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日経新聞のビジネス書ランキングで2位
これからの企業に求められるIT活用の方法について、野村総合研究所の研究理事が解説する。
約600社へのアンケート調査や、有名企業の事例から戦略のあり方を分析。
事業の変革に向けたIT活用の方針としてIT戦略を策定すべきと指摘するる。
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★事業戦略と変革とIT活用の関係の調査データや、ライフサイクルごとに選んだ企業の同一の切り口による事例分析が載っている。
当然ながらあなたの会社のIT戦略はこうすべきという答えは載っていない。しかし自分で考える際の参考になるだろう。
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ITを活用した事業変革により事業戦略を実現するIT戦略の実践書との事。
IT戦略の基礎理論からフレームワークを立ち上げ
それを元に
しまむら、ウォルマート、東京海上日動、ウェルズファーゴ、コマツ、パナソニック
Amazon, cisco, IBM, apple
のIT戦略事例を紹介している。
筆者のIT戦略のフレームワークについて
アンケート調査により、その正しさを証明しているが、その部分がつまらない内容であるとともに
何がいいたいのか微妙に分かりづらい面もある。
また、論理が若干飛躍いている部分も大いにある。
経営戦略、IT戦略の一般的な理論
+ IT先進企業の事例を読めるという点ではおもしろい。
企業のライフサイクルは
「起業」、「成長」、「成熟」、「統合」、「分化」、「模索」に分けられる。
各ライフサイクルごとのIT戦略の事例を紹介している。
各事例は、以下のフレームワークでどのような戦略かを紹介している。
フレームワークによる分析に主軸がおかれるが、
分析することに何を言いたいのかいまいち不透明である。
分析して、似たような企業の事例を真似しよう。その後は、より高度な事例を真似しようという
趣旨らしいが、それにどこまで意味があるのかは不明。
解決より、分析に主軸がおかれている印象がある。
1.4つの軸で事業戦略を見直す
①Customer 市場と顧客
②Competitor 業界と競合
③Company 自社の強み
2.変革の実行内容の9象限
①製品・サービスの変革
②業務プロセスの変革
③ビジネスプロセスの変革
×
a.改善
b.再設計
c.創造
3.変革をマネジメントする。
①価値ガバナンス
②変革のケイパビリティ
③変革のメカニズム
④変革のリソース調達
4.変革のためのIT活用
①製品・サービスの変革への活用
②業務プロセスの変革への活用
③ビジネスプロセスの変革への活用
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前半はマーケティングの概論、後半は事例分析と、あなたはどうする?という内容。
前半はマーケティングの入り口として使えるかも。VRIO、SWOT、3Cなどの簡単な説明と関係が記載されている。
後半はストーリーとしての競争戦略」の超簡易版。
統計は、エラーがないのが気になった。
自分たち(読者)がどこに位置して今後どうしたいか、戦略をどうするか、は自分たちで考えろ、というのは当然。
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「経営戦略とITとの整合性の中身をズバリと表現したIT戦略論に出会ったことがなかった。そこで・・ビジネススクールに入学し,・・・先行研究から学び直すことにした。」とあるのだが,出会ったことがないのはこの人だけでは?
前半部分は学生のレポートとしか思えない浅い記述が連続する。後半も変な用語や論理的に導出できない結論が頻出。こんな人がコンサルやっていたのか?
自画自賛も甚だしく,これを教科書として使えだの,みんなで読んで議論しろだの,図々しいにもほどがある。
日経新聞の2013/12/22付のビジネス書ランキングでは2位だったらしいのだが,こんな本が売れるようでは日本のビジネス界はオシマイかもしれない。