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カバーイラストの通り沖縄感満載のお話だけど
その内は暗くて濁った沖縄の深い部分でした。
多分これまで読んできた沖縄舞台の小説の中では
一番沖縄という地と、血と骨のことが描かれてた。
ストーリーとしては、
主人公の女性の行動と心理描写が弱いので
あまり入り込めないし(私の感じ方で言うと主人公の顔がイメージできない………)
頁数の割にもう少し深掘りしてほしいなと
言う所はあったんですが、
沖縄を知る、を目的に読むとまた変わってくる。
ずっと読みたかった本なので読めて良かった!
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読む前から、沖縄が好きで何度も行ったけど、
沖縄の歴史を深くまでは知らなかった。
つらさや悲しみを完全に理解することは不可能だけど、「知る」ことが大切だと改めて感じた。
主人公の女性の心情や言動が、「えぇ…」って思うところがあり、個人的にストーリー全体はあまり入り込めなかった。
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ギリっとした心が何度も出ていた、これは好きになれないし、自分の心の傷を代償に、仲の良い恋人に向けて牙を剥くこと、まして相手が中学生で、自分が世の中で1番不幸で何をしても許されると思う傲り、女の嫉妬は、女の武器を使えるものなのか?圭を誘惑してそのオバアに慰められたい願望、本当に気分が悪くなりました。オジイや元奥さんから聞いた話は自分の不幸より辛くて改心したけど、変換して置き換えるとか嫌だわ。沖縄は好きでこの本目に止まり、勉強になるけど、自己満足だけだった。ウチナーの心の広さに救われた事だけが救いでした
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普段は図書館借りで手持ち本を増やさない派だが旅行の度に行き先が舞台の本を購入。今回は沖縄本島。戦時中の沖縄は酷かった。集団自決などの浅い情報のみで物語に入ると気持ちをえぐられた。本島との隔たりは今でもあるものなのか気になりつつ、、、
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「でいごはやっぱりウチナーの花」...裏にある沖縄戦という傷の深さが非常に、非常に重い。でも心がささくれ立たずにすむのは表のストーリの結末のおかげですね。