パラサイトムーン 風見鳥の巣 みんなのレビュー
- 著者:渡瀬 草一郎, イラスト:はぎや まさかげ
- 税込価格:627円(5pt)
- 出版社:KADOKAWA
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電子書籍
恐怖を感じない、宇宙的恐怖
2016/05/24 14:41
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投稿者:kazama - この投稿者のレビュー一覧を見る
クトゥルフ神話を意識している、と作者が入ってるだけあって、確かに宇宙的恐怖はあるだろうけど、登場人物たちの魅力が上回っているためか、そこまで恐怖は感じない……むしろ、身近にある不思議とでもいうのか、そういうものを思わせる。
何が言いたいかというと、面白いから読んでみてください、ということだ
紙の本
広がりを予感させるシリーズ
2002/10/14 14:32
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投稿者:由良 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙のイラストにちょっとヒイテしまいましたが,陰陽ノ京シリーズに惚れてしまったので購入。どんな話かと思いきやこれもHIT!でしたね。シリーズ一巻目ということでこの世界観のさわりを見せてもらったわけですが,たくさんの「神群」というものがいることや時にそれが増えるらしいということなどまだまだ広がりそうな物語です。
紙の本
電撃ゲーム小説大賞の<金賞>受賞者の新・神話大系、開幕!
2001/05/09 02:05
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投稿者:タニグチリウイチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
TVアニメのヒロインを思わせる巫女さん姿の美少女イラストに、ふしぎな能力を持った少年が幼なじみ美少女のせいで事件に巻き込まれていくストーリー。渡瀬草一郎の『パラサイトムーン 風見鳥の巣』(メディアワークス、570円)は、平安時代の陰陽師たちの、呪法を駆使したバトルを描いて好評だったデビュー作の『陰陽ノ京』(メディアワークス、610円)から心機一転。現代が舞台のラブコメにでも挑戦したのかと思ったら大間違いで、ラブはラブでもラブクラフトを思わせる異神と人間との激しいバトルが繰り広げられ、文字通りの驚天動地な展開へと読んでいる人を引きずり込む。
人間の感情が色で見えてしまう不思議な力を持った少年・希崎心弥は、幼なじみの露草弓に誘われて、弓の父親が生まれ育った徒帰島へと向かう。そこでは「波谷様」という島にだけ伝わる神様が崇められていて、住民にいろいろと恵みをもたらしてくれていた。
ところが時を同じくして、「波谷様」の言い伝えを聞いて島にやって来てはいろいろと嗅ぎ回る謎の一味があって、心弥と弓はそんな一味と「波谷様」を守ろうとする島民たちとの争いに巻き込まれてしまう。謎の一味が探し求め抹殺しようと企む「迷宮神群」とは何なのか。「波谷様」は「迷宮神群」の関係は。弓はどうして「波谷様」に呼ばれたのか。心弥の力の秘密も含めて数々の謎が明かされた時、人間たちを闇から動かして来た暗黒の神々たちがその姿をのぞかせる。
有力作家を続々と送り出す電撃ゲーム小説大賞の<金賞>受賞者による新・神話大系、ここに開幕!
(タニグチリウイチ/書評家、新聞記者 http://www.asahi-net.or.jp/~WF9R-TNGC/)
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