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名前は聞いた事があったけど、こんなに波瀾万丈な生き方をした人だったとは。
天才と狂人の境界線を彷徨い続けたかのようなエピソードの数々。
本当に「紙一重」なのかも知れない。
ボリュームある本だけど、不思議と読めた。
時間はかかったけど。
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意外に面白かったわ。
チェスはそんなに詳しくないけど、全くチェスが判らなくても読めるのではないか。
内容に起伏はない。淡々とした文章が続いて行くが、天才の狂気と、翻弄される周囲の動きだけで読ませる。
天才とは、天才故に天才で、それのみに価値がある。
こんな人が、日本で逮捕されて、しかも牛久に収監されてたなんてのも驚いた。
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グランドマスタードロー という言葉を知った。
オリンピックのやる気ない試合した、あれみたいなの。
GFK空港が、昔、アイドルなんとか空港って名前だったとか。
読み終わって忘れるところが自分で悲しいが。
と、関係ないことが感想に。。。^^;
すごく濃く生きた人なのかな、という印象。
Bobby Fisher's Remarkable rise and fall
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どうしてこんなにゆがんじゃうんだろね。チェスの才能を知らなければならない超変人じゃん。ジョブスも大変人だったど。羽生さんの解説末尾の「適当に妥協しないのところがフィッシャーたるゆえん」なのでしょうか。
ところで、どうして本のタイトル、END GAMEが、完全なるチェス、になるのかな。
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生誕から亡くなるまでが書かれた伝記である。チェスの世界チャンピオンになるまでは、楽しく読めたが、その後は、つまらなかった。
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いつも小説中心で読んでいるので。
フィクション系読むと急に読むスピード落ちる。。。。
ボビーフィッシャー。
言わずと知れた、チェスの天才。
ってことしか知識がなかったものの。
彼がチェスを初めてからチャンピオンになり、そして指名手配される立場になり、アイスランドに亡命するまでを読んで。
ちょっとびっくりした。
アンチユダヤで。
アンチアメリカで。
はっきりいって、変人。
チェスがなければ、どうなっていたか、の彼の人生。
それでも、チェスへの熱意はものすごい。
29
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何かあらすじを読んで読みたくなったが、ちょっと想像していた話の展開と違った。チェスをまったくやらないので、天才なのは間違いないのだろうが、単なる狂人にしか見えない。ただ、天才を作る10万時間ルールや10年ルールで必ずといっていいほどボビー・フィッシャーが取り上げられた理由はよくわかった。
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ややフィッシャーよりの立場から書かれている印象を受けるが、著者が丁寧に調査して書いたわかるフィッシャーの伝記。良書。
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翻訳がいいのだろう一気に読ませる。展開も、小気味良い。フィッシャーは、チェス以外をやっても天才ぶりを発揮出来たと思う。
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チェスの世界では天才と称されたボビー・フィッシャーの生涯を纏められた本。その生き方はなんとも不器用な人だったようだが、、、読んでみると色々と感慨深いものがある。
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【天才はその才ゆえに輝きそして壊れる】冷戦下、ソ連世界チャンピオンを破り注目を浴びたアメリカの神童は、突然消息を絶つ。日本にも潜伏したチェスプレイヤー悲劇の軌跡。
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統合失調症じゃないとしても、精神疾患ありますよね?
火中の栗と分かってて拾う男気あふれるアイスランドと、対照的な日本の対応。これに声を上げた羽生善治が、あとがきでそれにさっぱり触れていないのも、スマートでかっこいい。
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早熟の天才だが、人生はまったく幸せとは言えなかった。反ユダヤ的な宗教観をもち、さらにはアメリカやソ連に狙われているという妄想も持ってしまった。お金にも執着し、そのことでいろいろと損をしている。結局世界チャンピォンになった29歳までが絶頂で、そこからはチェスのキャリアもあまりつめなかったように思える。ただ、チェスでの圧倒的な才能、自分が最強という自信や、チェスに関する姿勢、異常なまでの勉強量、そういったもの魅了される。それ以外は全くかわいそうな人としか言いようがない。彼の忌み嫌うゲーリーカスパロフは人生もそつなくこなし、チェスでも彼より多くの業績を積むことができたと思う。
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伝説的なチェスの天才、ボビーフィッシャーの生涯。グランドマスターになったりロシアのマスターたちとの戦いのあたりまでは、才能ある主人公の痛快な活躍劇として楽しめる。基礎の基も知らないのに、フィッシャーのような全能感を感じておもむろにpcでチェスゲームを立ち上げてみたりさえする。
そこからの転落人生は、それまでヒーローだった彼を応援しながら読んでいた人にとってはページをめくるのも億劫なくらいに、彼が世間から疎まれていく様が描かれ続ける。再上昇はほぼないと言ってもいい。そしてそのままのたれ死ぬのである。人の不幸が好きなある種の人たちにとっては前半のそれよりも遥かに読み応えがあるに違いない。
一粒で二度楽しめる、そんな感じ。
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なんか悲しくなった。
後半は読むのが苦しかった。
天才なる人は何かと凡人とは大きく違う部分があると思う。回りと違うことを気にしないというか、感じないというか、自分にとっての正義(であり一般の正義でなかったとしても)を貫く。
非常に回りの人、支えてくれる人に足して酷い発言を繰り返す人なんだけど、その才能からか、そうでない(怒ってない、癇癪をおこしていない)時のチャーミングな一面からなのか、周囲のサポートが絶えないのが不思議。天才がひきつける魅力なのだろうか。
自分は平凡でフィッシャーよりは誠実な対応をしていると思いますが、それでも、こんなにサポートしてくれる人はいないです。寂しいですが。
世界チャンプになるまでのスリリングな緊張感はグッドでした。
世の中にはすごい人がいっぱいいます。