紙の本
他人の本棚を覗き見
2015/10/19 18:49
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投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書好きなら経験したことがあるだろう「あるある体験談」から、本収集の凄まじい熱意を垣間見て吃驚したものまで23人の読書家のエッセイが綴ってある。本好きとしてはどのエッセイも興味深かったが、自分と近い思考で本を収納している読書家は南伸坊さんだなと感じた。自分とよく似た本棚整理のセオリーを持っている読書家を見つけるのも楽しい。
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わたしの夢は美女と野獣に出てくる天井までずらーっと並ぶ本棚をもつことです。
本棚にまつわる作者たちの想い想いが詰まった一冊
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色んな分野で活躍する方々の本棚にまつわる小話。あれ、この人は何やってる人だろう?って思った時に人物紹介があると良かったかな。。ま、そんくらいググれよと言われればそれまでなんですが。
それぞれにこれだけ苦労されつつも、電子書籍にしよう、という人は一人もいなかったのが印象的でした。この人たちがいればリアル本の未来は安泰…と思うのは楽観すぎ?
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故児玉清氏や池上彰氏などが目当てだったが、知らない人が多かった。本棚に関するエッセイ。皆さんどんどんたまっていく本と格闘されている。読書の楽しみにも触れている作品もある。中でも都築響一氏、田部井淳子氏、磯田道史氏の作品がとても面白かった。
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むろん自分の本棚ではない
むろん自分の蔵書でもない
でも なんでしょう
この わくわく感
この そうそう(うなづく)感
時折 知人の家に寄せてもらって
その本棚を見せてもらったときの
あの ほぉーっ
あの へぇーっ
こんな愉しみが
本好きの愉しみなのですね
その「愉しみ」を本の形にすると
こんな風になるのでしょう
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書き手の共通点は増殖する本の始末をめぐるあれこれ。
著者に関する紹介は一切ない、yomuyomu掲載記事の単行本化。
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本当にタイムリーな1冊に出会えて、読んでる最中も「なぜに皆同じ感情になるのか??本は不思議」と心中で繰り返しながら一気読み。
すでに自宅にある書棚からは本は溢れ、横積み・二列並びで後ろの本がわからない状態。新しい書棚を物色中で、簡易な組み立て式を2本上下に重ねるか?いや、この本に登場したような立派な天井まであるような一生ものを購入すべきか?読みだして、悩みだして。。。共感点が多い一冊になりました。新しい書棚には、真っ先に飾りたい!
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ずらりと本の背表紙が壁一面に並んだ本棚。私の憧れです^^ 作家の皆さんも、やはり本には苦労されているのですねぇ。床にできる山脈は親近感がわきます。
本好きには欠かせない本棚。私も他人の本棚には大変興味がありますが、自分の本棚はあまりもられたくないなぁと思います^^;
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本棚・蔵書に関するエッセイ集。
皆さん規模がすごいですが、同じような状況で四苦八苦している姿にすごく共感。。床が抜けた、蔵書の背表紙を全部測ったというのには、ビックリ!
私も母が売るといった大量の本たちを自分の部屋に引き取り、既に本棚に二列並び&隙間に横詰め、床にも置かれている状況。。増殖を防ぐために、「買わない・もらわない・床には積まない」というのは思っているだけで行動に移すのは難しい。。
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本は床に置いたら最後…。やっぱりみんな同じ理想を持って破れていくんですよね(笑)
児玉清氏の文章が愛らしくて素敵でした
。
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小泉武夫さんが本を探して10日間かけてすべての蔵書をひっくり返し、見付からなくてまた戻したら枕元の小さな本棚にあったというご苦労話が印象に残りました。都築響一さんだけが、必要な本はまた必要なときに探し出せるから手放す選択をとっていましたが、多くの方は蔵書する派のように見受けられました。
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小野不由美、椎名誠、赤川次郎、赤瀬川原平、児玉清、南伸坊、井上ひさし、荒井良二、唐沢俊一、内澤旬子、西川美和、都築響一、中野翠、小泉武夫、内田樹、金子國義、池上彰、田部井淳子、祖父江慎、鹿島茂、磯田道史、酒井駒子、福岡伸一、総勢23名の著名人の、本や本棚にまつわるエッセイ。私の大好きな人たちの読書遍歴が読めてたのしかった。増殖し続ける本との戦いぶりがどの方も壮絶…。私も床が抜けないよう気をつけなくちゃと自戒しつつ、本好きってみんなそうよね、仕方ないよねと開き直りつつ、、、。
一番魅力的な本棚は、祖父江慎さんの「ピノッキオ」だけがおいてある「ピノッキオ専用本棚」。ピノキオって、時代や国によって物語や挿絵にいろんなバリエーションや変遷があるんですって。それでいろんな「ピノッキオ」の本をひたすら集めているそうです。なんて贅沢で楽しい蒐集の仕方!夏目漱石の「坊っちゃん」専用棚や「南総里見八犬伝」専用棚もあるそうです。「坊っちゃん」に関しては以前、文章の変遷(少しずつ元の原稿から文章が変わっていっているのです。驚き!)を本にしていらっしゃいましたが、それもめちゃめちゃおもしろかった(これ→ http://alpha.bccks.jp/bcck/1591/info#B1591,N0)。
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小野不由美さん目当てだったけども、どの方の文章も興味深く面白かった!
溢れる蔵書との闘い、それぞれの付き合い方、読書の思い出。他人の、しかもその点に関してハイレベルな人の本棚をのぞくのは楽しい。本好きって、異常なまでの知識欲がある。雑多な…
全員がものすごい読書量で、感心しっぱなしでした。これだけ持ってると、本に対する気持ちも凡人とはなんとなく違ってくるだろうな。
天井まである本棚とか、暖炉と安楽椅子のある書斎とか、本専用の部屋とか、に憧れる。
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今年最初に読み終わった本。そうなんです本って増えるんですよいつの間にか私たちを支配してるんですという仲間発見
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2013.12.25市立図書館
新潮社の文芸誌『yom yom』に掲載されたリレーエッセイらしい。
蔵書家の苦労話。
あるある、と共感する。そこまで、とたまげる。その手が、と感心する。
文庫化されたら買おう。
小野不由美、椎名誠、赤川次郎、児玉清、南伸坊、井上ひさし、荒井良二、唐沢俊一、内澤旬子、西川美和、都築響一、中野翠、小泉武夫、内田樹、金子國義、池上彰、田部井淳子、祖父江慎、鹿島茂、磯田道史、酒井駒子、福岡伸一