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読みたいんだけど、読み進めない・・・。
タマオのお話だ。
もうそれだけで、涙が出てきちゃう・・・。
読みたいんだけど
ページをめくれない
そんな本があってもいいかなぁ。。。
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途中までは引き込まれたしとても面白かった。
でもなんか、なんか、なんだよな・・・私には涙の出る本ではなかった。
設定上命が尽きるのはわかっていたけど突然「その日は寒かった」と今から終わります風な感じがショッキングすぎたし、猫目線だから猫には関係ないのだろうけど人間模様が「え、どうなったの?何だったの?」って気になって・・・。
猫弁は未読ですがイーヨくんの方がすきです。
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「猫弁」の作者が描いた、猫と人間の心温まるストーリー。少し切ない。
猫弁のサビ猫テヌーが出てきます!今作では猫が喋るから、喋るテヌーもかわいい!
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命の恩人に尽くし生きる。
人間の知らないところで、彼らは彼らなりに恩を返そうとしているんだな。
自らの命を削ってでも、自分を助けてくれた人間に幸せに生きて欲しいと思うのは誰も同じなのかもしれないな。
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本当にすごく切ない終わり方だった。
同じ作者の猫弁シリーズを読んだあとに手を取った一冊だっただけに、その振り幅に驚いた。
物語の前半はとてもテンポよく読みやすい。自分を死の淵から救ってくれた理々子を心から愛している猫のタマオ。彼女を大切に思うあまり、タマオは理々子の窮地には人間の姿となって何度も彼女を救う。しかし、人間の姿に変身できるのは夜の間だけ。しかも、それは自分の寿命を縮める行為だった。
ありがちな設定かもしれないが、ラストが予想以上に切なかった。猫のタマオには理々子のいる世界が全てだけど、理々子にとってはそうじゃなかった。もちろんタマオのことが大事だけど、人間には人間の世界がある。
物語の前半はファンタジー要素も強くワクワクしていたが、猫のタマオの想いが理々子にそのまま真っ直ぐ伝わることはない。雪の降る情景は美しいけれど、悲しくなってしまう結末だった。
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猫が好きな作家の愛情を感じる、ということか。猫好きにはあるあるがたくさんだが、小説としてはどこまで猫の気持ちを表すか。その辺りが入り込めなかった理由だろう。我が家の猫とは同性だから、まあ違うかな。
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純粋に飼い主を想うシロとイヴ。
飼い主の幸せを祈って行動する2匹の姿は涙です。
飼い主を愛して愛して·····なのに死ぬ時は孤独を選び、悲しいお別れ。。。
楠の爺様の言葉が人間の心にグッと来ます。
人間て、なんて傲慢な生き物なのだろう。
この本を読んで余計に人間て、しょーもない·····て実感しました。
猫視点から語られる「人間」という生き物が的を得ていました。
こんな悲しい猫の胸うちを読んだら、猫を愛さずに居られない·····。
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タイトルの猫の文字で購入。
命を助けてもらった人間を守ることに自分の命を捧げた猫たちの話。
黒猫イヴと白猫タマオ。
自分の命を削りながら人の姿に変わり愛する人を守る猫の気持ちは切なくて悲しい。
タマオの最後は読みながら情景が目に浮かぶ。
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ネコが好きだから、
タマオみたいなネコに好かれたら嬉しいなぁ。
タマオの一途な愛に胸を打たれました。
たまに読み返したくなる本です。
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雪猫
*
美しい
ラストシーンが頭から離れない。
*
タマオの気持ち
イヴの気持ち
猫の気持ち
わからないけど、
このお話のような感じなのだと思う。
そう信じたい。
*
猫も人間と同じような感情を持っていて、
相手を想い
想われている事を感じ、
大切な人を守る。
タマオの理々子への想い
イヴの城太郎への想い
切なくて涙が止まりません。
その想いちゃんと届いてるよね。
*
人の猫への想いも、
ちゃんと届いているよね。
*
「吾輩は猫である」
読み返したくなりました。
*
favorite sentence
✒︎ニーチェ
「事実は存在しない。存在するのは解釈だけである。」✒︎
✒︎空気が、おいしい。
夢中になって、空気をむさぼる。
生きるっておいしい!
このときぼくは生きる意味を知った。✒︎
✒︎ぼくは決心した。
この世界をくれた女神を、命がつきるまで愛そう。
それがぼくの生きるモチベーションのすべてとなった。✒︎
✒︎「好き」という気持ちと、「噛みついて壊してしまいたい」気持ちは、同じ波長に乗ってぼくの体を駆け巡る。でもぼくは本能を抑え、精一杯、紳士的にふるまっている。なぜって、理々子の苦痛の上にあるぼくの満足は、ほんものの満足とは言えないからだ。
本物の満足は、常にどこか欠けていて、うっすらと寂しい。✒︎
✒︎人間はあのひ弱な鳥、トキが死に絶えるのは堪え難いらしく、あの手この手で守ろうと必死のようだが、ノミが死に絶えても平気なようで、どんどんノミの住処を奪ってゆく。
いったい人間にとって、守るべき生物と、見捨てていい生物のさかいめってなんだろう?✒︎
✒︎大きなお城みたいな家だってさ。譲っていただいたんだって。
理々子のあたたかい嘘がぼくの全身を包み込む。
胸がどきどきして、お腹のあたりがほかほかして、からだじゅうの血が激しくかけめぐる。
ありがとう、理々子。うそついてくれてありがとう。✒︎
✒︎おひとよしは世の中を明るく見せる。✒︎
✒︎「あなたは無駄に命を削ってる」と言われてむかついたけど、あの言葉は胸に残った。嫌な言葉って、意味があるものだ。意味があるから、ぐさりとくるんだな。 ✒︎
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拾われた白猫たまおは,りり子に危険が迫ると人間になって助け,寿命を削っていく。猫の飼主に対する一途な愛情が切なすぎる。読まれる事のない手紙を書き続ける黒猫イヴもいじらしい。
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1人の少女に恋をした、白猫の物語。
猫は人間の言葉が分かっているけど、分からないフリをする。これが猫の掟だ。
今日も少女を守る為にくっついていく。
とても悲しくも涙の一冊。
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人間に恋した猫が、命を削って人間の姿になる。
クロネコのイブも、飼い主の作家に何度も何度も人間になり手紙を書き続け、玄関先で息絶えた。
白猫のタマオも恋する理々子を「守らなきゃ!」と切に願うと人間になる。
ヨレヨレになり、命を削る行為と知る。知るのに、守らなきゃ!と思うと人間になって必死になってしまう。
理々子と少しでも長く一緒にいたいからもう人間にはならないって言ったじゃない‥
と、最後、赤い傘の残像とともに悲しくなる。