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作者は医師であり、産業現場において医師との連携は必ずしもスムーズでないという話はよく聞きますが、この作者の方の理念とスタンスはとても信頼できると思いました。
また、診断基準・区別が難しい他の病気(人格障害等含む)との比較・認知療法と投薬の併用など、産業カウンセラーがぜひ押さえておきたい知識がわかりやすく書かれています。
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「うつ」とは何か、ひととおりキチンと知ることができた。
全く、学術偏重な文章ではなく、さらっと読める。
いくつか書かれているケーススタディでは
袋小路に陥ったうつ患者の概況もあり、
「うつ」の苦しみが充分想起出来、その点で読んでいてなんだか涙が出そうになった。
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うつを知りたい方にはとってもいい本。
内容がわかりやすい。
うつの本はたくさん出ているが、
あまり信用できないという方はこちらの本へ。
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115ページ。
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私が考えている「休むこと」というのは、「無理をしない」「焦らない」ことであって、適度な外出と運動は、「休むこと」と同じなのです。つまり、ただ寝ていれば良いということではないのです。
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うつ病治療の2本柱は投薬と休養というが、休養とは上記のようなものとのこと。自宅療養の診断書をもらったといっても、寝ていなければならない、ということはなく、ストレスを避けつつ適度に活動することが「休養」になるという。
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誰を対象読者にしているのかわからない。
患者さん向けであり、患者さんの家族向けであり、精神科医向けでもある。
多分著者の方ご自身の備忘録として書かれたのであろう。
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[ 内容 ]
その身体の不調、自律神経失調症ではなく、実は「うつ」かもしれない。
臨床の名医が、患者さんに寄り添って「うつ」の対処法を解説。
[ 目次 ]
第1章 「うつ」とはなにか
第2章 長期化する「うつ」
第3章 「うつ」と区別が難しい病気を知る
第4章 「うつ」の治療
第5章 「うつ」による自殺
第6章 なぜ自殺を選択するのか
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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「うつ」に対する理解を深めてほしい。「うつ」の人にもそうでない人にも読んでほしい一冊です。せめて、1・2章だけでも。