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暮らし方は魅力的、だが、これは相当にコストと身体的負担が掛かることが前提だ。
毎週車で都心と館山往復というのはサクッと書いてみるほど楽な事ではない。
色んな意味で実践には簡単ではなく、その分著者の語っている事に対して、「よかったですね~」という感じの感嘆で終わってしまうところがあった。
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ライター業と二人の子育てを両立させながら、東京と房総での二地域居住を実現した著者とその家族。
一言で言えば「ウラヤマシイ」
旦那さんはけっこう仕事で来られない日もあったようで、実質は主婦である著者の奮闘によるところが大きい。草刈りの苦労や慣れない畑仕事などを、地域の人たちとコミュニケーションを取りながら一手に引き受けてきた彼女だからこそできた暮らし方だろう。
田舎暮らしを実現させた知人の話を聞いても、やはり奥さんが先導してやりたがらないと失敗するようだ。
そう考えると我が家では難しい。
ただ羨望するのみである。
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都会と田舎の二世帯暮らしのすすめ。
これを読むと都会で暮らすメリットが、薄れてくる。田舎いいなあと、ほっこりしてくる。
文章に妙に洒落が効いていて、上手だなと思った。あと、関係ないけど、著者の写真を見ても四〇歳過ぎているようにとても思えない。
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都会に暮らす筆者が、子育てや仕事をしながら週末に南房総のセカンドハウスで田舎暮らしを実践している様子を記した本である。
ブログがもとで本が上梓されたが、その充実して疲れしらずの生活は感心するしかない。2週間以上家を空けるななど、普通は義務感で厭になってしまうだろうに、金曜夜にいそいそと出かけるのは、凄すぎである。
行動力のある筆者には、筆力もあって一気に読ませてくれる。田舎暮らしの楽しさが詰まっていて、気分が晴れ晴れするような気がする。もっともっとおもしろい話があるだろうから、それを書いてほしかった。里山生活のNPOの設立は、筆者の行動力の延長線上にあるのだろうが、そこまではついていけないので。
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(´-`).。oO(すべてのキャリアポルノ本が「これは私の私的な話で、再現性はありません」と言ってくれたら良いのに)
若干乱暴な感想ですが、出来ない理由を散々挙げて扱き下ろすことは簡単、考えて、やってみた方が偉いに決まってる。
Life is once, Life is short. Your time is limited, so don't waste it living someone else's life.
と背中を押してくれる本。
(乱暴過ぎるので追って加筆修正します)
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移住でもなくノマドライフでもないデュアルライフという生き方。著者の馬場未織さんは3児の母であり、建築ライターとしての仕事をもつ女性。本書は、そんな彼女とその家族が東京と南房総でのデュアルライフをするまでのいきさつとその奮闘記である。本書を読んでいて一番びっくりしたのが、馬場さんの文章の輝き具合だ。本職がライターだから当然なのかもしれないが、リズム感もよいし読んでいて気持ちのよい文章だった。次に驚くのが、一見日常を綴る日記のようなのだが、その実、食について、都市と田舎(消費地と生産地)、子育てなどの分野にわたる哲学・理念を感じさせられる内容になっていることだ。田舎暮らしやデュアルライフに興味のある人はもちろん、過疎地の問題、耕作放棄地の問題、農業、子育て、食に興味のある人には何かしら得るところがあるのは間違いないだろう 。
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1馬力の我が家は、デュアルライフを送るのは流石に無理ですが、とても参考になりました。
まず、著者の3人の子を持つ綺麗なお母さん、馬場未織さんはとても頭がイイ。建築コラムニストだけあって文章が面白い。
よく語られている都会と田舎ぐらしのメリット、デメリットをさらに掘り下げて説明がなされています。
人付き合い、ママ友との距離感、キラキラな都会生活がやっぱり好きな長女、想像より実際に体験したことの差、土地探し等々、ここまで考えるかってくらい色んなことに思いを馳せています。
田舎がいいと思っていてもそれでも移住をせず都会暮らしをする意味も本音で語られていてスッキリします。
土地探しの話では、子供が3人いるのに納得ゆくまで3年もかけてしっかりと探していて、うちはなんて安易に決めてしまったのだろう・・・と反省すらしました。
夫婦共働き、子供3人のドタバタ生活でも、やろうと思えばデュアルライフができる!ってのがわかって安心しました。
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一番の問題はカネについて詳細に語っていない事だろう。この生活にはこれぐらいの資金が必要。は最低限提示すべき情報ではないか?日常会話でポルシェを連呼する夫婦の金持ちの道楽と思われる事を警戒して開示しないのだろう。
あとは「子育てのため」という目的を非難するつもりはないが、子供たちが大きくなって田舎暮らしに無関心になったらこの人はどうするのだろうか?それでも続ける意思と覚悟はあるのだろうか?また、この人は住民票を移していないと思われるが、住民税を払わずに田舎自治体のインフラ使用する事をどう思っているのか?逆に、毎週末千葉に行って、生活の中心である子供が通う学校のある東京生活での地域活動はどうしているのか?そっちはちゃんと出来ているのか?等々疑問だらけの本であった。
本人や法人のイメージ戦略もあるのだろうが、優等生過ぎてとても共感出来る内容ではない。もうちょっと内情や葛藤を曝け出して欲しかった。
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都会に住みながら 自給自足に憧れたり田舎暮らしに憧れたりする人も多いけれど、移住という形では無く、
週末にできる時間で、でもコミュニケーションは田舎の人と取って ということを実践されているので 大変参考になりました。
素敵だなぁ~と思う 農村の風景が どんな風に作られているのかも。。。
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著者はとても美人で、タイトルからも軽い印象を受け、読みながら嫌な気持ちになっちゃうかな・・・と思ったけれど、いきもの大好き、素直でパワフルな生き方がつづられていて、読み終わった後は、とても好感を持ちました。
2地域居住は私にはできないな・・・と思ったけれど。
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著者は3人の子どもを育てる母であり、ライターとして東京在住。週末は千葉県の南房総市の8000坪を超える農地で暮らすというライフワークを続けている。
それにしても8000坪だ。購入価格は外国スポーツカー程度とはいえ、週末だけ、女手だけで管理できるんだろうか。草刈りに追われて、田舎生活を楽しむどころじゃないような気がするんだけど。そのせいか、著者も「週末田舎暮らし」をそれほど勧めてはいない。
しかし、都会と田舎を交互に暮らすことで、両方のいいとこ取りができ、「この人生こそマイライフ」という最高のノリが堅苦しくない文体から伝わってくる。逆に言えば、著者の感動を伝えるのがメインの本であり、「週末田舎暮らし」のハウトゥー本ではないことに注意。よほどの覚悟と体力がなければできない生活だ。
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生き物好きの息子に自然を体感させたい、との思いで始めた二地域居住。親子5人と猫2匹、東京と南房総を往来し、週末の里山生活を続ける中で、著者は実感した。「ライフスタイルをファッションイメージに置換して伝えるのではなく、その中身のところに共感してくれる人を増やしたい」。
現在は、設立した「NPO法人 南房総リパブリック」で里山学校やカフェなどの運営も手がける。
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地域活動は週末だけではないでしょうし、その辺はどうしてるんでしょうか?もしご近所にこういった家族が来たら、やっぱ別荘暮らしの方々ってことになるのかな。
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たくさんのお金を使ってお金をぐるぐる回すことが経済成長につながる、それが豊かさの指標でもある世の中ですが、農的生活にはその魔逆の豊かさがあるようです 地に足がついた生活を実感し、共感する 名を知るのは愛のはじまり
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都会と田舎との二地域居住についての本。始める前の家の探し方から実際に始めてからの地域コミュニティとの関わり方まで、著者の7年にわたる体験が書かれている。二地域居住を始めてみようという人にはとても参考になる情報満載の本。著者の馬場未織さんは、三人の子持ちだけれども、本に何枚かある写真を見る限り、かなりの美人と思われる。そういうのも二地域居住成功のカギなのではないかと思う。建築関係のライターをされているそうだが、言葉の使い方が独特で面白く、読みやすい。