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今度は陰間ときましたよ。
『姫は、三十一』のトリオといい、
今も昔もおかまさんていうのはいいキャラなんですかねぇ。
『くじら』こと伊予次も
体格とか坂巻じゃなくて栗田が好みなところとか
いろいろといいキャラだったな。
まさかあんな消され方をするとは…残念だ。
というか
児島隼人と若松頼母の関係もなんだかBLチック(爆)。
甘味屋で児島と若松の様子をあっけらかんと語る娘たちも
今どきの腐女子な感じで微笑ましい(?)。
結末が先代の怨念とその仇討ちだったりするのが薄ら寒かった。
今で言うとあれですか? 官僚の腐敗ってヤツ???
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【金魚釣りとは何なのか? 殺人事件シリーズ第15弾!】「金魚釣りに引っかかっちまったよ」。謎の言葉を残して旗本の倅が死んだ--男娼の集まる湯島で繰り広げられる奇想天外なミステリ!
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旗本の倅が殺された事件を中心とした5作の連作集である。〈くじら〉のイメージとして、マツコ・デラックスが浮かぶのは私だけではないだろう。
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<耳袋秘帖>シリーズ第15弾。
「金魚釣りに引っかかっちまった」そう謎の言葉を残して、旗本の倅が死んだ。
<くじら>の異名を持つ巨漢のおかまを巻き込み、難事件に挑む。
久しぶりに時代小説を読んだわ。
風野さんは大好きな作家の1人。この人は本当に面白い。
トンチのような謎掛けが、他にはない味わい・醍醐味。
特にこの耳袋シリーズは、もう一つの方も含め大好き。
どちらもお供の二人のコンビが良い。
今回も外せず面白かったけど、くじらが死んでしまったのは、もう読みながら「やめてヤメテやめてー」と小さく叫んでしまった。
なんだかデラックスなあの人を思い出すのはわたしだけじゃないだろう。
頭のなかではくじらはデラックス・くじらだった。
風野さんは、面白いキャラを出しても躊躇なく消したりするよなぁ(笑)
わたしだったら、もったいなくて消せないわ。
☆4つ。
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時代物は好きですが、作者が岡本さとる、藤井邦夫、千野隆司、早見俊、鳥羽亮・・・諸氏と限られてるので、その枠を広げるため(新刊が待ちきれないw)風野真知雄氏の「耳袋秘帖 湯島金魚殺人事件」(2013.6)を読みました。17、18、19日と3日読んでて80頁(全271頁)、いつもの作者だと一息なんですが~~~(ーー;)
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昌平坂学問所近くの湯島は江戸の頃から蔭間が住んでいたらしい。学問所近くということで、蔭間の排斥を唱える幕閣も。その矢先、根岸の元同僚の末っ子が行方不明で遺体で発見された。どうも怪しい遊びに関わっていたらしい。
当時の金魚や鯉などの投資などの事情もわかるり、若者の気風や時代の風紀も計り知れる物語。
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耳袋秘帖殺人事件シリーズ第15弾。
湯島で旗本の若い倅が死んだ。
湯島の風紀を正そうとする動きに紛れて人気の陰間が殺される。
根岸の後見人にあたる松平定信が詐欺にあったり根岸の窮地を救ったりといい味を出していた。