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世間の物差し(=商品価値での判断etc.)だけを使っていると、世間の奴隷になってしまう。でも、この世間に生きている以上、その物差しを捨てて仙人みたいに生きることは出来ない。だからって、この世のどこかにパラダイスがあるわけでもない。
じゃあ、世逃げしちゃおうじゃないか!という、現代を“自分で”生きるための観念論。
「「狂い」のすすめ」の続編に当たる本書。前書が思考改革編だとしたら、今回のが若干実践編に近いのかな?
著者が仏教者なので、ちらちらと仏教の考えが出てくるけど、間違っても宗教本ではない。
「荷物を持たずに歩こう」や、「中道」の感覚、「何だっていいものは、何だっていい」などなど、気付かされる話がフワフワと散りばめられている。これを実践するか否かではなく、ただの楽観主義とはたぶん違うこの内容を自分の中で肥やしにしてみたい。
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価値観を押しつけ「自己責任」とほざく世間の物差しに振り回されるのはそろそろウンザリしています。「草いろ々おの々花の手柄かな」
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世間の奴隷とか、世間のものさしやらやらについて書かれていて、
夜逃げはしないほうがいいなって思わされた
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[ 内容 ]
狂った世間の物差しを捨て「世逃げ」しよう。
世間はおかしな物差しで価値を計ります。
そこからのがれようとしたら、私たちは世間から逃げ出すほかはありません。
精神的に世間から逃げる=「世逃げ」。
ではその行き先は?
その方法は?
[ 目次 ]
1 「世逃げ」のすすめ(世間は人間を商品価値で測っている 世間は「狂った物差し」で運営されている ほか)
2 「デタラメ」哲学(選んではいけないものを選んだ不幸 わが子の所有権はわたしにはない ほか)
3 「あきらめ」思考(家庭を「世逃げ」の避難所にしよう 正解は一つではありません ほか)
4 「いい加減」実践(ゆっくり歩けば見つかるすばらしいもの 重荷を持たず、急がずに歩こう ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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世間の物差しにとらわれずに自由になることを、本書は勧めている。世間の物差しは商品価値の大小で人間を判断し、勝ち組と負け組とに分けている。その結果、日本社会全体がおかしな屈辱感に支配されている。負け組は屈辱感を持って生きており、勝ち組はいつ自分が転落するかとおびえながら生きているのだ。本書は世間の物差しとは別に、目盛りのない物差しを持つことを勧めている。目盛りのない物差しでは、どうだっていいものは偶然に任せ、思い通りにならないものはあきらめるのだ。たとえ、世間の物差しが悪いと判断しても、今あるがままを受け入
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世間のものさしを捨てる
とても心地よい
諦めて自分の人生を生きる
ありのままを生きる
あきらめる
とても良い言葉だ
頑張らなくてもいい、そのままが美しいのだから
生きることが楽になる
良い本
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ジュエリーの購買意欲は、自分がすでにもっているジュエリーの個数に応じて高まる (持てば持つほど、買えば買うほどますます欲しくなる)
欲望は常に肥大化する。だからこそ仏教は少欲知足
世間を信用しない、世間をばかにするが、世逃げのこつ
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世の中の価値基準(物差し)にとらわれない考えを持つことが生きづらさを克服することにつながる。
世の中の価値基準に対するのは「仏の物差し」であると筆者は主張する。
読んでいて、なるほどと思うことが多かった。
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「人間を評価するのは
人間じゃない」と言われ、
(仏さんだと言われ、)
肩の力が抜けました。
デタラメに、あきらめて、
「なんだっていいものは、なんだっていい」
と、いう風に、生きていけば良い。
読後感は、かなり良かったです。
癒されました。
このほんわかとした精神状態は、
まだしばらくは続きそうです。
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良書です。
世の中ギスギスしていて疲れていませんか?
効率化、向上、改善・・・努力、努力、努力。
ポジティブに前向きに頑張れ、自己啓発で擦り切れそうな時に読む本です。
この本の良さをわかる人は、十分に努力した人だと思います。
この「世逃げ」が実践できれば、人生がラクになると思います。
私も少し世逃げ気味の昨今です。(^_^;)
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再読ですが、改めて感じるものが得られない読後感だったのが残念。この著者は仏教を語りながらも僧籍にはない方ですが、その浮遊感がよくない方向に出たのだと思います。