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何と言っていいのか、色んな意味で「残念だ」、そう感じざるを得なかった作品
コメディとしても、探偵ものとしても突き抜けられなかったかー、って感じ
読了後、中途半端じゃなく、消化不良感の方が濃く付き纏ってくる作品だったかな
現在、月刊アクションで連載し、妙に根強い人気を得ている『エジプトの三角』を読んでいる限り、こちらにも期待が持てていたのだが・・・・・・
あくまで、私個人の感想だが、本格とまでは行かなくても、結構、真面目な路線の推理モノの方が、青色先生の才覚を発揮できたのではないか?
コメディタッチも、シリアスなタッチも、どちらも使い分けられるようなのだから、日常ではダメんずだけど、いざ、難事件―そんな血生臭い連続殺人事件とかじゃなく、ペット誘拐、連続宝石強盗、宝探し、結婚詐欺師集団撲滅、とかで良かったのだがーが起きたとなれば、現場で刑事を茶化し、マイペースに動き回って神経を逆撫でしつつも、何だかんだで、真相に着実に迫っていき、人を食ったような推理を披露する。証拠集めは子供らに、犯人とのアクションはワトソンに押し付けるってトコはそのままで
うーん、ホントにもったいない