紙の本
押しつけの正義は醜い…
2016/05/13 10:01
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投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
押しつけの正義は醜いが、大衆としての自分自身がそれを見分ける力があるのか?日常ですら果たして公正な目で人を判断することができるのか、普段の自分に問いかけて生きております。ジンは果たして生きる目的を取り戻すことが、また理解者を得てその気持ちに答えることができるのでしょうか?
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19巻、読みました。
まさか、花子が・・・・・・・。Σ(゚Д゚;エーッ!
衝撃的な事実であった。
そして、コウガ。
まさか、あんな風になっちゃうとはね。
確かに、彼が行っていることは正義だろう。
しかしそれは、あまりにも純粋すぎるために、少しの濁りも許さないモノだった。
あまりにも澄んだ水には、魚すら住めなくなるというのにね・・・・。
一方のジン。
結局、花子を自らの手で葬らなければならなくなる・・・・・この行いこそ、真のヒーローなんだよな。
ダークヒーローだけどさ。
システムのせいで、微々たる悪も許せなくなっているコウガ=アルファス。そして、エボルを狩り続けねばならない運命により、愛する者を手に掛け、絶望したジン=ZETMAN。
このままジンは、コウガに討たれるのか?!
・・・・・・・いや、まだまだ終わらんのでしょう。
さて、どうなる??
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それぞれの種族に国に家族に個人に都合の悪いものが『悪』だとすれば、『正義』は無数に存在する。
自分の『正義』を貫き通そうとすれば、それはただの狂気でしかない。
『正義』を心酔し、歓喜に浸る高雅。
哀れですね。
自分の罪に気付いた時、それを直視できるのか? 目をそらして、なおさら正義執行に勤しむのかもしれません。
花子の悲劇はかなり前から予想してましたが、まさか巨大怪獣になって街を破壊するとは…。
作画が大変ですね。
年1冊も納得です。