投稿元:
レビューを見る
震災が起こる前の作品だけど、全く色褪せていない。火山の噴火がいつ起こっても、おかしくないと思わせる作品。火山関連のことが事細かに書かれており、余りの知識量に驚くばかり。原発についても、それとなく注意を促す内容が書かれており、日本が火山、地震大国なのを国民はもう一度立ち返って考える時期かもしれない。
投稿元:
レビューを見る
地獄の釜が開けば、数万、数十、数百万人単位の犠牲者が生じる恐ろしさ。事はそれだけでは終わらずに、惑星規模の寒冷化による食糧危機が訪れるという、恐怖の大王に人類は成す術がありません。
投稿元:
レビューを見る
「死都日本」九州の霧島が大噴火!日本のみならず世界が壊れる?!究極災害小説。
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-08-16
投稿元:
レビューを見る
リアルに怖い。阿蘇山の頻発地震が怖くなって読んだが、九州のみならず日本にいてもダメだと。最近NHKもよくやっているが実は火山が一番怖い。
投稿元:
レビューを見る
ものすごいリアリティ。描写。
それでいても、舞台となった、霧島・桜島・日南に行きたうなった(^^;)
おーおもしろかった。
とともに、いつ来るかわからない、明日来るかわからない、超巨大災害。。。
投稿元:
レビューを見る
面白かったー。こういう国に住んでいること、忘れちゃいけない。人間は自然の単なる一部にすぎないことも。
投稿元:
レビューを見る
引きずられるように、一気に読んだ。
すごい小説が出ていたんだな。
火山被害への認識が根底から変わってしまった。
これから作者の本を、全部読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
霧島地方に眠る巨大火山が大噴火。
火山の影響は九州地方にとどまらず、日本や世界に広がっていく。
この危機をどのように乗り切っていけるのか。
最後はあっと驚く結末につながっていく。
自然災害の多い日本。つねに最悪を考えて準備をしておきたい。
投稿元:
レビューを見る
2016.11 説明が細かくて、面白さ半減のような気がします。知識に裏打ちされているのはすごいな、とはおもいますが。
投稿元:
レビューを見る
九州で起きた巨大火山の噴火により、日本が壊滅的な被害を受けるというクライシスノベルです。もちろんフィクションですが、科学的根拠基づき構成されているので、これだけの地獄絵図のような状況が、九州という一地方の火山爆発によりいつ起きてもおかしくないという現実に驚かされます。
もしこんなことになったらもう助かる道は探さずに、即死したほうが楽かもしれないと、本気で思いました。
ラストのだけは納得できませんでしたが、ほぼ満点の快作でした。危機管理の面からも、小説だからと軽く見ずに、ぜひ為政者の方にも読んでもらいたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
火山に造詣が深く半端ない知識をお持ちのお医者様が書かれた大噴火パニック小説。南九州に実在する加久藤カルデラの噴火と、それに伴っておこる各種の災害の描写は凄まじく、かつ進行の様がロジカルに描かれていて、ある種シミュレーションの解説のようでもありますが、そのリアルさゆえに恐怖を感じます。主人公と近しい人々はかなり運が良くご都合主義的なところもありますが、読み物として、悲惨な情景描写とのバランスをとることを重視されたのかもしれません。過去に何度も実際に起こり、今後も十分に起こりうる自然活動による巨大災害について、また改めて考えさせられる一冊。
投稿元:
レビューを見る
もっと早く読んでいればよかった、、とおもうほどおもろかった。主筋は霧島火山帯の加久藤カルデラが破局的噴火をして、九州はもちろん西日本まで壊滅、フィジカルな災害だけでなく円が大暴落して経済的にも国家の危機を迎えるというストーリー。面白いのは火山や噴火の日本や世界における歴史、古事記やギリシャ神話、聖書などに出てくる災厄に火山の記述が多いことをエビデントを絡めて、いろんな国の人がそれぞれの言い伝え的なストーリーをもっているのがうまいタイミングででてきて唸ります。おもろいです。人間ドラマを期待して読むとがっかりされる方もおるかもしれませんが、私の好きな薀蓄型でヒーロー多数、足引っ張り役少なく、ヴィラン少なめという設定。最初から最後まで飽きさせず面白かったです。石黒本もっと読みたいと感じました。
投稿元:
レビューを見る
読了。
単なるエンターテイメントとして評価すると、キャラクター造形やストーリー展開に少々難あり、と言わざるを得ないが、シミュレーション小説としては恐るべきクオリティ。この設定が荒唐無稽ではないと知りながら読むと、本当に背筋が寒くなる。これ程リスキーな土地に浮かぶ日本は、有事の際、一瞬にしてディストピアと化す。気候変動、火山活動、地殻変動…悠久の時のなかで我々は、一瞬の太平を玩味しているに過ぎないことが良く分かる。
投稿元:
レビューを見る
パニック小説が読みたいと思って評判が高かった本書を読みましたが、いやー、面白かった!
主人公の黒木が火砕流から逃げまとう姿に、終始ハラハラドキドキしっぱなしでした。
南九州で発生した有史以来最大の噴火をシミュレーションしているのですが、描写にリアリティがあって、火山の恐ろしさを改めて痛感しました。
でも、恐ろしさだけの作品ではありません。絶望的状況を描きながら未来を示した締めくくりは出来過ぎと言わざるを得ませんが、正常性バイアスが働いた結果だと言い聞かせることもできるかな。
投稿元:
レビューを見る
19.02.20読了
大変感動した、神の手作戦については読んだ人といろいろ話をしたい、日本に住むっていうのはこういうことかと考えさせられる一冊