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これまで読んできた科学的な本とは相対する内容が点在するが、はっと気づかされることがいくつかあった。
私も座禅を行ってみたい。
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座禅が面白いと思うのは、我が身にこびり付いた垢のようなものを削ぎ落としていく作業を通して、多くの気づきや学びに出会えることだ。
要は、新たな知識を外からインプットするのではなく、自分の内面にあったものを無意識的にアウトプットするということか。いや、何か違う気もしますが。
私のようなごくごく初心者向けの入門書ですが、自分の心との向き合い方について、少しヒントをいただいた気がします。
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心を落ち着かせて、物事に取り組む。坐禅が目的ではなく、座禅をすることで、余計なものを取り除き、頭をクリアにして物事に取り組む。
いらないものを身に纏いすぎている。
捨てて大事なことに集中していく大切さを改めて考えた。
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座禅は何かを身につけるものではなく、逆に
どんどん捨てていくもの。
本来の自分の姿に返る。
捨てきるのが禅の究極の姿
呼吸を整えることができるようになる
→感情をコントロールできるようになる
→平静な気持ちを保つようになる
開き直る強さを持てる
無私などない。
ただ、そのことを一生懸命にやるというもの。
調身→調息→調心
座禅は心の自然治癒力を高める
座禅は瞑想と違い、半眼、何かを思い浮かべる
ということはしない。
身心一如(しんじんいちにょ)をめざす
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20140328
坐禅をしたからと言って何が変わるわけではない。
坐禅をすれば自分が変われると思ってこの本を読んだのに、冒頭から言われてしまった。
やろうと思ったらやればいい。
やろうと思っても今やらないのなら一度もやることはないだろう。
その通りですね。
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座禅をしたからといって何かを得たり変わったりするわけではない。
逆に本来の自分に覆い被さったものをひとつひとつ「捨てていく」のが座禅。
座禅会、近場でやってないかちょっと調べてみよう。
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座禅より、禅宗のお坊さんの人生訓という感じ。
読みやすくサクサク読めてしまうがじっくり考えて読むとなかなか味わいがある内容。
特に気になった項目は
○『ほめて育てる』のは逆効果
私としてはほめて育てるのは、いいと思ってるがそれだけだと結果的に打たれ弱い子になるのでは、と思ってたりしたので特に気になった。
○かたちなら入ることの大切さ
カタチを、重視せず自己流でやって運動能力でごまかして最初はうまくやるけど、そこからあまり伸びない、ということを繰り返してきた者としては耳が痛い内容。
○『正しい』とは何か?
正しさに対する考え方。自分の『正しさ』にはもっと謙虚であらねばならない、というのは確かにその通り。
これを、読んですぐ実践及び意識するのは『呼吸』。
終始強調されていたが呼吸はやっぱり、大切だなと思った。
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座禅への誤解とあらぬ期待を払拭し、何が大事かを取り上げた本である。自分のありのままを見ることや、適度なストレスの下での生活の方が健康だと言う。
そもそも座禅とは、自分自身と向き合うための形であり、何かを治すというものではない。恐れが消えるわけでもなく、それにより心が晴れるものでもない。しかし、トラウマの治療に非常に似た行為であると思う。
本書でも取り上げているが、ヒトは後悔する。その場合の記憶とは負の感情が伴うエピソードである。私達を苦しめるのは、こういう記憶は勝手に意識に登りやすいということ。
ありのままの自分を感じることが出来れば、負の感情と事実を切り離す事ができるようになり、辛いエピソードという要素を減らすことができる。そういう意味では効果があるのだろう。
とはいえ、万人に効果がないのは、否認に囚われているからであろう。坐禅は否認を取り除くのにも効果がある筈だが、否認が取り除かれる前に止めてしまう残念な事例が多いのだと思う。
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座禅会行きたいー
早く捻挫なおれー!
誰かのため、何かのために、自分を殺して行動する。立派なことのようだが、それではまだ本物ではない。「自分のため」が、そのまま「人のため」になっているのが本物。
調身、調息、調心
身体→呼吸→心
迷ったときほど、立ち止まって動かず、いまどこにいるかを確認する=正味の自分(自分本来の姿)を知るため
自分を光らせるには、はがす作業、磨く(落とす)作業が必要。
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坐禅を通して現代での心の持ち用をアドバイスしてくれている本です。著者は臨済宗全生庵の住職さん。読みやすい文章で、若い人向けな印象を受けました。最後に載っていた坐禅の姿勢なども参考になりました。
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・座禅は何かを身につけるのではなく、どんどん捨てるもの
・「捨てよ」
・捨てきるのが禅の究極
・「誠」は誰かに尽くすのではない、自分の心に尽くすのだ
・自分のやるべきことを一生懸命務める
・「自分のため」が「人のため」になって本物
・身体→呼吸→心の順番
・姿勢はいつでも自分の意思で整えられる。姿勢が調整できる→心が調整できる
・未知に迷ったら、まず真っ先にすることはどうするかではなく、どこにいるか(Where)居場所を確認すること
・感情によって、さまざまに揺れはする。しかし、おさまるべき場所がわかっていて、すみやかにそこに立ち返ることができる。それが「平常心」
・鍛えなければ心は強くならない
・現代人は強い心を持って欲しいと思いながら、「ほめすぎ」というぬるいところに安住しがち
・24時間何をしていても修行
・人間なまじリラックスするより、適度な緊張感の中にいるほうが、心身の健康によい
・修行→子供にかえること
・気持よく「はい」という
・心をゆるめれば、耐久性は増す
・
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日常生活の中で実際に考えたことのあるような事例を交えながら、禅の考えについての解説がされていて、とても分かりやすかった。
まずは坐るという第1歩に到達するかという点では、自然に任せたいというところに止まっている。
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坐禅は向かない人には、全く向かないだろうね。
坐禅しても何も変わらないよ。
ただ、その瞬間、そこに集中しようとしている事が、それ以外を捨てていることになるのかなぁ?
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坐禅の入門書としてはとてもライトで読みやすいものだと思う。
禅で何かが大きく変わるものではないと言い切っているもがいい。
禅寺で坐禅会行ってみようかな。
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著者が終わりの方で書いていますが、坐禅で自分が劇的に変わると思って読むとガッカリすると思います。
しかし、自分と向き合うこと、何事も心を配って行うことなど、スピードの早い日常をおくっている人にとって考え直す点は多いのでは。