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週休2日制で土日休みの殺し屋って設定に惹かれて購入。後半になるにつれて時間軸が理解できなくてちょっと混乱したけど、理解出来たらなるほどなぁって納得。
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うん…ひどいね!!(注:褒め言葉です!!)なんとまぁ、酷すぎるほどに人として問題がある人ばっかり出てくるね。マジで救いようがないよ。
でも、不思議と爽やかなんだなぁ。なんだろう、この読後感。これだけ、しっかりとある種の復讐劇を描いてて、爽やかって異常だよ?やっぱ作者さんはすごい人だな。
殺し屋黒崎が、結局のところ誰のために殺し屋をしてるのか、なんのために、誰を追いかけていたのか、分かった時は、唖然としたよ。ええ、その子のためなの?そっちなの!?って突っ込んじゃうよ。
あ、でも、一つだけ。小さな彼女が猫であることは、結構すぐに分かりました。それから、この話が全て同時に進んでいる訳ではないことも。時間軸は随分ずれ込んでいます。でも、このプロットはなかなか作れませんよ。読後感といい、作り込み方といい、佳作です。オススメです。
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後書きにも著者が「伊坂幸太郎の影響を受けている」と書いてあったが、実際にその通りだった。ただ、実際の彼のものよりストーリーがごちゃごちゃしていて、読了後もすっきり感がない。ネタばらしが全てされても、いまいち全てが繋がる快感がない。人間関係がどうなっているのかよく分からなくて紙にメモしてしまったほど。また、レーベルがアスキーメディアワークス文庫なのもあるが、ラノベ的な、ある意味しつこい表現も散見された。しかし、ストーリーの発想自体は悪く無いと思う。後書きの中で「アヒルとカモのコインロッカー」をおすすめにあげているとおり、それに似通っているところもある。今後、文章が洗練されていけば、楽しみな作家だ。
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目当ての本を見つけ、周囲を見回していたところこの本を見つけた。全く買う予定は無かったのだが、表紙のキアヌリーブスを彷彿とさせる登場人物の一人の殺し屋に妙に惹かれた。
グランドホテル方式で展開されるストーリーに、後半が少し読みにくい感じがしたのと、スピード感がない。話は面白かったがキャラクターに魅力を感じられなかったのが少し残念。
そして結婚詐欺師は怖い。
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なるほど、伊坂幸太郎氏の影響を受けたとあとがきで書いているとおり、法の外側にいる人にも市井の人々と同じように職業があり日常があるというポイントはいかにも伊坂氏っぽいです。
最初の方から読んでいて感じる違和感が布石なんだろうけど、もう少し上手く隠さなければ意図が透けて見えてしまう。
多少物足りない気がするけど、リーダビリティに富んでいるのでこの先に期待できるかも。
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読みごたえ、あり。
伏線とか叙述トリックとか
好きだなーと思ったら
あとがき読んで、なるほど、
この作家さんのリスペクトか。
好きなわけだわ、と納得。
読みづらさを感じる人もいると思う。
二度読みしたくなるタイプの話の作りです。
他にも作品でてるかしら?
また読みたい作家さんです(*´∀`)
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初見の作家さん。
何かで紹介されていて読んでみた。
伊坂幸太郎さんの様な作品。
著者も影響を受けたとあとがきで書いているほど、伊坂さんっぽい繋がりのある作品。
詳しく書くと面白さが半減してしまうので書かないけれど、なかなか面白い作品だった。
あとがきに、一足先に私の前を行く弟。と書かれているけれど、弟さんも作家なのかな?
調べて見たけど、分からない。
これ以降、あんまり作品刊行されてないみたいだし。