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当然の事をしただけで、いじめではない。
そう思っていた『現実』が現実として目の前に。
後を考えないからそういう事になるんだ、という言い方もありますが
想像力がないから、という言い方もできる、いじめ。
どこからがそうで、どこからがそうではないか、というのは
相手によります。
『彼女』はそうだとは思っていなかった、ようですし。
ほぼ大丈夫だった前半と違い、後半今までの分がきました、というぐらい
生々しいというか…その行動してる時の描写はいらないから! と
言いたい状態になってます。
赤ずきんの時も思いましたが、そうやって皆さま
『普通』のふりして狂って行くんですよ~。
思った通り、の配役となりましたが、これはダブルだった…のでしょうか?
そして、確実に舞台から降りないと思っていた人達が
舞台から降りてしまいました。
今後どうなるのか…どうするのか。
<葬儀屋>達の過去は…独占欲なのか、執着なのか。
ストーカーとはまた違う感じがしますが
とりあえず囲い込みをしているのは分かります。
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後味がとても悪いです。
泡の現象も凄惨すぎて・・・
でも<これぞ断章のグリム!>ってのを
思い出させてくれました。
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安奈をいじめていた少女たちの身につぎつぎと奇怪な出来事が起こります。蒼衣は、彼女たちに連絡をとって、自分たちが救うことができるかもしれないといいますが、混乱に陥った少女たちは彼の提案にしたがうことなく、一人ずつ恐ろしい目に遭っていくことになります。
安奈と亮介を中心として巻き起こった今回の泡禍のメイン・ストーリーは、これまでにくらべると比較的シンプルな構成だったように感じます。ただ、これまでも蒼衣の「断章」にまつわる情報がときどき記されていましたが、最後に思いもかけなかった展開を迎えます。これには、正直にいっておどろかされました。
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「悲劇のない家」
互いに隠していることが。
危険の有無は当たり前だろうが、それよりも化け物だと知って連れ去っているのが危険だろう。
「幸福のない城」
自分たちの不祥事を隠す。
友人の死体と遺書にパニックを起こすのは仕方ないが、警告文の存在を軽視しては駄目だろう。
「不幸のない巷」
彼の作品は複数要らない。
監視者となるべき者が狂った思考になってしまえば、壊れてしまった子を護れなくなるだろう。
「体温のない像」
殺し切ることが出来ない。
発狂を繰り返す生きる屍の命を奪う度に感情が消え、心も壊れ不安定な状態になったのだろう。
「高炉のない町」
無関係の人からも欲しい。
復讐者となり首謀者たちに仕返しをするなら分かるが、周りを巻き込んでしまうのは違うだろ。