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方法の歴史。まずは哲学、美学ありき。
でないと方法の迷路に迷い込む。
これを戦術、システムおたくという。
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トータルフットボールの歴史を描いた作品。トータルフットボールの起源から現在の派生形まで観ることができます。でも、あんまり覚えていない…。文体が読みやすいので、逆に記憶に残りにくいのかも知れません。もちろん、覚えていないのは私の責任であり、読みやすい文体は何らの責任を負うものではありません。
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クロニクルってなによ、って思ったんだけど、読み物として面白かった。
古今東西のトータルフットボールに焦点を絞り、分析・解説をしているのだけど、フォーメーションの図もあり、分かりやすく理解できた。理論というより体現できていたクライフってやはり偉大だな。ディエゴのように完全に感性でやっていたのとは違うんだな。(お互いの監督の実績を見れば明白)
モウリーニョのラインの考え方などぜんぜん気がつかなくって目から鱗ですよ。活字として戦略を振り返ってみると、改めて監督としてのビックマウスは自信だけではないんだなと思いますね。まぁ私がサッカー見る力がないだけなのだけど。
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著名なサッカー評論家、西部謙司さんの作品です。
戦術ブームにのって多数の戦術本が出版される中、この本が一番良い内容かと思います。
特徴のあるチーム毎にその戦術やスタイル、各選手の役割など、よく分析された内容でとても面白いです。
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おそらく”おじさん世代”のサッカーファンにとって、74年のオランダが披露した”トータルフットボール”はロマンなのだろう。金子達仁しかり、さんましかり。その世代のひとりであり、戦術を語るのに定評がある西部謙司さんが描いた一冊。
”オレンジ”に始まり、サッキのミラン、ペレを擁するブラジル、クライフ・バルサ、マラドーナのアルゼンチン、アヤックスにギャラクティコ、そしてモウリーニョのチェルシーに代表されるような現代サッカー。
過去30年の戦術がわかりやすく書かれている。サッカーの戦術にロマンを感じる人なら、ぜひおすすめの一冊。
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モウリーニョの4-3-3が知りたくて購入してしまった1冊。
でも中身がある雑誌に寄稿している内容のまとめみたいな感じでがっくり。
なので評価は低め。
トータルフットボールの歴史を知りたい人にはオススメかな。
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2010/6/15
トータルフットボールの歴史を通じて戦術やその中で生きる
監督や選手のふるまいを描く。
1.時計仕掛けのオレンジ
リヌス・ミケルス74年オランダ「トータルフットボール」
オフサイドとラップ。
ボール狩り、全員攻撃全員守備。
2.ACミランのルネッサンス
アリゴ・サッキ:ミラン監督
ゾーンディフェンスとプレッシング。
近いポジション同士の位置関係の入れ替えをシステムとして
組み込むことによって、選手の回復時間が短くなる。
強い2トップがイタから攻撃力もあった。
3.ブラジルのバグンサ・オルガニザータ(混沌と秩序)
4-2-4からはじまり、4-4-2
4.ヨハン・クライフ
「優れたテクニックの前ではプレッシングは無力だ」
ウイングプレーヤーの復活
「人はボールより早く走れない。ボールはいくら動かしても疲れない」
12個のトライアングル
攻撃
5.アルゼンチンとマラドーナ
「サッカーが進化するのではなく、サッカーをする人が進化する」
マラドーナの後継者を探し続ける
6.ジダンとアヤックス
7.20世紀のレアル・マドリード
ギャラクティコ
スーパープレーヤー達の競演。守備がおろそかに。
マケレレいなくなってからは厳しい
8.モウリーニョの4-3-3
「私は常に勉強しているが、あなた方は常に時代遅れだ」
プレッシングエリアを下げる。
パサーとストライカーが増えた。
チェルシー・ファイルに強いドログバがいたから、奪取地点が
低くても攻撃可能。
ポゼッションによる休息。マケレレ。
9.ハードワークの現代
ライカールトのバルセロナ。ロナウジーニョ
3トップ。4人のDFを相手は残さざるを得ない。
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サッカー戦術の歴史をとてもわかり易く語っている良書。
マラドーナ時代からリアルタイムでサッカーを観ているのだが、戦術を意識して観るようになったのは、こういった戦術書を読むようになってから。
華のある選手のスキルを堪能するのもいいが、戦術を意識するとサッカーはグッと面白くなる。
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私のような理屈好きのサッカーファンにはうってつけ。
戦術・システム・選手・監督・時代状況の全てが幸運に絡み合った時に
いつまでも記憶に残るサッカーが生まれる。
「トータルフットボール」という夢のようなサッカーの中にも
沢山の事例と道筋があり、
みんなが同じものを見ているとは限らない。
休息を取るためのポゼッション、ってのは目からウロコ。
モウリーニョがレアルで何を見せるのか今から興味津々。
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ワールドカップ前に購入。
「トータルフットボールとは何か?」「理想の攻撃サッカーとは?」。サッカーファンにとっては無限に広がるような?テーマだと思います。
そんなテーマを切り口に、サッカーの戦術の歴史を紹介した本がこれ。
特に1970年代以降の戦術の変遷の紹介は見ごたえ十分です。
時に「司令塔」「ファンタジスタ」など、聞こえのいい短い言葉や耳目を引き寄せる「キャラクター」によってサッカーが語られることの多い日本。
普段のメディア報道ではモノ足りない。戦術や歴史、チームの狙いなどを紐解きたい!そんな人におススメしたい一冊です。
余談ですが、この本を読み終えた2週間後、自分は社会人サッカーの試合に誘われることになるのだが。。。
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にわかサッカーファンと言われないように、次回のワールドカップまで自分の中でのモチベーションを維持しようと、最近はサッカーの戦術本を読んでいます。
一人一人の個性が有りながらも、チームとしてのシステムがあり、それらが融合して大きなうねりを作るサッカー。とても絶妙なルールの基に、限られた中でゴールを目指す。なんだか人生に似ているような気がする。サッカーとビジネスや人生を重ねて語るのはおもはゆいのではありますが、スポーツから学び、活かせることがいっぱいあると思います。
本書は、サッカーの面白さを伝えてくれる良書だと思います。過去30年間に起きたサッカーの進化を知る本です。
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サッカー好きの私としてはたまらない戦術本である。
年代てきにもオランダトリオ以降のミランあたりからリアルタイム体験になる。
サッカーにおける戦術を学ぶと、観戦がより興味深くなる。残念ながら最近はスタジアムを訪れることがめっきり少なくなったのだが、この本を読んで、また、生観戦したくなりました。
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なんとなくみていたサッカーが、少しは分かるようになるかもしれない。ゲームでなんとなしに使っていたフォーメーションの意味もおおむね理解できた。はやりのシステムができると、それを打ち破るシステムができる、ってのはサッカーでもあるのですね。
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戦術とタレントと。戦術を遂行出来るタレントが居て、タレントを活かす戦術が有って。当たり前かもしれんがどっちかだけでは成り立たないことを認識。
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往年のサッカーファンにはたまらない一冊といえる。
クライフがいた頃のオランダのトータルフットボールとは何だったのか、現代のサッカーと何が異なるのか、などの説明は説得力もあり秀逸。フリットがいたころのACミランの話も懐かしい。
また、マラドーナやジダンのようなずば抜けた天才がいるとサッカーがどう変わるか、に関する記述も非常に面白い。
サッカーの戦術を議論したい方々にオススメです。