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3巻目。だんだん飽きてくるけれど、とりあえず最後どうなるか気になるという一心で読み終えた。が、特になんとも思わなかった・・・。途中から冗長な感じだけれども最後まで読み切ったのでたぶんそこそこ面白いんだとは思う。
2009/11/17
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◆あらすじ◆
親の反対を押し切って高校を中退したえりは、東京で一人暮らしを始める。
ノリコもユキも上京するが、「ヴィジュアル系バンドが好き」なだけの少女たちに東京はあまりにも厳しい。
そんなとき、彼女たちの心を揺さぶる衝撃の出来事が・・・・・・。
少女たちの成長を描いた「ガールズ・ノヴェル」、渾身の大作、遂に完結!
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波乱万丈で偏執的な青春劇、
女の子同志の噂話を聞くみたいな毒っぽい楽しさ。
でも、300P代の文庫三冊かけてこの落とし方?
少女たちの成長の無さ、
かといって墜ちきるには墜ちきる思い切りもなった結末、
どっちつかずな気がする。
後半の似たような失敗の繰り返しが続く鬱展開に、
1巻目の様な青い勢いも中盤ブレてしまったし…。
読後に少し空虚感ともったいなさが残る。
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バンギャじゃないけど、
ライブが好きで音楽にたすけられたことがあるひとには充分に身にしみた。
あと、よく知らない東京を愛してやまないわたしにも。
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途中、何度か脱落しかけたけど、最後まで読むことができました。
バンギャルの3人の女の子の日常を描いた話。
なんだけど、なんかそういうものではなかった。
自分の将来に不安とか、行き場のない思いとかそういうのを抱いた女の子たちがいろんなものに流され、振り回され、そうあることを選択して生きる話。
まあ3冊目なので。
割と事態はギリギリのところまで来ていて、親をだまして東京まで出てきた3人は、薬は出てくるし、風俗に勤め始めるし、学校通ってないのバレちゃうし……っていう割とギリギリの状況に。
ちょっとさすがに薬が出てきたときは天を仰ぎましたが、結局最後まで3人が生きててくれてよかった。
少し年を取ってしまっていろんなことを考えるようになってしまったので。
「最後は生きていればいい」
って感想になってしまうんですよね。
世界は望まなくても望んでも、少しずつ変わっていく。
永遠じゃないんだってことだけは、これから何かに夢中になろうとしている若者に伝えたいかなあ……
後、こういう本は若い時に読んで、絶望に一回立っておくことをオススメするよ。
本には読んでおく時期ってものがあるんだよ。