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すっかり直木賞作家として、売れっ子になった池井戸作品。
江戸川乱歩賞受賞作は、それほど印象に残っていなかったけど、着実に実力つけてきたのですね。。。
本作品も、文庫本で650Pageと大作ながら、一挙に読めてしまいました。
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ゼネコンの談合のお話、ページ数も厚く読み応えアリ。
一つの談合についてそれぞれの視点から書かれているので、わかり易くて面白い。
どの程度の内容がリアルなのか気になる・・・
建設業界の抱える問題もわかり、読みごたえもある一冊。
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中堅ゼネコンを舞台に談合の実態を描いた池井戸氏の作品。
入社4年目の主人公が配属されたのは、談合課と揶揄される業務課であり、そこで、談合に巻き込まれることになる。
談合を取り仕切っているフィクサーとの絡み、談合の裏側、そして平太の恋愛模様などが同時進行で起こり、一気に読ませてくれる。
ただ、最近読んだ同じ著者の作品(下町ロケット、空飛ぶタイヤ)と比べるとやや躍動感に欠けるという感じであった。
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またまた池井戸さんの小説。
単行本が出たときから、
読みたくて読みたくて仕方なかった本です。
ゼネコンの「談合」をテーマにした小説で、
熱血漢のある新米社員が現場から業務課に異動になり、
談合に関わってくストーリー。
談合とは何か?や談合は何故なくならないのか?が
素人にも分かるように書かれています。
この本を読んで、結局は産業構造自体を変えないと、
談合はなくならないのかなと感じました。
建設業界は談合というわかりやすいフレーズがありますが、
もしかすると、ある程度停滞した業界なら、
どこにでも見て取れる現象なのかもしれません。
自分の会社や業界を振り返る良い機会になりました。
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NHKでやってたドラマが面白かったので、原作も気になってました。
文庫本になったので、さっそく購入。一気読みでした。
ドラマとは大分違いますね。
人物描写も違ってましたが、原作もとても面白かったです。
原作はミステリー仕立てが目立ってましたが、ドラマを先に観ていた為、おどろきが薄れてしまったのが残念。
原作を読んでから、ドラマを見る方が楽しめる気がしました。
原作あってのドラマというで、原作おすすめです。
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面白い!
この作者の描くストーリーは
テンポがいい
登場人物が痛快
そして
社会悪とはどんなものか
じっくりと
考えさせられた
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ゼネコンの談合をテーマにした長編。率直にめちゃ面白かった!池井戸潤小説は銀行テーマが多いが、企業主体で担当者の葛藤やキリキリしたやりとりが描かれており、文庫本にしては分厚いが一気に読んでしまった。
仕事がら入札を経験することが、多いたみ業界違えど、入札に臨むギリギリ感もかなり共感でした。オススメです!
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一気に読み終わった。地下鉄工事受注を題材にした談合の話。富島平太が業務課に配置転換された理由は?清濁合わせ飲む部署で、受注のための人間模様が展開される。談合を無くすための談合(司法取引)は正義なのか?
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下町ロケットで直木賞を受賞した池井戸さんの作品
ゼネコンの若手社員が、公共工事に関する談合に巻き込まれる話。
読む前は、固いテーマで600ページオーバーは耐えられるかな?と心配したけど、読み始めたら止まらなくなって、一気に読んでしまった。
ストーリー性重視で、専門的なところはかなりデフォルメしているようだけど、面白かった!
池井戸作品を読むのは、花のバブル組シリーズ以来三冊めだけど、全部面白かったなあ。
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中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く―技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ。
開口一番、面白い!!(^^)
談合についてニュースで知るほどの知識しかないものにとってはなかなかそこに渦巻く思惑を考えさせられて面白かったのです。これが業界の方が読むとまた違った印象なのかもしれないなあ。
書きたいことがいっぱいあってうまく書けないほど面白く、最後の入札シーンまで一気読みです。650ページの本をその長さを感じさせない作品でした。息詰まるような展開は、私の思った通りの結末だったけど、それがいい(笑)。その爽快感がこの作者のいいところなんだ。でも、談合の行方も恋の行方も結論があるわけではない。そんな余韻がまたいい感じです。
談合の天皇と呼ばれる人物が政治家から談合の調整を頼まれるシーンで、その人物は「確かに伝統と言うものはいいものです。しかし、いま利休が生きていたら、この世の中に受け入れられるように、もっと茶の湯を変えていこうとしたでしょう。伝統を大切にするということと、伝統に縛られるのはまた別の問題です。過去に拘って変化を拒絶していては旧弊ばかりが目につくようになる。それでは時代に取り残されてしまう。」と言っていた。
しかし、言うは易く行うは難しか?それとも時代に取り残されることを予感したものか。どうあればよかったのか、、、結局、若い力(感性)が重要だな。
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建築業界における談合に葛藤する社員の話。
公共事業は大きなお金が動く分,利権が絡んで談合なんていうしきたりができてしまったんだろう。
談合って,だいぶ無くなってるんだと思うんだけど,まだ続いているところもあるんだろうな。
談合で助けあっていてもこの業界はよくならないだろうし,正々堂々勝負する世界であって欲しい。
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吉川英治文学新人賞受賞作。ゼネコンを舞台にした談合の物語。「下町ロケット」につづく池井戸作品だったが、うちの業界にも通じる問題を、銀行やコンサルなどの様々な視点から問題提起してくれる。それをエンターテイメントに落とし込んでいる技量は流石。
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ゼネコンの談合が主テーマ、期待通りの面白さだ、かなりの長編だが読み終わるのが惜しい思いだった。
作品的価値は当然高いのだろうが、何より談合の内幕が興味津々、とても面白かった。最後は清々しく終わってドロドロした談合を忘れさせる。この人の作品をまた読んでみたくなる。
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公共事業の談合がなぜ存在するのか、談合とはどのように行われるのかをわかりやすく読める小説。魅力ある登場人物がたくさん出てきて飽きずに読める。
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主人公は中堅ゼネコンの社員。本書のテーマの一つは談合なのだろうが、通常これに加担する側の人間を主人公にしていることで、話に奥行きが出ている気がする。
入札が行われる場面など、ゼネコンで仕事をしていない自分には知ることのできない世界を垣間見ることができて面白い。
恋愛の要素などもうまく交え、物語としても楽しい。