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相変わらず堀田一家に苦手意識持って読んでるけど、毎回サチの〆の言葉がいいなぁ、って思う。こういう団体って、強い個体にそれぞれの個体が合わせて成り立ってるんじゃなかろうか、って思うから、寛一と我南人のまわりの人間は実は本性を表せていないんじゃなかろうか、って邪推してしまう、私は天邪鬼。こんな人たちと一緒にいたら、いい自分を演じるしかなさそう。
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帯文:”「登場人物の温かさに涙がこみあげてしまう」文教堂北野店・若木ひとえさん”
目次:冬・雪やこんこあなたに逢えた、春・鳶がくるりと鷹産んだ、夏・思い出は風に吹かれて、秋・レディ・マドンナ、解説 若木ひとえ
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いつもの如く、見事なホームドラマです。
シリーズ第7弾。意外に飽きないのが何故か不思議です。登場人物がどんどん増えて行くせいですかね。第1巻を見ると1ページに簡単な家族構成図が書かれていたものが、今では友人関係も含めて見開きでギッチリですから。しかしその所為でずいぶん混乱してしまうのですけど。
まあ、まだしばらくお付き合い出来そうです。
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冷静に考えると青の立場ってすごく微妙なんだけど、自然に家族としてわだかまりなく生活できているのって、きっと亡くなった秋実さんの影響が大きいんだろうなと思う。
確かに池沢さんは青の母親だけれど、生まれたての頃からずっと同じ時を過ごして、思い出もたくさんある人にはかなわない。
青だけじゃなく、堀田家に関わる人たちはみんな優しい。
大切な人を守ろうとして、大切な人が苦しむのを黙って見過ごしになんか出来ない。
我南人じゃないけれど「LOVEだねぇ」と思う。
淑子さんが遺してくれた別荘も、けっして裕福とはいえない堀田家にとっては、これからの教育費とか考えたらとても大きな財産になったと思う。
でも、勘一は大切な淑子さんが遺してくれたものだから、余計に一番生きる使い方をしたかったんだろう。
秋実さんが育った大事な思い出の場所。
きっと淑子さんも秋実さんも、勘一がした決断を喜んでくれるだろう。
不器用だけれど真っ直ぐで思いやりがある勘一がいるから、みんな安心して自由に出来るのかもしれない。
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久しぶりに読んだシリーズの7作目。
相変わらずのベタな人情物語と言えなくもないけれど、読みながら涙を流した。
今回の目玉は貫一の亡くなった妹さんが残した葉山の別荘に関する、貫一曰く「三方1両損」的な処理。
みんなが幸せになる。
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堀田家は、下町で古書店「東亰バンドワゴン」を営む四世代の大家族。一家の大黒柱である勘一は、齢八十を超えてもなお元気に店を切り盛りしている。なにやら、そんな勘一をお目当てに通ってくる女性客がいるようで…?さらには、蔵から貴重な古本が盗み出されて一家は大混乱!次々に事件が舞い込む堀田家を、“母の愛”が優しく包んで、家族の絆をますます強くする。
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2017/11/12
読んでる間の幸福感。
今回はお家の間取りが書いてあってよりイメージが具体的になりました。
私も東京バンドワゴンで古本買ってカフェでお茶しながらのんびり読みたい。
私は物語が好きで本は読めたらいいグループに入るのでこんな立派な古本屋のいいお客ではないけど。
子供たちの成長が嬉しい反面寂しかったり、みんな元気だけどお年寄りのみなさんや猫たちが心配だったり、まるで現実のご近所さんのよう。
せめて本の中だけはこの幸福がずっと続いて欲しい。
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小路幸也さん、東京バンドワゴンシリーズ第7弾「レディマドンナ」読了。あぁ、なんて優しく温かい物語なんだろう。久しぶりに読んでも、朝の賑やかな食事や子供たちの成長、大家族が織りなすドラマに胸がほっこり温かくなる。今回は表題にあるように「女性」のアレコレが描かれています。個人的にグッときたのは、我南人の音楽仲間中川さんの話「鳶がくるりと鷹産んだ」です。こういう流れには特に弱いです。その他の話もどれも良いです。まだまだシリーズは続くので、堀田家のその後を楽しみに読みたいと思います♪
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大好きなシリーズの第7作。
【冬:雪やこんこ あなたに会えた】
何作か前の番外編…「マイ・ブルー・ヘブン」も大好きだったけれど、このシリーズ、ああいう番外編がまだまだいくつも作れそうだなぁと感じた。
三石さんのエピソード、なんかイイね。自分もちょっくら思い出したなぁ。。。
中3の夏、片想いの女子の席は、真ん中の列の一番前、左側。自分はその真後ろで…授業中に振り向いて僕のノートにイタズラ書ききしてきたそのノート、家で何度も眺めたっけ。あぁ、今では遠きアオハルなひとコマ(苦笑)。
【春:鳶がくるりと鷹産んだ】
朝の電車で泣いた(苦笑)。
親目線で読んでしまったのが間違いだったか。
亜美さん、カッケー。
ナリちゃんの嘘に付き合う面々の温かい心。
たまらないね。やっぱり大好きだゎ、このシリーズ。
(四半世紀以上前の)我が実家でも・・・
6つ違いの妹の、
前年嫁いだ叔母さんの、
そして里から持参した我が母の…
3組の雛人形が全て並べられた日を思い出した。
(その年だけだったけれど)
【夏:思い出は風に吹かれて】
この話での名場面は間違いなく、青が池沢百合枝に語りかける場面だろうと思われる。
自分が母と呼べるのは堀田秋美ただ一人だ、だけど娘にはあなたをおばあちゃんと呼ばせたい…と言う場面。
ネットによればシリーズのファンサイト(Twitterだけど)で"神シーン"に挙げている人も多数いたし。
だけど自分のお気に入りはちょびっと違ったかな。
様子のおかしい勘一を心配して散歩に連れ出したかずみちゃんとの会話場面。
縁を切った父親の蔵書を取り戻してサチの墓前に備えてやりたい・・・亡き妻を想う勘一の愛情にグッと来た。
(これまた今シリーズで一番好きな)「マイ・ブルー・ヘブン」を読んでいたからこそ2倍、涙腺を抉られた。
【秋:レディ・マドンナ】
表題作。2日で読み終えた今回の一冊。2日続けて出勤途中に涙を流してしまった。光平の想いにジンときて、勘一の大岡裁きにとどめを刺された(苦笑)。
文句なしに
★5つ、10ポイント。
2020.01.10.新。
※池沢百合枝のモデル(?)は、いわずもがなの吉永小百合さんなのだろうとは、1作目から感じていたところなのだけど・・・
池沢百合枝(をモデルにしたであろうキャラ)には実は隠し子が居て…という設定のフィクションに出会ったのは、実はこのシリーズで3作品目。
1つ目は、タイトルもストーリーも忘れてしまったとあるVシネマだったか?
2つ目は、これまた大好きな、赤石路代の漫画「P.A.」
そして
3つ目が本シリーズ、東京バンドワゴン
こんなに何度もネタにされるだなんて…本物の吉永小百合さんにもそういう(隠し子うんぬん)噂が立ったことがあるのかしら?と思ってしまった(笑)。
※東京バンドワゴンの連ドラ版、観てみたくてしょうがなくなっている。(キャストは「すずみ」以外は納得がいかないのだけど…特に「真奈美」さん)
DVDを借りよう���レンタル店をいくつか回るも、いずれも置かれていなかった。人気出なかったのかしら????
だとしても?
wikiった限りでは、連ドラで消費された原作は初期の3冊らしいし……原作ネタも溜まった今こそ、キャストも原作消費率も変えてリメイク版を作ってくれないかしら……TBSあたりで…とか想う、今日この頃。
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きゅーちゃんからもらった最後の本!!!
これ、読み終わってたのかなー?多分読み終わってるとは思うけど?新刊で買ってたはずだし!
今回も面白かったよー!!!!きゅーちゃん!笑笑
まだまだ続編が出てそうな感じ。秋美さんが亡くなった理由も知りたいところだしなぁ。ガナトと池沢さんの出会いも知りたいよなぁ。笑笑
まだまだ気になる堀田家の謎!!!!
これからも読み続けようと思います!!!!!
きゅーちゃん一押しだった本。生きてるうちに話したかったなぁ。感想とか、今後の展開とか。
堀田サチのようにその辺にいられても困るけど、本の感想言い合いたかったなぁとつくづく思う私でした。
きゅーちゃん、やっと読み終わったょ。
えみちゃん、本当遅い、もう新しいの出てるからね!!!
ま、でもえみちゃんには貸さないけど。
↑言ってきそうなきゅーちゃんの言葉。
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本シリーズは、いつ読んでも心が温まる。本編も、ちょっとしたミステリーを織り込みつつ新しい物語を紡いでいる。堀田家の子供たちも成長していくのが、我が事のように嬉しい。冬編では、勘一の父のしられざる一面も明らかになる。秋編では、勘一の亡くなった妹淑子さんの残したものが生きてくる。シリーズを一気読みしてしまうのがもったいなくて、少しづつ読み進めている。
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東京バンドワゴンシリーズの7作目だそうで 登場人物の多さには今回も少し手こずったけど 巻頭の人物相関図と家屋の部屋割りなど何度も見直しながら すいすい読めました ニンマリしたり、涙したり 今回も堀田家は大賑わい 途中、花陽の発言とか祐円さんの発言とかで 「これはもしや、マードック藍子夫妻、青みすず夫妻に 同時に男児誕生か!?」 と深読みしましたが、まだでしたw 次作ですかね!ww
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たつやさんとくるみさんの結婚話とても好き。
すずみちゃんのお友達の話も好き。
けんとくん、大きくなったなあ。
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そうそう、亜美さんもむちゃくちゃ男前なんだった。亜美さんのドラムさばきカッコ良さそう。脳内イメージがシシド・カフカにアップデートされた。勘一に我南人、そして父親の紺はもちろん他の家族からの教えを胸に逞しく成長している研人の今後が楽しみで仕方ない。すずみさんの江戸っ子らしい気っ風の良さも到底真似できない。この人情が魅力だなぁ、としみじみ感じる。
そしてこの巻の見所といえば堀田家見取り図。藤島ハウスの間取りは意外だった。藍子とマードックが住むこと前提というか1世帯で2部屋使う仕様になっていて、藤島さんの愛が窺える。
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【東京バンドワゴン】シリーズ7作目。前作の時も書きましたが兎に角惹き込まれます。読み始めたら先が気になって読まずにはいられません。今回も春夏秋冬の4部構成で色々な事件や物事が起こり、また新たな物語が紡がれていく。早く続きを読みたい。下町人情ドタバタ喜劇とでも言いましょうか。オススメです。