的確に表現している。私の大好きな言葉。「この広い世界のどこかに
君を愛してくれる人が
君を必要としてくれる人が 必ずいる 人は誰も独りでは 生きてなど行けないのだから」
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ついにアダムの正体がわかった蛍たち。しかも19年前に死んでしまったという事実も…。一方美月は、さやかとしての記憶をすべて思いだしていた…!?
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これも泣いたなー。
実際にはありえない話なんだけど、人の気持ちって、やっぱりすごいなって。
思いが強ければ、ちゃんと届くものがある。
絵もきれいだしね*
やり直し、は、諦めない限り可能なのかも、よ。
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もちろん1、2巻も読んだけどやっぱり3巻が一番よかった。
感動のラスト。
あるよね、自分の幸福が見えない時って。
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連載中の『NANA』も今後の展開がとっても気になるところだけど、矢沢あいの作品中、3巻完結のこの『下弦の月』はかなりオススメです。絵もすごくキレイ。
“ついにアダムの正体がわかった蛍たち。しかも19年前に死んでしまったという事実も…。一方美月は、さやかとしての記憶をすべて思いだしていた…!?”
10年前に『りぼん』で連載されてて、賢くてかわいい小学生達がメインキャラの話だけど、ピアノ曲のような独特の世界観とちょっと重たいストーリーは大人向けな気がします。
3巻はイヴと美月とさやかとアダムの関係~エンディング。
ハッピーエンドとは言えないのかもしれないけれど、未来を感じさせるラストでした。
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繊細な心理描写が巧み。
3巻が一番良かったなぁ。切ない。
離れるのは寂しいけれど、現世に愛があるのだから。
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君達の勇気と優しさに
僕がどれ程心を打たれ、
そして感謝しているか
君達は知る由もないだろう。