紙の本
塔子にうるっときてしまった
2015/11/09 11:14
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投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
読者とは勝手なもので、ある程度推理小説ずれしてしまうと、論理的な裏付けがなくても案外早い段階で、例えば登場人物から或いは作中の出来事から犯人を推測してしまう。その無責任な直感を欺きながら事件を組み立てていくのだから、作者が本格ミステリーにこだわって複雑なパズルを構成しながらも最後にわかりやすく解題する手際は見事としか言いようがない。そして主人公塔子の人間味がいい、そのまっすぐな視線に陰惨な犯罪を背景としながら安心感を覚える。今回は事件解決後の塔子にうるっときてしまった。
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十一係シリーズ第5弾。続く死体損壊事件。後半は結構展開速くなったが、今回はあまり十一係メンバー登場しなくて残念。
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シリーズ5作目。連続する死体損壊事件。
悩みながらも周りにサポートされ、ひたむきな姿勢で前に進んでいく塔子が、だんだんしっかりしてきて嬉しくなる。
事件の真相は、思いもよらなかったことでちょっと混乱した。今作もおもしろかったけど、事件関係者のその後を考えると気が重くなる。
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十一係の五作目。
シリーズもこなれてきて、よみすすめるのが大分楽になってきている。
今回はキャラクターが意外な一面を見せ始めて興味深い。鷹野が益々名探偵振りを発揮。本格でも作品が成り立つくらい。猟奇性とトリックそして謎解きとヒロイン。人間関係の複雑な絡みに十一係が挑む。面白く一気に読了。エンドで搭子と鷹野に芽生えが?
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死体に硫酸をかけて皮膚を焼いて、奇妙な数字が書かれている事案が4件連続して発生.如月塔子たちのチームが捜査を開始するが、最初の被害者が特定できない.登場人物が多いが医師で特異な活動をしている赤城庄一が重要な人物となる.最後には意外な人物と赤城の関係が明らかになるが、臓器移植との関連が出てくるとは予想できなかった.面白い!
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シリーズ第5作。台東区東上野のアパートで見つかった「顔のない」遺体。その腹部には謎の数字が。猟奇的な犯行はさらに続く。
私にしては珍しく、今回は落ちまで読めてしまいました。
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11月-2。3.5点。
シリーズ。上野で連続殺人。死体は硫酸で焼かれ、
謎の数字が。
安定したシリーズ。結構面白い。
次作も期待。
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如月塔子のシリーズ。薬品でやけどさせられた連続殺人事件を追う。
最後のどんでん返しまでの地道な捜査が面白い。上手くいかないことも律儀に描いてある印象。やっぱり塔子は好きだ。日常の心配とか不満とかあっても自分の仕事を真面目にこなしている感じ。
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警視庁捜査一課十一係シリーズ、5作目。
地道な捜査と閃きの捜査のバランスが上手く、筋道立っていて、描写が丁寧。非常に読みやすい。塔子さんも人間味が良く出ていて、大好き。事件の方も、猟奇性が疑われるような凝った細工がしてあり、最初から謎に惹きこまれる。取り敢えず犯人は何となく予想がついたけれど、今作はそれだけでは終わらない。更にその奥に隠された真実には驚かされた。捻りのある展開で面白かった。シリーズを通して良作揃いだと思いマス。
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下っ端の如月塔子の勘が冴える
次々と起こる意味ありげな殺人
途中に挟み込まれる人生模様が
ラストに集約されるカタルシス
読書時間が短い!
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東上野アパートの一室で、顔や腕が損壊された惨殺遺体が発見された。現場に残されていたのは、遺体の腹部に黒く書かれた“27”という数字と、狩りの守護聖人が描かれたポストカード。猟奇的な犯行ゆえ、事件が続く可能性も示唆される中、被害者の身元、遺体損壊の理由、禍々しい数字の意味…謎は積み上がっていくばかり。刑事・如月塔子と十一係のメンバーが挑む、最も残酷で哀しい事件の真相とは?捜査と推理の傑作警察ミステリ!
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シリーズ5作目。
これも結構意外な展開で面白かった。
まだ、あと2作あるので、楽しみです。
ドラマもまたやって欲しいなあ~
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事件の繋がりがとで面白かった。
誰が犯人なのか、動機は何かと気になり一気に読んでしまった。
第四の事件のみ犯人が違うのは、予想できるけもまさかの展開!
なんだか切なかった。
このシリーズの犯人の動機って、他の警察小説と違ってちょっと動機が薄いというか人間的な心理が強くて特別残らないんだよなぁ。
猟奇的な理由でもなく、切なくなるような理由でもなく本当に言葉は悪いけど普通な感じ。
そこがもう少し変わってくるともっと面白いのになぁ